水中出産で5人目の子供を迎える




        銀河のほとりで職場出産!?

                日時   :1999.04月16日

                場所:銀河のほとり 木の湯船

 四人目の子供が幼稚園に入り。1998年、それまで抱いていた夢、心と体と地球のための自然食レストランに着工しました。子育ても一段落のはずが、なんと五人目を妊娠!六ヶ月の大きなおなかで店をオープンするころには、すばらしいご縁を絶妙なタイミングでいただき、福島県でも数少ない助産婦、塩野美紀子さんにもめぐり合い、また私の周り熱狂的な?創生水ファンの方々にのせられ、水中出産することに・・・。

 死ぬのも生まれるのも病院という今、自宅で(いや職場で?)出産するということにはじめ不安だった家族も、桜の咲く予定日ごろには、すっかり受け入れてもらうことが出来ました。1999年4月16日、本格的に陣痛が始まり木の浴槽に35度ぐらいのぬるめの創生水を汲み、家族で新しい家族との対面を待ちました。

 産むというより生まれてくる赤ちゃんの自然の流れにゆだねるような進行でした。強い痛みがくると引き込まれるように、水に入り不思議な安らぎを覚えました。自然ないきみがきて、とうとう赤ちゃんの頭に自分でふれることが出来、赤ちゃんはゆらりと水中へ、それから、赤ちゃんは水面に向かってしっかり両目を見開き、両手で水をかくようにしながら上がってきました。もちろん、へその緒もつながったまま、母である私が最初に抱き乳を吸わせ水から上がり、そのまま少し休みました。 

 子宮の収縮にあわせ胎盤がはがれるのも自然に待ち助産婦さんが手当てしてくれました。分娩台も、消毒くささも、金属音もない出産でした。出産後も夫をはじめ家族と穏やかな時間を持つことが出来ました。もちろん創生水でお洗濯、母乳もばっちり2ヶ月お店を産休したあと、ベビーベッドを店において仕事も出来ました。


 水中出産というと、たいていの人は「痛くなかった?」と聞きます。確かに水には本当に痛みを和らげてくれる力があります。でも、今回のすばらしい出産を体験して私は、「痛いかどうかより、もっとすばらしい何か感動にみちた命との出会いがあった」と申し上げたいと思います。
応援してくださったたくさんの方々に心から感謝いたします。


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