ふゆのひなこのブログ

ふゆのひなこのブログ

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

ふゆのひなこ

ふゆのひなこ

カレンダー

お気に入りブログ

まだ登録されていません

コメント新着

コメントに書き込みはありません。

フリーページ

2023年11月05日
XML
おはようございます、ひなこです。


高2の時に習った倫理社会、略して倫社。
頭の禿げた教頭先生に習いました。

この先生、とても面白いユニークな方で、男子に、「髪の毛がある今のうちに色んな髪型にしといた方がいい。染めたかったら染めなさい。私のようになったら出来ませんからね。私も1回でいいからパーマとやらをかけておくんだった」と忠告するような人でした。

授業も大変面白かったので、寝ないでちゃんと授業を受けて、大学入試も倫理社会を選択した程でした。
(選択科目に入っていない学校も結構ありましたが、私の希望校と滑り止め校にはありました)

ある時の授業で、「イスラエルとユダヤとヘブライの違いは?」と聞かれました。
その時、私の頭に浮かんだ答えは、「イスラエル人はどこか中東の方のイスラエルという国に住んでいる人でー、ユダヤ人はホロコーストの可哀想な目に遇った人達でー(アンネの日記みたいな)、ヘブライ人は聖書に出てくる(教会で英会話を習っていたので英語の聖書を読まされていた)昔の人で絶滅して今はいない?」なんてとんでもないものでした。

しかし、先生は、「皆同じ。イスラエルにはユダヤ人が住んでいて、ヘブライ語を話している」と言うじゃないですか。

続けて先生は言いました。
「君たち、欧米人は皆キリスト教徒だと思ってるでしょ。でもユダヤ教の人もいるからね。覚えておきなさい。私もこの前、アメリカ人の女性に、「イエス•キリスト様もこう言われています」と聖書の言葉を引用したら、恐い顔で、「私はユダヤ教徒です」と言われてしまってねぇ」と。

多分、教頭先生はキリスト教徒で、英語も話せて、外国人と交流もある生活をなされていたのでしょうが、田舎の高校生だった私は、「へぇー!」とたまげました。

オーストラリアに初めて行った21才の時、朝バスターミナルに、頭に丸い何かを乗せた男の子達が沢山いたので、10代の男の子の流行りのファッション?くらいにしか思っていなかったのですが、「ひなこ、あれはユダヤ人の男の子達が私立のユダヤ人の学校に行くところでしょ」とオーストラリア人に言われて、なんと流行じゃなかったのか!と驚いた私ですから、まぁ、高校時代から何も変わっちゃいなかったんですけども!

今振り替えると、あの先生みたいな人がもっといたら、学校の授業も楽しかっただろうなーと思います。

先生、もう亡くなってるでしょうが、「ゾフィーの世界」きっと、お好きだっただろうなぁー、なんて思います。

教頭先生、楽しい授業をありがとうございました!
広い世界があることを、最初に示唆して下さったのが、先生でした!

ご機嫌よう!





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2023年11月05日 07時00分24秒
[飛んでイスタンブール(村の暮らしはクール)] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: