夫の入院中の病院友達から電話がかかった。
彼女の旦那さんは50歳の若さだったから、その後の生活が大変だったと思う。
そんなに密な関係ではないのに泊まりたいとは何事だろう。
子供たちが全員巣立ってさびしいとは言っていた。
今は休職中だそうだ。
いろんなことを取り留めもなくしゃべった。
昼食を食べた後お散歩しようとなった。
ここらへんには特別見せる場所もない。
目的もなく歩くのが散歩だろうけど。
もう少し歩いたらあの場所があるから私も見てみよう。
工事をしているのは知っていたがよく見ていない。
最初はこんな急傾斜に誰が家を建てるのだろうと
とんちんかんなことを思っていた。
太陽光発電所ができていたのだ。
平地ではもったいない。
何とも使いようのないこんな傾斜地に造ればいいよね。
家に戻っておやつにしようとしていたら、彼女に電話がかかる。
今まで働いていた職場からの復職のお誘いだった。
彼女なりの悩みがあったらしいが、職場は彼女に戻ってもらいたがっている。
「今行かなければ私は動けなくなりそう、行きます!」と決心した。
今彼女の住むアパートが5万円だそうで、勝手に心配したごねあは
食費光熱費込みで5万円で我が家に住んでいいけどと考えていた。
(4年前まで女子高生を下宿させていたので)
取り越し苦労であった。
(ご主人の相続したアパートがあり家賃収入があるそうだ)
彼女はずいぶんやせたように見えた。
職場に復帰して元気になればいいな。
悩みの解決にはならなかったかもしれないが、
復職しようと思えたのは、心が少し軽くなったからかもしれない。