ゴーヤ泡盛の野毛日記

ゴーヤ泡盛の野毛日記

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野毛小路から桜通りに向って少し行った辺りのビルの2階。

階段を上がり、左手にまわり込むような位置に入り口がある。

カウンター10席の店。

マスターの背後にあるボトルの数たるや。
驚きを隠せない。

メニューに目を通したが、シェリーの種類もかなり豊富だ。
やはり目に付くものを頼もうとマスターの肩ごしにボトルを眺める。
そして、ロブ・ロイを注文。
20年ものだという。
ブランデーのような芳醇な香りで、
口当りがやわらかく、ほっとする味。
日本にはほとんど輸入されていないそうだ。
貴重な一杯。

続いてスキャパを頂いた。
磯の香りがわずかにし、懐かしさが込み上げる一杯。

時間を忘れて長居したくなるような店だが、
営業は深夜2時まで。

ここのフード類はかなりいけると評判だったので尋ねてみたが、
今はほとんどやっていないそうだ。
残念。

飲み物に迷ったら、自分の好みを言って
マスターに選んでもらうのがいい。

眠れずにこの店に来て、羊を数えたとしても、や
はり私は眠れないだろう。

次の一杯が常に私を誘惑するのだから。

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