災いの後半戦
『Adiots』
私達は愚か者だった…だが、信念も理想も捨てたわけではない…それでもただ…私達は愚か者に過ぎなかった…誰もが理解していた。しかし誰しもが絶対の力に魅入られていただからだから…私達はそれを求めた。求めたに過ぎない…そして今日も当てずっぽうで理解しがたい仮想空間を飛び回る。愚か者と呼べ光栄だとも…その呼び名こそ私達が望んだ希望の形なのだから…