ラジオ深夜便をきいていて、涙。涙。


今朝も偶然聞いた「心の時代」のコーナーの小さいお子さんをガンで
亡くされた話しを聞いた。
ご両親が代わる代わる話されるのをきいていて、涙が止まらなかった。

淡々と話されていたが、そこには言葉では表わせない感情や思いが感じられ
本当に辛く、大変な日々だったのだろうと思った。

三歳で発症し、六歳で亡くなられた。
辛い治療も弱音ひとつ吐かずに、良くなることだけを思い頑張り続けた。
休みがちでも、保育園、学校に行くのが楽しかったという。
私は自分に照らし合わすと、いけるのが当たり前でそのこと自体に
なんの感慨も無く、ましてそうしていられる有難さも知らなかったんだと
胸が熱くなった。

体のどこも異常なく、不具合なく、普通に暮らせていることの有難さを
教えてもらえました。

同時に、そうしていられる自分の有り様は何なのだろうと疑問に思った。
仕事もしないで、一日ダラダラと過ごす。
何でもできる体があるのに、何していいのかわからない。
今は、マタヨの介護を除けば特にこれという「やること、やりたいこと」も
ない。
できうるならば、生きていたいであろう人にこの体をあげてしまいと
思うことがある。

この話を聞きながら、この思いが脳裏をちらついた。

明日朝方、二回目の放送がある。
聞いたら、また泣くだろう。
どうしようもない悲しみや辛さが、心を鷲?みにするだろう。
自分の不甲斐無さを、嘆くだろう。
自分の境遇の有難さを教わるだろう。

聞くかどうかは、わからない。

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