ゴーヤ泡盛の野毛日記

ゴーヤ泡盛の野毛日記

婆羅**



野毛仲通りの「娑羅(バサラ)」だ。

外に主なメニューが出ている。
「エゲレスハギスとゴーヤのホットサンド」¥600.-
その他楽しそうなメニューの数々。

なんといってもゴーヤだ。
まずこれが目についた。
ゴーヤは大好物だ。
ゴーヤを使ったホットサンドを食べてみたいと思った。
そこでガラリと扉を開けた。

カウンターと奥に小さく仕切られたテーブル席。
カウンターを埋めている焼酎の数が凄い。
カウンターの内側、マスターが背にする位置には
ウィスキーやリキュールもある。

いったいどんな店か。
興味津々で中を見渡す。

黒板におすすめメニューが書かれている。

「アイヌと琉球同一民族説オードブル」¥800.-
思わずこれは何ですか?と聞いてしまった。
「ゴーヤのスモークサーモン巻きです」とサラリ。
ははは。なるほど。

ゴーヤ料理が多いですねと言うと、
本場ものは隣りにはかないませんから、
普通じゃ食べられないものを作っていますと言う。

確かに隣りは「玉ちゃん亭」という沖縄料理屋だ。
それでも隣りからゴーヤを借りに来たりするというから面白い。

そして「エゲレスハギスとゴーヤのホットサンド」を頼んでみた。
ゴーヤの苦味はまったくなく、ひき肉と合わせてあるホットサンドの中味はボリュームがあり、かなりお腹が一杯になる。ハングリーな方にはぜひおすすめしたい。

カウンターに並んだ焼酎について聞いてみることにした。
たいていは自分の足で現地に行って買い付けて来るそうだ。
確かに手に入りにくいものが多いし、
まったく見た事がない焼酎も多い。
冬のお勧めは?と聞くと、「無濾過でしょう」と。

日本酒でいうどぶろくにあたる無濾過は冬期限定。
「たなばた」(鹿児島)と
「松露(しょうろ)うまにごり」(宮崎)を頂いた。

最後に何気なく置いてある瓶酒は何かと聞くと、
知り合いが作ったものだという。
ノーブランド。
瓶から柄杓で自ら掬ってグラスに入れて飲むのだ。
量は飲む人に自由にさせているとのこと。
怪しくも美味しい焼酎だった。

■ぐるなびで紹介
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