ゴーヤ泡盛の野毛日記

ゴーヤ泡盛の野毛日記

大作


カウンター7席の他は小上がり。
20人ほどは入ろうか。
2階席もあるようだ。
賑やかな声が漏れている。
カウンターに座るとどうも見下ろされている感があり、見上げれば今では珍しい剥製がディスプレイされている。
余程の収集家らしく神奈川県立博物館から感謝状をもらっている。
気を取り直して視線をカウンターに移すと溢れんばかりのボトル、またボトル。
メニューには50種類以上の日本酒、70種類以上の焼酎のラインナップ。
お通しはなめこおろし。
酒は山口の貴(たか)の特別純米酒¥600を選んだ。
透明のフラスコのような徳利の中心が大きくくれていて、そこに氷がひとかけら。見た目も清々しく気持ちがいい。
音楽はジャズ。
カウンターを燈す明かりは和紙のシェードで角がとれている。
文字が書かれたその和紙は良く見ればボトルのレーベルだった。
障子の升目升目にも文字が見え、こちらはマリノス、フロンターレなどの選手のサイン。
団体客の引き時の波に乗り、締めて¥750也。

(2006.4.25)

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