少しずつ一歩ずつ

少しずつ一歩ずつ

3~5才のころのお気に入り絵本 4

■■■ 3~5才のころのお気に入り絵本  4 ■■■
ぼくとじいちゃんのハンバーグ 
男の子が,ママもばあちゃんも留守の間にじいちゃんと2人でハンバーグを作ります.
パン粉のかわりに小麦粉,味付けは味噌,おまけに黒こげ.
なのにとってもおいしそうなんです.


おりょうりとうさん
とうさんがカレーを作ろうとすると,野菜やお鍋が逃げ出して...
子供たちは,投げ縄でえいやっと野菜やお鍋や家族までつかまえるシーンが好き.
ゲラゲラ笑ってます.


ターちゃんとペリカン
クマのコールテンくんのドン・フリーマンの作品.男の子とペリカンの交流のお話です.
波にさらわれたターちゃんの長靴.それを,なんとペリカンが拾ってきてくれます.
ペリカンがぐわぁぁーっと口を開けるページで毎回大喜びです.
落ち着いた色づかいで,ペリカンの表情や水鳥の動きがとてもよく表現されています.
そういえば昔幼稚園に毎日出勤?するカッタくんってペリカンがいましたね.
ペリカンならこれくらい本当にやってくれそう.


ふしぎなナイフ
ふしぎなナイフがのびる,ビヨヨーン.
われる,パリーン,と擬音を足してやると大うけです


おみせやさん
以前,園のイベントでおみせやさんごっこをするときに,
イメージがわきやすいかなと思って借りたところ,とても気にいったので,時々借りてます.
雨でお外に遊びにいけない日,いいことおもいついた,
ゆかにクレヨン,ハンカチ,ボール....いろいろ並べておみせやさん.
お客さんは,すずめにねこにねずみのお母さんに...
みんなちゃんと10円玉をはらって買っていきます.
ときどき,自分たちでもお店やさんごっこをしていました.



ことばあそびうた  と  ことばあそびうた(また)
これは私の趣味ですが. 声に出して読んでやるのがなかなか難しい。
子供たちも,意味はわからないながら音が気に入ったようです.
いるかいないかいないかいるか,とか,かっぱらっぱかっぱらった,とぶつぶつ言ってました.



アンジュール
エンピツのデッサンだけで描かれた,文章のない絵本です.
ページをめくりながら適当にセリフを入れて読んでやってますが
「もう1回!」と繰り返しリクエストされるほどのお気に入りです.
子供向きじゃないと思っていたんですが,本当に力のある絵は子供にもわかるんですね.
走る車の窓から投げ捨てられた1匹の犬.車のあとを必死で追い,ひたすら走り続け,
取り残され,とぼとぼと海岸を歩き,さびしさに遠吠えをする.
サラサラと描かれた黒一色のデッサンだけで,犬の動きや心情まで伝わってきます.
最後に犬は,ひとりぼっちの子供にであいます.
そのページでは子供たちも自然とニッコリ「よかったねぇ」



おふろだいすき
お気に入りの理由は,双子のペンギンが出てくること.
ペンギンが出てくると「キャー!!」と2人で歓声をあげて,ひっくりかえって喜んでいました.
林明子さんの動物の絵は,表情ゆたかで,かといって擬人化しすぎず,とても上手ですね.



こんとあき
『おふろだいすき』につづいて,林明子さんの作品です.
子供たちは,電車が出てくるから気に入ったのかもしれません.
こんがあきを気づかう,けなげさ,こんがだんだんとボロボロになって,
それでも小さな声で「だいじょうぶだいじょうぶ」とあきをはげますところ,
こんを心配するあきの心,おばあちゃんに会えたときのホッとした気持ち,
おばあちゃんに修理してもらって,こんが元気になるところ......
林明子さんの作品は,どれも涙が出てしまってこまります.
はじめてのおつかい あさえとちいさいいもうと
子どもの気持ちがとてもよく伝わってきます.



はしれ!たくはいびん
いなかのおじいちゃんが送ってくれたリンゴ.
その荷物がどうやって手元に届くか,宅配便の仕組みを細かいイラストで教えてくれます.
私も初めて知ることばかりで,読んでいて感心してしまいました.
子供たちは「リンゴの箱はどこ?」と探すのが楽しいようです.

同じ作者の

ピン・ポン・バス 』 『 うみへいくピン・ポン・バス も大好き
やっぱり,男の子にとって,はたらく車は魅力的なんですね


おっかなどうぶつえんのちず
私が子どもの頃大好きだった本です.あまりに好きでボロボロになったほど.
『おっかなどうぶつえん』へ行った子供たち.
動物園の中にはマンモスや恐竜などなど,おっかない動物がいっぱい!
ようやく出口へたどりついて,動物園の地図をかくと・・・
子供たちは最後の地図のページが大好き.
「こっちに行くとマンモスがいて,こっちに行くと恐竜が出てきて・・・」と
ブツブツつぶやきながらずーっと地図をながめてます.



お月さまってどんなあじ?
どんな味だと思いますか?
お月さまを一口かじってみたいカメが山のてっぺんに登ります.でもお月さまには届かない.
そこでゾウを呼んで,カメの上にゾウが乗り,ゾウの上にキリンが乗り・・・
最後にネズミが乗ってようやくお月様まで届きます(ちょっと『おおきなかぶ』を思いましますね)
お月さまの味は「みんながそれぞれ一番好きなもののあじ」ですって!
ぶーくんは「イチゴ味」チャトくんは「チーズ味」だそうです.


『ねんに いちどの のみのいち』
こどものとも年中向き123号 1996年6月号 高松 葉 ぶん 大島英太郎 え
今日は年に一度の,動物たちののみの市.動物たちがそろって出かけます.
お店に並んでいるのは,ツバメが泥と藁で作った置物,
ハタネズミが磨いたヤマグリの殻,ヘビの抜け殻などなど.
挿絵が動物の生態をよくとらえていて本当に素敵です.
カエルのお母さんが水槽つき乳母車にオタマジャクシを乗せていたり,
タマシギのオスが子守り上手だったり.カイツブリの浮巣などなど.
おまけにくじ引きはカワセミの魚取りです。
すみからすみまで眺めて楽しんでいます.


『うちじゅうのいちにち』
中村まさあき作 文化出版局
図書館でかりて,子供より私が気に入ってしまった本です.
ある5人家族の一日を、家の屋根をパカッとはずして,上からのぞいてみると・・・
朝起きてから,夜ねるまで,家の中でだれが何をしているか,細かくえがいています.
お兄ちゃんは学校,お父さんは会社で仕事,お母さんはどこにいる?
と,『ミッケ』や『ウォーリーをさがせ』のような楽しみ方もできます.
「ねこちゃんが,お散歩にでかけるね」「おとうさんは本をよんでるね」と 子供たちも楽しそうです


←戻る
HOMEへ


© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: