Travel & Stationery

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インド砂漠



インド・列車とらくだの旅 その伍?





ジャイサルメールの町


砂漠の家



ガイドのおじさん3兄弟



笑顔の素敵な男の子たち



  ジャイサルメール

インドで体験してみたかったことの一つが、らくだに乗って砂漠を旅すること。
カルカッタから途中の町にあちこち寄り道しながら、ようやくたどり着いたのが、タール砂漠の入り口、ジャイサルメールである。
寝台車に揺られてこの町に着いたのは朝7:30。駅に着くとホテルの客引きが一斉に寄ってくる。駅の中心部までは遠いので、値段の交渉をしながら宿を決め、そのまま宿に連れて行ってもらう。
普通は部屋の中を見せてもらってから決めるのが鉄則だけど、この場合は仕方がないのでね~。

宿に着いて、早速キャメルツアーのことを聞いてみる。
するとその宿でもアレンジしてくれるという。値段を聞くと、1日90Rs.4日で360Rs.日本円で約3600円。
4日間食事つきのガイドツアーで3600円とは、なんと良心的なお値段なんでしょ。
相場からいっても妥当な料金なので決めることに。
他の参加者もいるかどうか聞くと、「たくさん参加者はいるから大丈夫」という答え。よしよし、どんな人達と一緒かな~、と楽しみ。
一人旅の場合、旅先でのいろんな人たちとの出会いがすごく楽しかったりするんだよね。

さて、明けて翌朝。集合場所へ行ってみると、私の他にツアー客の姿がみあたらない。
もしや、私1人?

そして予感は的中。
かくして、インド人ガイド、私、らくだの2人と1匹の3泊4日の旅が始まったのでありました。ちょっと淋しいけど、こういうのも面白いかなと思い直していざ出発~!
最初ガイドしてくれたのは、17歳のチョットー君。
らくだに人間およびらくだの食料他を積み込み、私がらくだにのり、彼がたづなをひく。途中彼の家に立ち寄ったりして、のどかな旅だ。

ツアー中の食事は、朝はトーストと卵料理、昼と夜は野菜カレーとチャパティ。チャパティは、食事のたびにガイドさんが粉をこねて作ってくれる。
カレーは、普通に作られてしまうととんでもなく辛いので、とにかく辛くしないでと頼み込み、私の分は辛さ控えめで作ってもらっていた。(それでも十分辛いんだけどね)その後、彼らは自分の分にドボドボ香辛料を追加。
とても真似できません!

砂漠での宿泊は、毛布に包まって星空の下で寝る。
結構ワイルド!?

2日目の夜にガイドが交代。チョットー君は学校があるらしく、今度はおじいさんテレッサルがガイドとなるよ。
チョットーくんと違ってほとんど英語ができない彼。(人のことを言えたもんじゃないが)
一体この先どうなっちゃうんでしょうね~。

でも会話が全くないのもつまらないなあ、と思っていると、彼がインドの歌を歌ってくれた。そして、私にも日本の歌を歌ってくれという。(you, song ,Japaneaseぐらいの単語は彼も知っている)
ええ、もちろん歌いましたとも!
そして、交代で延々と歌い続け、旅は続くのでありました。




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