『頭ぐしゃぐしゃ』の彼方に・・・

『頭ぐしゃぐしゃ』の彼方に・・・

あとがき・筆者紹介


八重桜の咲いていた頃だと思う。
仕事で大きな失敗を犯した僕はふらっとお台場のすし屋に寄った。
何となく生ものが欲しい気分だった。

二杯目の地ビールを頼んだ時のことだった。
テーブル席の4人組が何やら妙に盛り上がっている。
ネクタイを緩めたサラリーマンらしき男と場違いな警備員の格好をした男、
それに九州弁らしき言葉を喋っているがっちりした男に紅一点、若い女の子。
不思議な組み合わせの4人である。

その4人から、どうやらネット上で近未来サッカーの連載小説をやろうと言う話が漏れ聞こえてくる。
『面白そうじゃないか』思わず言葉が出てしまった。
それと同時に夢みたいな話で騒いでいる4人に励まされていた。

僕はひとつ残っていたアボガドのすしを頬張って、
お台場海浜公園の駅までストップアンドダッシュを繰り返していった。

羽生友さん(草野球クラブ『三ツ沢ベアーズ』主宰)


《筆者紹介》
●マリノジャンキーさん
 北海道在住。警備員のバイトの傍ら小説家を目指す「苦学生」(?)
 現在は消息不明。そろそろデビューしてる頃かな??
 その名のとおり横浜Fマリノス中毒(らしい)、および読売巨人軍をこよなく愛す。

●慧さん
 長崎県在住の予備校の先生。
 スポーツはもちろんのこと、一般教養から、古今のアニメ、ゲームにいたるまで、幅広い話題に対応できる常識人。

●八重桜さん
 埼玉県在住の花の女子大生(執筆当時は群馬県の高校生でした)。
 サッカーの日本代表&横浜Fマリノスを心から応援している。
 とくに中村俊輔の大ファン。紅一点つーことで、。

●chang-wei
 本作品の編集を担当する、いちおう会社員。
 東京都在住。サッカーに関する知識、仕事ともに「中途半端」な人間。
 ときどき知ったかぶりの「失言・放言」が掲示板上に波紋を呼ぶ困った男。

※ この作品は、2001年6月12日~25日にかけて、上記4人のリレー方式にて書き上げたコラボレーション(つーか遊び)作品です。

目次へ
前のページへ

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: