親の理解

見えない障害への対応


それではそういうグレーゾーンのような子や軽度の子はどうすればいいのか?
それは永遠になぞですね。これでいい!という方法はたぶんないんだと思います。自閉症は千差万別なんですから。
でも、我が家では親が理解しようと思っています。
先生やお友達が理解できなくても、子どもたちがなぜ困っているのか?どんなことに悩んでいるのか?私なりの精一杯のアンテナを張って感知しようとしています。
他の人には当たり前の事でもこの子達にはできないことはいっぱいあります。それを”どうしてできないの?”ではなく、”どうやったらできるのかな?”と思うこと。これがポイントなんだと思います。


勝手に成長するよ!


私は、症状は違いますが同じ障害を持っているお子さんのお母さんにこういわれました。
大丈夫だよ。ほっといても子どもは勝手に成長するよ。
私は思わず”いいなあ”と思ってしまいました。
確かにほっといてもできるようになることもいっぱいあります。ただし、社会性については無理なんじゃないかな?エレベーターや電車は降りる人が先。とか公共の場では騒がないとか。
周りをみてまねすることがどんなにみんなには当たり前で簡単なことでも、私たち家族には本当に大変なことなのか?たぶん、理解してもらえないと思います。


当たり前の事


私たち家族は少し変わっているんだと思います。
外食したり旅行をしたりは一切しません。お金がないのもあるけれど、それが楽しいとは思えないから。余暇にならないんです。
私たち家族は休みの日は家でごろごろ、のんびりとします。平日はみんな学校や外の世界でがんばっているので家でのんびりすることは本当の余暇なんです。
でかけるとしてもなじみのスーパーやプールなど。行きなれない動物園や遊園地はあまり楽しくないようです。


ネクスト

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