うつ治療の大敵 アルコール



以下朝日新聞の「患者を生きる 144」成増厚生病院の新貝院長より。(抜粋)

うつ治療の大敵 アルコール

『うつ病患者がストレスのはけ口としてアルコールを
 乱用することはよくあります。
 本人の苦しみが酒で救われているように見えることも
 あるため、周りも飲酒を認めてしまいがちですが、
 酒は絶対に絶たなければなりません。

 酒を飲むと気分が一時的には楽になりますが、
 酔いがさめると以前に増して不安になり、
 気分が落ち込みます。
 そこでまた酒に走り、この繰り返しがうつ病や
 その再発を引き起こすことがあります。

 治療でもアルコールは大敵です。
 酒を飲んでいると 薬の効きが悪くなったり、
 病状を更に悪化させたりして、治りにくくなって
 しまいます。』



相手がうつ病とわかっていながら、その人にお酒を勧めたり、飲酒を容認するような発言は、避けたほうがいいのでしょうね。

ブログで時々こんな光景を目にします。
うつで仕事が思うように行かず深酒してしまっている方へ、やんわりと飲酒を注意する書き込みをしていらっしゃる方。
そんな方こそ、ほんとに優しい人だなあ。。と私は感じます。


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