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2008年07月08日
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カテゴリ: 潮流
夏目漱石 が誤字,脱字,癖字の名人であることはよく知られています。

 「胡魔化す(誤魔化す)」,「商買(商売)」,「何でも蚊んでも(何でもかんでも)」,「誤楽(娯楽)」等々なんとも編集者泣かせであろう。


 『 直筆で読む「坊っちやん」 』(集英社新書)は,生原稿で「坊ちゃん」を読むことができる,異色の本です。「漱石先生『漢字検定』不合格ぞなもし!」と本の帯に書いていますが,もちろん 漱石 の癖字もありますが, 漱石 の意図もあったこともわかります。


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 秋山豊さんの解説では,興味深い事実が浮かびあがります。

漱石 漱石 は「大人」に対する反対概念として「小供」を使い,「子供」は親に対する“こども”として使っていることがわかります。


漱石 ブランドの力で,ずいぶん売れています。

 「続け字で書く時代に植字工が拾いやすいように原稿用紙の升目にきちっと字を入れたのは 漱石 が初めてでは」と担当編集者の忍穂井純二さんはいいます。


 今後の直筆原稿本の予定はないそうですが,出版されると困る作家もいるかもしれない,などというのは余計なお世話でしょうか。


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Last updated  2008年09月30日 21時52分16秒
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