2010年夏休み・フィンランド&エストニア遠征(8月18日~23日)
フィンランド・エストニア遠征レポート(5)です。8月19日のスオメンリンナ島上陸から。
11:01、港から内側へ進みます。要塞だったのでそれを彷彿とさせるものが目に付きます。
結構広い島なので、全部回ると相当時間がかかります。ちょうど今中央上の方の港のところから南下し始めたところです。ちなみにSUOMENLINNAの方がフィンランド語で、SVEABORGがスウェーデン語。フィンランドのことはフィンランド語でSUOMIなので、スオメンリンナとは「フィンランド要塞」といった意味なんでしょうね。それを証明するように、ビジターセンターに置いてあった中国語版パンフでは「芬蘭城堡」になっていたかと思います。
途中で見た素晴らしい景色。温度は20度くらいだったと思いますが、日差しに当たると結構汗ばんできます。ただ、日陰に入ればそこはひんやり。日差しのあるなしでこれだけ感覚が違う気候というのはあまり経験したことありません。
砦のようなところ。
途中、ちょうど軍隊関係のセレモニーをやっているところに遭遇しました。
11:21、軍楽隊がやってきました。
11:26、また別の一団がやって来ました。
整列すると演奏を始めました。中央では軍の偉そうな人が講話のようなものをしていました。ここは今もフィンランド海軍か海兵隊が駐屯しているんでしょうか。
幹部の講話を聴く軍人たち。みんな丸刈りです。セレモニーが終わるまで見てようかと思いましたが、なかなか終わりそうにもなかったので、島をさらに南下します。
11:54、スオメンリンナの一番南側にある島まで来ました。
高台にやって来ました。ヘルシンキ市内の方角。
これはたぶん反対の方角。
このあたりからの景色を360度動画で撮ってみました。写真をクリックすると別ウインドーが開きます。
かつて活躍した大砲が並びます。
大型フェリーが近くを通り過ぎます。
11:56、引き返して港の方へ。
遠くにヘルシンキ大聖堂が見えます。
見かけない鳥がたくさん。
12:19、かつて造船所だったところ。
港まで戻って来ました。随所にDay Ticketが買える自販機があります。
12:44、市内に戻る船が到着。
12:52出航。結構混雑してました。私もデッキ席に。
軍服のにいちゃんも大勢乗ってました。
12:59、大聖堂が見えてきて再び市内に。まだまだ続きます。。
フィンランド遠征レポート(6)、8月19日の昼、スオメンリンナ島からの帰りです。
13:04、ヘルシンキ港手前で見えた新興住宅地のような家々。
13:08、間もなくマーケット広場前の港に到着。ウスペンスキ寺院がまた見えてきました。
13:28、マーケット広場の屋台レストランで昼食。テントの屋根がオレンジ色だったので写真もそんな色になってしまいました。サーモンのフライとポテトです。典型的なヘルシンキ地元料理といった感じでしょうか。
食べたのはこんな店です。注文したのは黄色い紙の下段、Siikaというヤツ。Siikaとは「イモ」という意味だったような。。
ラズベリー、ブルーベリーにストロベリー。ここはベリー系が豊富です。
マーケット広場を外側から。
結局このあたりはほぼ毎日訪れました。
マーケット広場からまた大聖堂が見えます。
また大聖堂前にやってきました。
13:51、昨日よりきれいな写真が撮れました。
14:01、ヘルシンキ中央駅前にまた来ました。
14:29、駅のそばにある中央郵便局の建物に入りました。中はまるでコンビニのようです。文房具系やちょっとしたお土産を売っていたり、荷物の発送のサービスも非常にわかりやすく提供されているようにみえました。
こちらが郵便局の入口。
郵便局と駅の間にバスターミナルがあります。翌日のタリン行き船に乗るための西港行きバスの時間を確認。
14:40、ヘルシンキ中央駅構内でこんな公衆電話を見つけました。上部はPCそのもの、タッチパネル式。下の方に受話器があります。電話は画面の表示通りに操作してIP電話をかけたり、PCを使ってネット接続ができるようです。
画面のアップ。試しはしませんでしたが、こういうの日本にもっとあってもいいんじゃないかと思います。
こちらは駅構内にあった駅弁屋の看板。「駅弁=寿司」と誤解されているのではないかという気もしますが。。
このあと昼寝するためにホテルに戻ります。15:02、中央駅近くのトラムの停留所。語学マニアとしては、常にこのフィンランド語とスウェーデン語併記の表示が気になります。前に書いたように、上がフィンランド語なわけです。欧州でも例えばジュネーブは仏語でGeneve、英語でGeneva、独語でGensなどとなりますが、こういう有名でない地名でもフィンランド語とスウェーデン語で全然違ったりするのが面白いです。香港でも中国語名と英語名が全然違うことはよくありますが、同じローマ字を使っていながらここまで違うのは(特に右下の7Aの地名)どうしたものかと思ったりします。
これもその例。上のTurkuは4日目に行ったところですが、スウェーデン語ではAbo。あぼ~ん、という感じ。
ホテルで2時間ちょっと午睡したあと、18時すぎホテルを出発し夕食へ。18:31中央駅前近くで別のトラムに乗り換えます。とても夕方6時の雰囲気ではないですよね。
夕食の行き先は2006年上映された映画「 かもめ食堂 」の舞台になった「かもめ食堂」そのものに向かいます。今回旅行する前段でガイドブックを見たときにその映画の存在を知りました(あいやー)。小林聡美が主役だった結構評判の良い映画だったみたいですね。。
で、「かもめ食堂」に行こうと思っていたら道を間違ってしまいました。でも公園がきれいだったので一枚。。「かもめ食堂」現地レポートはまた明日。。。
フィンランド・エストニア遠征レポート(7)、8月19日の晩飯から。
18:56、映画「かもめ食堂」のロケ地、「かもめ食堂」までやって来ました。ちなみに店の本当の名前はKahvia Suomi。日本語風にいえば「カフェ・フィンランド」というような意味です。映画そのものは全然見ておらず、ストーリーもよくわかっていませんが、ミーハーなのでつい来てしまいました。。
映画のポスターもかかっています。ここに書いてある「Ruokala Lokki」というのが「レストラン・カモメ」=「かもめ食堂」という意味です。
中に入ると、日本人のカップルがいました。日本語のメニューもあったりして、ちょっと独特な雰囲気もありますが、基本的には住宅街にある小規模な普通のレストランです。まずはお店から勧められたので、このジンベースのボトルを一本。
店長がオーダーを厨房に入れ忘れたので、だいぶ待たされて19:27、やっと料理が出てきました。結構なボリュームです。フィンランドの一般的食事のような感じ。やはりどこに行ってもイモがたくさん出ます。食後、店長の年配の男性と少し話をしましたが、「かもめ食堂」のロケは3週間ほど行われたそうです。映画の影響で日本人客がほとんど毎日来るそうです。店長は一度だけ日本に行ったことがあるそうな。
19:50、そんな会話をしたあと近くのトラム停留所から帰途につきます。
20:09、トラム乗り継ぎでまた立ち寄ったヘルシンキ中央駅の有料トイレの中。この男性用便器、初めてみるタイプなので思わず一枚。
20:15、中央駅の地下を走る地下鉄をちょっと見学。地下鉄は一路線のみで、観光地めぐりにはあまり使えないようです。
「鉄」系かつ語学系なので、こういうのが気になります。Rautatien・・・は「鉄道駅」のフィンランド語ですが、右側のスウェーデン語とは全然共通点がありませんね。
結構広々とした駅です。
こちらは通信キャリアSoneraのIPTVの宣伝。北欧はIT関係は先進的なはずですが、街中にはケータイ関連も含めあまりショップや宣伝なども意外と少なかったです。
さて、ここからは8月20日(金)。フィンランド湾をはさんでヘルシンキの対岸、 エストニアのタリン へ大型客船で向かう日でございます。。
まずはいつものようにホテルからトラムに乗って、8:27ヘルシンキ中央駅前着。
フェリーが出る西港行きのバスが時間どおりやって来ました。
低床式のバスです。
バスの車内の様子。
8:57、フェリーターミナルに到着後のトイレ。この男性用便器、欧米に行くとよくありますが、ちょっと高すぎ。
9:04、ターミナル構内の時間表。10:30発のSuperstar、タリン行きに乗りますが、ちょっと早く着きすぎました。。
乗り場のゲート。まだ閑散としてます。EUのシェンゲン条約加盟国間の出入国は、最初の国の入国後は完全にスルー。普通に国内旅行する感覚です。
9:04、ここで簡単にチェックイン。日本でPCから予約・支払いしたEチケットをプリントアウトしたものとパスポートを見せ、往復の搭乗券をゲット。あっという間に手続き終了。
暇なので外で一服。このボーディングブリッジの先にもうすぐ大型船が到着します。
往路のチケットでございます。Star Classというのは普通乗車券みたいなもの。
9:37、フェリーが接岸しました。中から乗用車がたくさん出てきます。
港の様子です。
9:45ゲート周辺。もうすぐ乗船時間が近づいてきてざわつき始めました。タリンはまた明日の日記で。。