「007 スペクター」21世紀のボンドにスペクター
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白鵬翔 06年NEWS29
サンスポ 9月 7日目
<抜粋>
土俵外に白鵬が走り出た。鋭さのない立ち合いでまわしを取れず、琴光喜の左上手出し投げにあっさり後ろを向いた。前日に続くまさかの連敗。「肩に力が入った。バタバタした。自分はまだまだだなと思う」と呆然とした表情で語った。北の湖理事長(元横綱)は場所前に、白鵬の横綱昇進条件について「13勝以上」との見通しを語っていたが、この日の3敗で13勝の夢は消えた。理事長はこの日、「ここであきらめたらダメ。12勝での優勝なら可能性はある」と含みを持たせたが、優勝争いトップとは2差となったことで逆転優勝は極めて厳しい状況。場所後の綱とりは絶望的となった。右ひざに痛みを抱える白鵬は、3日連続で朝げいこを休んだ。入門時からの親がわりで、宮城野部屋付きの熊ケ谷親方(元幕内竹葉山)は「いまは誰の声にも耳を傾けない」とこぼした。モンゴル相撲(ボフ)の大横綱だった父ムンフバトさん(65)に電話で協力を求めることを検討していたが、その前に夢はしぼんでいった。「数場所連続で勝ち続けることは難しい。いずれこういう成績になる不安はあった」と白鵬は吐露した。初、春場所で13勝、幕内初優勝を果たした夏場所は14勝、初の綱とり場所だった先場所も13勝を残した。安定感が売りだった白鵬だが、大事な場所で残念な結末を迎えようとしている。
日刊スポーツ 9月 7日目
<抜粋>
もはや綱とりは絶望的だ。3敗目を喫した白鵬が目を伏せ、苦しい胸の内を吐き出した。「毎場所十何番勝つのは難しい。いつ(悪い)成績になるか不安だった。それが今場所。初日に負けたのが一番悪かった」。まるで終戦宣言のような、沈んだ口ぶりだった。痛すぎる連敗だった。琴光喜の右のど輪で出足を完全に止められ、生命線の左前まわしに手が届かない。逆に左上手を許し、出し投げで後ろ向きにされて送り出された。初場所8日目以来244日ぶり、大関昇進後では初めてとなる連敗。放駒審判部長(元大関魁傑)は「みなさんが見ての通り。気持ちの充実が先場所とは違う」と突き放した。勝った琴光喜も「場所前に(宮城野部屋へ)出げいこに行った時から『本調子じゃない』と感じていた。先場所までなら『こりゃ勝てない』って感じだったのに」と首をかしげた。まだ望みはゼロではない。北の湖理事長(元横綱)は「11勝での優勝は論外だが(3敗のまま)優勝すればまだ分からない」と話した。しかし「自分はまだまだです。気持ちを切り替えて頑張ります」と力なく言って引き揚げた白鵬の背中に、逆転昇進への気概は感じられなかった。【太田尚樹】
デイリースポーツ 9月 7日目
<抜粋>
白鵬 重い3敗目…綱とり終戦
分厚い胸の中で何かが砕け散った。支度部屋に戻った白鵬は「ああー」と言葉にならない声を出し、同時に持ち続けてきた綱への闘志と執念も吐き出した。「綱とり?まだまだだな。ここ数場所10何番勝っていずれこういう(悪い)成績になるのかと不安があった。それが今場所きた」。か細い声に再び立ち上がろうとする気力はなかった。立ち合いの迷いがすべてだ。この日は今場所初めてすぐに左上手を取りにいく自分の形で立ったが、一度相手のまわしに手が届いたにもかかわらず、自分からその命綱を放棄する。苦し紛れに右で前まわしを探ろうとした瞬間、左上手を引かれて土俵を割った。残り8日間全勝でも12勝。先場所は13勝で昇進を見送られた。北の湖理事長(元横綱北の湖)は「12勝の優勝でも(昇進の)可能性はなきにしもあらず。だが、3敗は厳しい」と、事実上の綱とり失敗を示唆した。「こうなったら気持ちを切り替えて頑張るだけ。明日は把瑠都?相手がだれでも関係なく頑張る」と、痛々しいほどけなげな言葉を並べた白鵬、もう一度気力を絞り、闘志を奮い立たせるには、この3敗は重過ぎる。
毎日 9月 中日
<抜粋>
○白鵬 (前日に)負けてさっぱりした。動きはだいぶ良くなっている。(把瑠都について)力はついてきている。でも(相手は)だれでもいいという感じだった。
◇把瑠都、踏ん張りどころ
「何で突っ張ったんだろう」「自分が何をしたいか分からない」。白鵬に敗れた後の支度部屋。軽口の中に織り交ぜる言葉の中に、壁に直面した入幕3場所目・把瑠都の悩みがうかがえた。「左前みつを取らせたくなかった」という把瑠都は、白鵬を双手で突っ張った。しかし背中を丸くして押し上げてくる白鵬の右からのいなしに、体勢を崩して中に入れてしまう。苦し紛れに肩越しに取りに行く右も届かず、下がるだけ。たった4秒の決着。「もっと相撲を取りたかったな」とポツリと言った。「立ち合いはよかった」と振り返る把瑠都。だが仕切り線を越えておらず、思うほど厳しく当たれていない。新入幕の時「立ち合いが一番難しい」と話していた把瑠都。敗れた千代大海、朝青龍戦も3秒足らず。力だけでは通用しない厳しさを突きつけられた。「当たってすぐに立っちゃって、すぐ捕まえに行こうとする」と指摘するのは武蔵丸親方。大きな体を丸くして当たり貴乃花をたびたび圧倒。幕内優勝12回を誇った横綱だ。そして、こうも言う。「自分より当たりが強い、上の人とけいこしない限り、覚えられない。腰高を直すには入念なぶつかりげいこ。きついけど初心に帰ることだ。相撲は甘くないよ」「苦しんで、自分で気づかないと身に着かない」と師匠の尾上親方(元小結・浜ノ嶋)。謙虚に現実と向き合えるか、踏ん張りどころだ。【上鵜瀬浄
サンスポ 9月 中日
<抜粋>
白鵬、必死に前を向く-気持ち切り替え連敗止める
7日目までに早くも3敗。負ければ今場所後の綱とりが完全に消える白鵬が、把瑠都を冷静に下して連敗を2で止めた。立ち合いは突かれて劣勢だったが、すぐに突っ張って反撃。怪力の相手に力勝負で負けず、引きにも乗じて一気に押し出した。「引いてくれたんで良かった」と3日ぶりの白星にほっとした表情を浮かべた。前半を終えて5勝3敗。ここ4場所続けて13勝以上を挙げてきた白鵬にとっては信じられない成績だ。北の湖理事長(元横綱北の湖)も「立ち合いからカチッといった相撲が一番もない。だからいまひとつなんだよ」と内容に苦言を呈する。まだ21歳。ずっと掲げてきた大きな目標が消えかかり、緊張の糸が切れてもおかしくない。それでも、「これは神様が『もっと努力せい』って言ってるんだろうね」先場所は最後の最後で昇進が見送られ、今場所もたっぷり試練を味わっている。白鵬を指導する熊ケ谷親方(元幕内竹葉山)は「あの子はまたはい上がってくる子。いい経験をさせてもらってるんだ」と話す。「きのう負けてさっぱりした。負けてもたまにはいいこともあるよ」と言って笑った白鵬。残り7日間。必死に気持ちを切り替え、前を向こうとしている。
日刊スポーツ 9月 中日
<抜粋>
吹っ切れた?白鵬が連敗ストップ
大関白鵬(21)が、東前頭筆頭把瑠都(21)を押し出し、連敗を2で止めた。立ち合いの仕切りが待ったになりかけたが、白鵬はジッと把瑠都と呼吸を合わせた。突き合いから把瑠都を横から攻め、まわしにこだわらず、最後は腹から土俵に落ちたが、気迫が前面に出た取り口だった。「昨日、負けてサッパリした。うまくついていけたんじゃない」と笑顔。前半戦での連敗で綱とりは厳しい状況になったが、逆に気持ちが吹っ切れた様子だった。
デイリースポーツ 9月 中日
<抜粋>
白鵬 連敗ストップにホッ…
大相撲秋場所8日目(17日、両国国技館)、白鵬が把瑠都の突っ張りを右からいなして押し出した。3連敗を免れ「引いてくれたんでうまく突いていけた」と、さすがにホッとした表情。綱とりの重圧からも解放されたのか「負けて、さっぱりした。毎日集中し、硬くなりながらやっている。把瑠都は力つけてるし、勝ってよかった」と言う。北の湖理事長(元横綱)は「今場所以降も考えて(横綱に)付いていかないといけない」と助言した。
サンスポ 9月 中日
<抜粋>
白鵬サッパリ…3日ぶり白星
早くも3敗を喫し、負ければ今場所後の綱とりが完全に消える白鵬が、把瑠都を冷静に下して連敗を2で止めた。怪力の相手に力勝負で負けず、引きに乗じて一気に押し出した。「引いてくれたんでよかった」と3日ぶりの白星にホッとした表情。ここ4場所続けて13勝以上を挙げてきた白鵬にとっては信じられない序盤の成績だが、「(前日)負けてサッパリした。負けてもたまにはいいこともあるよ」と笑顔も。残り7日間。前を向いて白星を重ねる。
スポニチ 9月 9日目
<抜粋>
白鵬6勝目 朝青龍と安馬が1敗堅持
大相撲秋場所9日目は18日、両国国技館で行われ、横綱朝青龍が1敗同士の一番で露鵬を上手出し投げで下し、勝ち越しを決めた。3敗の大関白鵬は関脇雅山をすくい投げで退け、2連勝で6勝目。雅山は5敗となり、大関復帰がさらに厳しくなった。平幕の安馬は把瑠都を破り、1敗を堅持した。大関千代大海は玉春日を押し出し、2敗を守った。栃東が琴欧州との大関対決に快勝し、白星先行。琴欧州は2連敗で5勝4敗。関脇琴光喜は3敗目を喫した。朝青龍と安馬が1敗でトップに並び、2敗で千代大海、平幕の露鵬、安美錦、普天王の4人が追っている。
サンスポ 9月 9日目
<抜粋>
白鵬がサバイバル対決制す
白鵬と雅山。綱とりと大関復帰に望みをつなぎたい両者のサバイバル対決は見応えある攻防の末、白鵬が制した。白鵬は突っ張り合いでよく相手を見て動き、右を入れるとすくい投げ。どうだと言わんばかりの表情を見せ「慌てないことが一番。何回も勝負どころはあったけれど、無理しないで攻めた」と納得顔だ。支度部屋のテレビで取組をおさらいし、「気持ちが入っている」と巻き返しに言葉を弾ませた。一方の雅山は「同情しないでいいですよ」と、さっぱりした表情。北の湖理事長(元横綱北の湖)は「(残り全勝で)10勝で上がることもあり得るが、あと1敗すれば来場所につなぐのも難しくなる」と話した。
日刊スポーツ 9月 9日目
<抜粋>
白鵬がサバイバル対決制す
綱とりを狙う白鵬(21=宮城野)が「サバイバル対決」で生き残った。大関復帰をかける雅山(29)と、お互い負けられない一番。突っ張り合いから右を差し、左手で頭を押さえながらすくい投げを決めた。「何回も勝負どころがあったけど、慌てて出たら危ないからじっくり攻めた」。3敗を守り、横綱昇進へかすかな望みをつないだ。10日目は栃乃洋と対戦する。
日刊スポーツ 9月 10日目
<抜粋>
白鵬がけっぷち対決制す
綱とりを狙う大関白鵬(21=宮城野)が「がけっぷち対決」を制した。大関返り咲きを目指す関脇雅山(29)を激しい突っ張り合いの末にすくい投げで退け、3敗を守った。初日の稀勢の里(20)戦で右ひざを痛めて苦しい土俵が続くが、懸命に白星を重ねる。雅山は5敗目で、さらに追い込まれた。横綱朝青龍(25)は平幕露鵬(26)との1敗対決を制して勝ち越し。平幕の安馬(22)も1敗でトップに並んでいる。生き残った。3敗を死守した白鵬は唇をかみしめて目を見開き、土俵上で仁王立ちした。「気持ちが入っていた」。互いにもう1敗もできない、雅山とのサバイバル戦。立ち合いで得意の左前まわしに手が届かず、幕内最重量182キロから繰り出される重い突っ張りを次々と浴びた。「慌てないことが一番。無理せずじっくり攻めた」。突っ張りで応戦すると、最後は左手で相手の頭を押さえて右からのすくい投げでねじ伏せた。泥臭い勝利でかすかな望みをつないだ。北の湖理事長(元横綱)は「優勝すれば可能性はある」とした上で「自分の相撲が取れていない」と話す。その不調の理由は、右足にあった。初日に負傷した右ひざは、実は深刻な状態だった。入門時から指導する熊ケ谷親方(元前頭竹葉山)は「半月板がずれているみたい。今場所が終わったら大きな病院で診てもらわないと」と明かす。稀勢の里に突き落とされた際に右足が俵に引っ掛かり「ゴキッ」と音がしたという。翌日からは、しゃがむだけでも強烈な痛みが走った。それでも白鵬は、負傷を言い訳にしなかった。痛みに耐えかねて5日目からは3日続けて朝げいこを休んだ。7日目の朝には熊ケ谷親方に理由を問われて言葉に詰まり「綱とりなんてやめちまえ!」と怒鳴られた。見かねた部屋のマネジャーが説明するまで、黙っていた。帰り際に右ひざの状態を聞かれ「大丈夫です」と答えて引き揚げた。熊ケ谷親方は言う。「負けて覚える相撲かな、だよ。たとえ(横綱に)上がれなくても、今場所で成績を出せば自信になる」。まだ望みは消えていない。くしくもしこ名の由来となった柏戸と大鵬は、ともに12勝3敗で横綱に同時昇進している。残るは6日間。がけっぷちの白鵬が真価を見せる。【太田尚樹】
Zakzak 9月 10日目
<抜粋>
白鵬に愛のムチ効いた…師匠怒鳴り込み翌日は黙々稽古
思うようにいかないと、誰だって心がささくれ立ってくる。入門先がなく、帰国寸前だった白鵬に救いの手を差し伸べ、指導してきた熊ケ谷親方(元前頭竹葉山)が、血相を変えて階段を駆け上り、白鵬の部屋に怒鳴り込んだのは2日前の朝だった。「朝稽古に出てこないんだよ。それも3日連続して。負けが込んでやる気がうせてきたのかどうか知らないけど、こんないい加減な姿勢では横綱になれるはずがない。いったい何様のつもりだ。朝稽古もしないようだったら、相撲取りをやめてモンゴルに帰れと言ってやりましたよ」と、怒りを露にした。白鵬のサボタージュの原因は初日、稀勢の里に突き落とされたとき、左ひざを痛めたため。ちゃんと報告しなかったところに白鵬の手落ちがあったが、周囲にズル休みと誤解されても致し方ないような乱れを見せていたのもまた、確かだ。立ち合いにムキになって突っ張ったり、左に変わって上手を取りにいく相撲は白鵬のものではない。悪い芽は早めに摘み取れ。熊ケ谷親方はそう思って白鵬の部屋にワザと殴り込みをかけ、慢心を正したのだ。この熊ケ谷親方の愛のムチを、白鵬はどう受け止めたか。注目の翌朝、白鵬は序盤のように稽古場に現れて黙々と四股を踏んだ。「これでこそ白鵬。こうなったのは誰のせいでもない。自分でまいたタネなんだから、横道に反れたり、逃げたりしてはいけない。自分を見つめ直すことができれば、必ず立ち直ることができますよ」と、熊ケ谷親方は言葉尻に力を込めた。この日の相手は、目下2連敗中の雅山。まだ上手が取れず、押し合いになった。最後はすくい投げで仕留め、「前半よりもだいぶよくなってきた。これからです」と大きくうなずいた。綱とり白鵬の超低空飛行が続いている。
朝日 9月 10日目
<抜粋>
背水対決、白鵬残った
「『絶望な2人』の一番ですね」。この日の朝、雅山が自虐的な笑いを浮かべながら言った。
白鵬はすくい投げで雅山を破る 北の湖理事長(元横綱)は9日目恒例の理事長懇談会で「白鵬にはまだ優勝の可能性がある。雅山も2ケタに乗せることはできる」と望みは残したが、本人たちは「ほとんど絶望」と覚悟している。 互角の当たり。そして突っ張り合い。重みのある突きを受け、体勢を崩す大関、土俵際で投げを打たれて一回転してかわす元大関。そして一瞬のお見合い。両者が持つ技術はほとんど見られず、あからさまにがちがち。「負けられない」という必死な気持ちだけが2人を動かしていた。 最後は頭から飛び込んでいく雅山を、白鵬がかわしながら、右からすくい投げ。かろうじて綱への希望をつなげ、土俵下で安堵(あんど)の表情を浮かべた。 取組後、さばさばとした顔で「意地と意地がぶつかり合った相撲でしたね」と語った雅山。場所後の大関復帰は極めて厳しくなったが、「今日は負けても悔いはない。みんな、何を暗い顔をしてるんですか。同情しなくていいですよ」と笑い飛ばした。一方の白鵬は「自分の相撲? 取れたような……」と険しい顔。重荷を下ろした者と、まだもう少し担いでいくことになった者との差、だろう。 不格好だった17秒間の取組。だが満場の拍手が2人の意地を評価していた。
毎日新聞 9月 10日目
<抜粋>
○白鵬 (土俵際で引かれて)ヒヤリとした。突き落としかと思った。
日刊スポーツ 9月 10日目
<抜粋>
白鵬は3敗キープ
綱とりを狙う白鵬(21=宮城野)が3敗をキープした。ベテラン栃乃洋(32)に立ち合いで左まわしが取れず、突っ張りでの攻めに切り替えた。土俵際で引き技を受けて前のめりになったが、間一髪で押し出した。報道陣に「動きが速いですね」と言われて「自分では普通な感じなんだけど。でもそう言われるってことは無駄な動きがないのかな」と話していた。11日目は大関栃東(29)と対戦する。
読売 9月 11日目
<抜粋>
白鵬・雅山の昇進なし、期待の数字に達しないと理事長
北の湖理事長(元横綱)は取組終了後、4敗となった綱取りの白鵬、大関復帰を目指す6敗の雅山について、「期待した数字に達しない以上、二人とも話題性は出てこない」と明言、場所後の昇進が消滅した。理事長は「白鵬は自分の相撲が取りきれず、雅山は(昇進の)気持ちばかりが先に出た」と語った。白鵬は前半戦で3敗するなど、早々に優勝争いから脱落。相撲内容では、中日を待たずに綱取りは消えていた。ただ、先場所までの今年4場所で白鵬は、すべて13勝以上の好成績を残すなど、安定感は抜群のものがある。この“貯金”を生かして綱取りを来場所につなぐためには、理事長と審判部の九重副部長(元横綱千代の富士)は、「最低でも、残り4日間を全勝するしかない」と注文をつけた。
毎日新聞 9月 11日目
<抜粋>
秋場所で4敗した白鵬の綱取りと、6敗目を喫した雅山の大関復帰について、北の湖理事長は20日、「話題に出てこないと思う」と話し、今場所後の昇進がないことを示した。白鵬は7月の名古屋場所で13勝、その前の夏場所では14勝を挙げて初優勝するなど、今年に入って4場所連続13勝以上。これを考慮して北の湖理事長は「12勝でも優勝なら」と可能性を持たせていた。ただ貴乃花が94年名古屋場所で11勝の後、秋場所で15戦全勝して横綱審議委員会(横審)に諮問(横審は見送りを答申)した前例を挙げ、「残りを全部勝つことだ」と、11勝を挙げれば九州場所に綱取りがつながることを示唆した。雅山は先場所10勝。北の湖理事長は「今場所9勝でも、(九州場所で)13、14勝すれば上がった例がある」と話し、夏場所の14勝を評価して「直近3場所三役で33勝」の大関昇進目安にこだわらない意向を示した。【上鵜瀬浄】
毎日新聞 9月 11日目
<抜粋>
◇「(昇進は)考えてない。でも意識していたかな」…白鵬
首をひねって下がる花道。突っ張りを浴びた胸には無数の真っ赤な手形。痛恨の4敗目。実りの秋に、白鵬の手はもう「綱」に届かない。左まわしを狙う立ち合い。右足が流れ、踏み込みが弱い。読んで左から当たってきた栃東のまわしは遠い。二の矢が速いのは栃東。左からのおっつけに白鵬はクルリと一回転。それでも突き返したが、最後はのど輪でのけぞり、力なく土俵下へ落ちた。東の支度部屋。「自分なりに行ったんだけど、バランスが崩れて……」。じっと目を閉じた白鵬。「前半で負けた時点で(昇進は)考えてないんで。でも意識していたかな」一方の西。「場所前にぶつかった時から白鵬が自分の形になっていないことは分かっていた」。先に夏場所で綱取りをしくじっている栃東に見透かされた。「左まわしを取る自分の形があるのに、今場所は相手のことまで考えて、おかしくなった」と、育ての親の熊ケ谷親方。だが悲観はしない。「今はその自分の型に戻ろうとしている。それが完成すれば、自ずと(横綱に)昇進できる」帰り際。テレビ画面に映る朝青龍の万全の相撲に視線を向け、「プレッシャーに負けずにやっている。すごいね。けいこしかない」。差を埋めるため、出直しを誓う。【藤野智成】
日刊スポーツ 9月 11日目
<抜粋>
綱とり失敗の白鵬、右ひざ痛響く
白鵬(21=宮城野)の綱とりが終わった。大関栃東(29)に防戦一方で押し出されて4敗目を喫し、北の湖理事長(元横綱)から「今日の負けで(横綱昇進は)消えたと言われても仕方ない」と突き放された。綱とり失敗の原因について白鵬は「足のせいにはしたくないけど、影響はあった。バランスが崩れた」と初日に痛めた右ひざを挙げた。12日目は1敗でトップを走る平幕安馬(22)と対戦する。
スポーツ報知 9月 11日目
<抜粋>
白鵬4敗!綱切れた
白鵬の綱への糸が切れた。「(昇進の)話題は出てこないだろう」と北の湖理事長が断言。横審の石橋委員長も「終わっちゃったな。残念だがしようがない」と、終戦を宣告。涙はない。目を閉じ、ため息をついた大関は「前半戦で負けた時点で考えてないので…」と、悔しさを隠すしかなかった。今場所初の大関戦となった栃東との一番。立ち合い、右足が滑り深く踏み込めない。勢いに押され、たまり席まで吹っ飛ばされた。「立ち合いは自分なりにできたのに」。テレビで流れる朝青龍の快勝を見て「すごいね」とつぶやき、横綱との差を実感した。昇進を見送られた名古屋場所から続く“心技体”の乱れを修正することができなかった。まずは心だ。「2場所連続でいい成績を残せるか不安」。重圧で集中を欠いた。親交の深い横浜市興禅寺の住職・市川智彬(ちひん)さんは「目が眠っていた」と話す。14日から3日間、珍しく朝げいこを休んだ。育ての親・熊ケ谷親方(元幕内・竹葉山)は「口も利けないならやめちまえ」と激怒。精神的な疲労は、周囲の想像以上だった。心の乱れは技にも影響。鋭い左足の踏み込みから左前まわしを取る自分の立ち合いが、ほとんどなかった。不安が迷いを呼び、まわしを欲しがることでかえって攻めが中途半端となった。体も傷ついていた。初日に右ひざを負傷。「伸ばしたら痛い。ボキッと音が鳴る」。マッサージを施すなど、必死に回復に努めたが快方には向かわなかった。加えて腰痛にも悩まされた。話題は、綱取りが九州場所へ継続されるかに変わった。「軽い数字では厳しい。内容も含め重い成績でないと」と北の湖理事長。全勝優勝でもしない限り、年内昇進の可能性は低くなった。12日目は優勝争いをしている安馬戦。九州へ夢をつなぐためにも、残り全勝で意地を見せる。
サンスポ 9月 11日目
<抜粋>
白鵬4敗目で「綱」絶望…5敗なら「完全白紙」も
11日目に4敗目を喫した大関白鵬について、北の湖理事長(元横綱)は「話題性は出てこないだろう」と明言、今場所後の横綱昇進の可能性が消えた。13勝をマークした先場所に続いて綱とりに挑んだ白鵬は痛恨の黒星を振り返り、ただ「わからん」とうなだれ、今場所も夢が破れた。立ち合いで栃東の左前まわしを狙ったが、右足を滑らせて踏み込みが浅かった。いなしからの寄りは残したが、下から押されて防戦一方で土俵を割った。この日観戦した横綱審議委員会の石橋義夫委員長は「終わっちゃったよ」と嘆き、場所後の協会からの諮問も「あるわけない」とバッサリ。理事長は「残り4日、全部勝つしかない」とし、5敗になれば綱とりが完全に白紙となることも示唆した。
スポニチ 9月 11日目
<抜粋>
≪白鵬 横綱昇進消滅≫綱獲りにわずかな可能性を残していた白鵬が4敗目を喫し、今場所後の昇進が消滅した。栃東に押し出され「綱獲りは前半に負けてから考えていない」と言いながらも落ち込んだ様子だった。北の湖理事長(元横綱)は「きょうの負けでなくなったと言われても仕方ない」と振り出しに戻ったとの認識を示した。「気持ちの問題。稽古をしっかりやる」。白鵬は気を取り直すように出直しを誓った。
中日スポーツ 9月 11日目
<抜粋>
白鵬、綱消滅 ため息4敗
アーッというため息とともに、背中から不格好に土俵下に落ちる白鵬の顔は脱力感に包まれていた。綱に挑む男のオーラはどこにいったのか。
「綱とり? 前半で負けているので考えていなかった」
既に昇進は絶望的で、ショックよりも、あらためてリアルな現実を突きつけられた4敗目だった。今場所の悪さを象徴するように、この日も含め、立ち合いで左前みつを取れた相撲は一番もない。栃東の下から、左右からのおっつけに追い込まれるだけだった。昇進に求められる勝ち星の「13」という数字に縛られ、目先の白星欲しさに相手によって作戦を変え、さまざまな取り口に“浮気”したツケだった。希望をつなぐような発言に終始していた北の湖理事長(元横綱北の湖)も、意を決したように口を開いた。「白鵬は4敗、雅山も6敗。もうこれ以上、話題性は出てこないと思う」。雅山の再大関も併せて、白鵬の場所後の横綱昇進が消えたと初めて断言した。仮に残り全勝して、綱とりが九州場所につながったとしても、「優勝にしても重い成績が前提。内容も問われる」。全勝優勝に近い高いハードルになるとの見解を示した。「横綱になるため? けいこしかないじゃない」。自ちょう気味な白鵬。心のリフレッシュが必要だが、出直しの闘いは始まっている。 (中谷秀樹)
日刊スポーツ 9月 11日目
<抜粋>
白鵬が4敗、綱とり終戦
白鵬の綱とりは、夢と消えた。栃東に押し出されると、土俵下のたまり席まで転げ落ちた。残り4日で4敗目。北の湖理事長(元横綱)は「今日の負けで、横綱は消えたと言われても仕方ない」と話した。本来の相撲が取れないまま“終戦”を迎えた。この日の立ち合いでも、得意の左まわしに手が届かなかった。白鵬は「足のせいにしたくないけど、影響はあった」とうつむいた。初日に右ひざを痛めたことで、持ち味の深い踏み込みが失われてしまった。北の湖理事長は一方で、今場所の残り4日を全勝して11勝を挙げた場合の来場所について「これまで4場所の実績(初場所から計53勝)があるし、優勝とその内容を含めて考えることになる」と、かすかな可能性を残した。まだ集中力を切らすわけにはいかない。白鵬は「気持ちの問題だよね」と自分に言い聞かせ、引き揚げていった。
朝日 9月 11日目
<抜粋>
白鵬4敗「綱とり」消滅
白鵬が土俵下まで押し出され、力無く倒れ込む。2度目の綱とりは千秋楽まで4日を残して終わった。 軍配が返って1秒もたたないうちに、大勢は決まった。右足を滑らせ、狙った左まわしをつかめない。栃東の左おっつけで後ろを向かされた。くるっと回ってこらえ、突っ張ってしのごうとしたが、腰高では栃東のおっつけの餌食に。攻められっぱなしで俵を割った。 先輩大関の栃東には場所前、辛口の評価を受けていた。「横綱に上がる前の強さじゃない。求められてるのは強い横綱なんだから、前に出て圧倒するぐらいでないと」。言葉通り、今場所は踏み込めず左まわしをつかめない相撲が続き、7日目までに3敗。復調しなかった。 「綱とりは前半で負けた時点で考えてない」と言った白鵬だが、一拍置いて言葉を続けた。「意識あったかなあ」。結びの一番が始まると、完勝する横綱を凝視した。「とんでもないですね。17回も優勝して。プレッシャーにも負けず頑張っている」 初日に右ひざを痛めた不運はある。それでも、場所前から先場所見送られた昇進に未練をのぞかせたり、けいこ場では集中力を欠いて相手に足元を見られたり。精神的なもろさが本土俵にも出た。 「自分なりにやっているけど、もっとけいこしないと」。大関3場所目、まだ21歳。自分の青さを学んだ。
9月 日目
<抜粋>
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