少しずつ一歩ずつ

少しずつ一歩ずつ

双子紹介

わが家の双子ぶーくんとチャトくんの紹介です.

 2002年に在胎23週6日,一卵性の双子として産まれました.
一卵性の双子におこる双胎間輸血症候群のため片方(ぶーくん側)の羊水が異常に増え,早期破水,緊急帝王切開で産まれました.
産後,待機していた専門の救急車で近くの病院のNICUに救急搬送してもらい,そのまま半年ほど入院していました.

 NICU時代も退院後も色々なことがありました。
今の2人は,いくつかの問題はありますが毎日うるさいくらいにしゃべり,イタズラをし,公園で走り回り,新幹線だーいすき!の元気いっぱいの男の子になりました.

 今は,2人そろって地元の小学校に通っています.
 今の2人があるのも,産院やNICUのスタッフの方々,病院の先生方,PTやSTの先生方,そして協力してくれた家族,幼稚園や学校の先生方...たくさんの方達のおかげだと心から感謝しています.

この先,まだまだ何が出てくるかわかりませんが,少しずつ,一歩ずつ,
毎日をていねいに楽しく過ごして行けたらいいな,と思っています.


一人一人の紹介です.

双子1号ぶーくん  <暴れん坊でマイペース>

   出生体重 : 約600グラム
   出生時の状態 : アプガースコアは,1分後が0→5分後が4
       産まれたときには,心臓も動かず,息もしていない状態でした.
       脳には脳室内出血もあったそうです

   耳のこと : NICU退院時の検査で難聴があることがわかりました.
       修正10ヶ月ごろから補聴器をつけはじめ,週1回STの訓練に通っていました.

   目のこと : <目のこと 弱視訓練>のページをご覧ください

   脳のこと : 修正1才半のとき脳のMRI検査をしました.
       左の脳室が少し大きく,先生の言い方によると「まわりのフチがギザギザなので」
       画像から判断すると軽度から中等度の脳室周囲白質軟化症(PVL)が予想されるとのことでした.
       右足首が固いのはPVLのせいだとのこと。

   足のこと : PVLの影響で右の足首が硬く,歩くのがなかなか上手になりませんでした.
       赤ちゃんのころは右足があきらかにビッコをひいた歩き方でした.
       月1回PTに通って訓練やストレッチを続けていました.
       7才の今も他の子たちに比べれば運動面では遅れています。
       でも、歩けて、走れて、遊べています。
       それでも,足を冷やしたり,長い時間すわっていると足が硬くなりやすいので,1日1回のストレッチは続けています.

   陰嚢水腫 : 右の睾丸が時々腫れるため超音波検査.陰嚢水腫でした.
       3才のころ,2人そろって入院・手術してもらって治療しました.

   好きな物 : 新幹線・特急! 動物 読書 ジグソーパズル



双子2号チャトくん  <泣き虫の不思議ちゃん>

   出生体重 : 約500グラム   
   出生児の状況 : ぶーくんよりは良い状態だったそうです.
        それでも自力での呼吸はできませんでした.
        アプガースコアは1分後が1→5分後が3

   目のこと : NICU入院中に両目とも未熟児網膜症になり,レーザー手術を受けました.
        3才のころの検査で,両目とも弱視とわかり,メガネをかけはじめました.
        5才のころ,両目とも矯正視力で1.0出るようになりました

   心臓のこと : NICUに入院当初,心臓の動脈管がなかなか閉じず,何回もインダシンを使いました.
        最悪の場合手術と言われましたが,幸い動脈管が閉じはじめ手術をせずにすみました.

   言葉の発達 : 3才の時に受けた発達検査では年齢並みだとのことです.

   運動面 : ちょっと遅れぎみで,手先もちょっと不器用.
       でもふつうに走り回って公園でも遊べています.お絵かきも工作も大好き.

   脳のこと : 同じく修正1才半のとき脳のMRI検査をしました.
        左の脳室は少し大きいけれども先生曰く「まわりのフチがギザギザではないので」
        PVLはないでしょう,とのことでした.

   停留精巣・陰嚢水腫 : 左側に停留精巣,右側には軽い陰嚢水腫がありました.
        3才の時,ぶーくんと2人同じ日に手術してもらいました.

   好きな物 : 新幹線、特急 動物 お絵かき 読書






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