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北海道の旭川の旭山動物園がテレビやラジオで紹介され、そして本も出ているよと夫が早速買ってきた。市民ZOOネットワークのNEWS LETTERも大阪のみさき公園活性化計画の記事が充実している。動物も高齢化、施設も老朽化、お客さんも減ってという中、情熱を持った人々が立ち上がって、斬新なデザインの放飼場を作ったり、現在の施設を低予算で改修してといろいろな取り組みが始まっている。読んでいてワクワクしてしまう。制約があっても動物たちが快適に暮らせるようにさまざまな方法を考えている。行ってみたいなぁと思ってしまう。どこかで体験しているなぁと思ったのは、下町の小さな教会、つまりワタシの行っている教会のお話。立派なデザインでも老朽化して洋風お化け屋敷化していた建物を小さく低予算で建て替えた。倒産したお店のタイルや厨房機器、石拾いから始まったお庭作り。でも喜々としてみな取り組んでいた。お金に換えられる道具は売り払い、ワタシは夫と二人で建築中の写真を貼った模造紙を抱えて、他の教会の礼拝に出て寄付をお願いした。ブロック1個分2000円での募金にたくさんの方が応じてくださった。ついでにその教会の建物も参考にさせていただいて、機能的な礼拝堂に生まれ変わった。旧礼拝堂のステンドグラスも、ドアも新しい建物に取り入れたので、落ち着きもある。とにかく、多くの人々の力によって建てることができた。感謝!!建築中はメンバーのだれもがイキイキしていた。それから6年、少しずつだが、新しいメンバーが増えつつある。食事当番が月3回の時期もあったが、今はうっかり記入を忘れると月1回も回って来ないこともある。全国各地の動物園でも、エンリッチメントの取り組みをしているので、動物園を訪問するのが楽しみだ。ついでにその地の教会の礼拝に参加するという二重の楽しみを持っている。動物園のついでに教会?たぶん神様はワラって許してくださっていると思う。
2005年05月01日
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みどりの日は葛西臨海公園の広場に下町の教会ピクニックに参加した。昼の祈りとお弁当、ゲームをして、帰り道葛西臨海水族園に行こうということになったが、まぁすごい列。地図を見ると、広い鳥類園が広がっているのに、足を向ける人はわずか。ウオッチングセンターもあったが、いろいろな場所に観察窓があったので、ゆっくり歩きながら、そーっと見てきた。「カニを食べるシギがいるよ。」とおじさんが望遠鏡を覗かせてくれた。結構どこの窓にも常連さんらしい人が待機していた。白いサギや足がピンクのシギ、カモなどなど静かにえさを探していた。動物園でペンギンのえさを狙うあの図々しい積極的なサギと、同じ鳥とは思えないほどに謙虚?な姿にびっくり。
2005年04月29日
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上野動物園のユーラシアカワウソのえさの時間のポスターが貼り出されていました。ワタシが到着したのはもう終わって、透明のパイプを通って帰ってゆくところでした。見ていた人たちは、カワウソさんたちがサービス精神旺盛だと話していました。ステージ?が終わると、さっさと楽屋に引き上げて、お昼寝になったもよう。
2005年04月28日
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さきほどクリックしたら、神戸市立王子動物園のゾウのモモちゃん♀が亡くなったと報じられていた。1歳1ヶ月。昨年GWに会いに行って、とても幸せな気持ちにしてくれた愛らしいゾウさんでした。11月に遊んでいて骨折、その後も回復しつつあるというので、この夏にはまた会いに行こうと思っていた。昨日から辛いニュースばかり届いて、気持ちが重くなる。今とても辛い人々の気持ちを少し引き受けてみよう。今はどうにもならないかも知れないけれど、どこかで一緒に悲しんでくれている人がいるのは、少しは支えになるかもしれない。
2005年04月26日
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サポーターズデイに参加してきました。午前午後の2グループに分けて、サポーター制度の報告と、ユーラシアカワウソのお話、そしてサポーターのお金を活かした施設の見学です。ジャンケン大会で各15人がエサやりのリボンを獲得しました。ほとんど子どもたちです。アジをあげると、下で待っていて器用に手ではさんで食べます。飼育係りの方はそのうち道具を使うのではと本気で思っているそうです。近い種類のラッコも貝を石で割りますから。エサを不規則に与えて、コチラにやって来る機会を増やす努力をしているそうです。大きい方がマーくん♂、小さい方はミーちゃん♀。飼育係りが「マーくん、まわって~。」というとちゃんとコチラに来るので、驚きました。おなかいっぱいになると、池に戻って、回転しながら泳ぐ遊びに入ります。ニュースに流れたので、カワウソ前は人がいっぱい。園長さんのお話では、旭山動物園のマネではなく、応用で、あざらし館はタテ型で6億円、上野はヨコ型で350万円。ちなみに、旭川動物園の園長さんも見学にいらしたそうです。
2005年04月23日
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上野動物園の西園に行く途中のイソップ橋を降りて行くと、木に登っている、カナダヤマアラシの家族を近くで見ることができます。かなり高いところにいます。両手両足で木を抱えて、す速く登ってしまうそうです。木に見当たらない時は木の下の巣箱で眠っています。巣箱も見やすい位置にあります。エサはイモとニンジンだそうです。このヤマアラシの放飼場は、サポーター制度のお金を利用して作られました。アイディアですね~。
2005年04月23日
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写真はがんばって作られたユーラシアカワウソの散歩道。この時はどこかでお昼寝中?お留守?間が悪いのか、見かけることが少ない。今度は朝をねらって来てみよう。休暇の取れた夫と上野動物園に出かけた。ゆっくりしていたので、ちょうど正午。動物園の券売機にも行列が出来ていて、水曜日なのにかなりの混雑。珍しくベンチもいっぱいだった。お天気が良いし、桜もチラホラ。(ソメイヨシノこそまだだけれど、上野公園の桜もたくさん種類があることが、配られていた桜案内図で知った。交番付近で配っています。)春になって、動物園のシーズン、子育てのシーズンになったためか、お弁当を広げるスペースやプレーリードッグの上など木と木の間に見事にテグスが張られていた。カラス、ハトよけは今のところ功を奏している。ゴリラ舎横の掲示板には「ゴリラのバックヤード探検ツァー」の展示がされていた。面白い!!こういうことが知りたかったのですよ!シュート(運動場へのゴリラさん専用通路)のスキマから麻袋を垂らして、下で飼育係りが気付いて引っ張ろうとすると、ひゅっと引っ込めたり、正に人間釣りをして遊んでいる写真もある。エゾシカのトン♂ちゃんはもう角が両方取れて、すっきり。でもカラスに背中に乗られて、毛を抜かれていた。カラスも目ざといなぁ。科学博物館の恐竜展も公園内まで入場の行列ができていて、チケット売り場も相当な列。西洋美術館のラ・トゥール展はそこそこ。
2005年03月30日
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赤ちゃんが生まれたとメールで知らせてくださった方があり、ついでに動物園に寄ってみてきた。地中30℃の土の中で生活しているので、体毛がなくなってこういう姿になったとか。穴掘り名人で、究極の進化?とはいえ、またネーミングもちょっと気の毒な生き物だ。エチオピア、ソマリア、ケニアに40~90匹の群れでアリのような社会生活をしているという。体の大きい女王だけが子どもを生み、もっとも活動的だとか。動物園では透明パイプをつかって展示している。いろいろな部屋も作ってあって、移動のようすが見える。小学生が「道をゆずらないねぇ」と言っていた。自慢のデバをつき合わせて、本当にいつも渋滞。後ろから乗り越えて行く。ルールがありそうでないような、だから女王が必要なのだろうか?毛並みの美しい動物たち、デザインの素晴らしい鳥たちが多い中で、機能を追及してこういう形になったのはカレラとワレワレかなぁとも思ってしまう。ワタシにとっては親近感ある存在となっている。
2005年03月18日
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動物園の帰りにニホンリスを見ていたら、ガイドツアーの一行がやってきた。ガイドさんの肩にシカの立派な角がかかっていて、これはもしかしたらと思い、確かめに行った。上野動物園の五重塔の下に住んでいるエゾシカのトン♂ちゃんは角が片方落ちたらしく、バランス悪そうだった。地面に生えている草を食べようとすると、残っている角が地面にささったり。とれた痕も、直径10cmくらいの黒いカサブタになっていた。春には角が落ちるので、頭が軽快になりそう。遠足の小学生たちが、先生に「これ撮ってよ。」と言ったら、先生は「あと2枚あるから大丈夫よ。」と言っていた。なごやかなひと時を共有できてうれしい。クマ舎とラマ・バク舎は工事中だった。温かい日差しの中で、動物を見ながら、鳥を警戒(落し物に注意!)しながらのお弁当も楽しい。そろそろ、ソフトクリーム再開しないかなぁ。上野動物園は開園日の3月20日は無料、4月10日まで毎日開園している。イベントもたくさんある。詳しくは↓http://www.tokyo-zoo.net/
2005年03月17日
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午後から根津の門から入り、まずは西園のレストランでビーフカレーセットを雪の中で遊ぶサイを見ながら食べた。遠足に来ていた保育園の子どもたちも食べていた。雪の動物園は、他には本当にお客さんは少なく、カップル少々、親子連れ1組、夫婦1組、3脚を持ったおじさん3人ほどで、職員の方の雪かき姿が目立っていた。西園では寒さに弱いキリンやオカピ、カバなどは室内に入っていた。は虫類館の横を通って、弁天橋から不忍池を1周してみた。鳥たちがいっぱい集まっていて、群れごとにだいたいまとまっている。今日はオオワシが鳴き交わしていた。声が池中に聞こえている。タンチョウ、ハクチョウ、シジュウカラガン、サギ、オナガガモ、カラス、ハト、スズメは、たぶんシジュウカラガンの餌場で食べている。ハクチョウはハクチョウの餌場がある。タンチョウはイソップ話を思い出させる深い入れ物にエサが入っていて、しかもタンチョウの頭しか入らないようにお洒落な木で固定されている。カワウとペリカンのすむ島にも雪が積もっていて白い。多種多様な鳥たちは広くない池で上手く住み分けているように見える。動物園の外側のボート池にはユリカモメやもう少し大きいカモメが見えた。弁天橋の人があまり通らない場所にはアヒルとハシビロガモが餌を探していたし、枯れたハスの林にはホシハジロたちが眠っていた。イソップ橋を渡って東園に行くとゾウさんも室内。テナガザルも留守で、クジャクが我が物顔にテナガザルの定位置に止まっている。ゴリラさんはケンタくんのグループは外には出ていなかった。雪には靴の足跡があった。お隣はムサシ♂くんは床暖房に座り、ピーコ♀さんはワラに混じった細い草を丹念により分けて食べていた。インドライオンたちは泥でまっくろ。時々吼える声が響く。ペンギンとホッキョクグマは元気で、珍しくマカロニペンギンが泳いでいた。エゾシカのトン♂ちゃんは雪の中で座っていたが、とても立派な角で美しい姿になっている。雪の五重塔が美しかったが、写真はうまく撮れなくて残念。雪の五重塔と丹頂鶴という日本画の世界をこの眼で見ていた。
2005年03月04日
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2月19日は上野動物園のサポーターに登録して、初めてのサポーターズデイに参加してきた。2ヶ月に1回の催しのうち、動物の餌やり体験の企画だった。人数に制限ありだったので、応募の半数が落選となったそうだ。貴重な当選なのに、夫は出勤となり残念がった。冷たい雨降る中、10時30分西園の動物園ホールに集合した。この天気は参加人数も少し減らしたようだ、少し空席あり。講演「ペンギンカレンダー~上野動物園に住むペンギンたちの四季折々の姿」は笑顔のステキなペンギンの飼育係りのお姉さんが、分かりやすくお話してくださった。サポーター制度発足以来の報告会は副園長さんが。登録者が延べ559人、630万円が集まり、その資金の活用計画をお話された。350万円を動物の飼育環境の改善(カワウソ、ヤマアラシ、子供動物園の環境改善)に、選択した動物の(動物を選んでサポーターになることもできる。ワタシたち夫婦はゴリラ)エサ代として250万円を使うという。サポーターズデイのエサ代、お盆やクリスマスのプレゼントのエサ代もここから出る。残りが通信費など事務経費となる。動物別では1位パンダ、2位ゾウ、3位ペンギン、4位トラ、5位両性爬虫類館でゴリラは6位だった。率直な意見も出て、今後制度の改善も考えているようだ。雨降りが幸いして、ジャンケン大会ではなく、なんとか希望者が枠の中に納まったようで、ニホンザルは全員、ワタシは難関と思われたゾウの餌カードとリボンをもらえた。サポーターは当選はがきと登録証は忘れずに。午前の部が終了して、後は時間厳守で登録書を見せて餌をもらい、指示に従ってエサをあげる。ニホンザルはみかんの皮をむいたもの1個、子どもはバナナも渡された。サル山は突然たくさんのエサが降ってきたので、みんな集まってきた。特にサルたちに混乱はなかったと思う。気を使っていたのは職員の方々。毎回これはサポーターの催しでとアナウンスしていた。入園者にエサを与えないようにお願いしているのに、特定の人たちがエサをやるというのは、タイヘンなことだったのだ。サル山はみかんのフサでいつもよりお掃除の労働量が増えるし、案内の職員の方々にも頭が下がる。ゾウさんには60cmくらいのサトウキビを1本渡され、ゾウ舎の中に入り、ウタイ♀さんとスーリャ♀さんの近くまで行って差し出すと鼻で器用に受け取って食べてくれた。すぐ近くまで行けたので感激の声があちこちで聞こえた。ワタシはウタイさんに差し出すと鼻を巻きつけ、足で押さえて折ってから口に運んでいた。スーリャさんは3本もほおばっていた。このサトウキビは埼玉で育てていて、職員の方が取りに行ったとか。いつもは遠いところでしか見られないアティ♂くんも近くで会うことができた。ただし職員の方が近づき過ぎないようにがっちりガードしていたが。体は遠くにあるのに、鼻はすぐそこをゆらゆらしていた。キバが長く、雄の力強さがひしひし伝わってくる。さすがに雄ゾウ、怖いと思う。この日は1人で行ったので、小学生連れのお母さんに声をかけられ、昼食をご一緒することになった。うっかり財布と登録証を忘れてしまったとか。子どものお財布のお金から帰りの交通費を除いて、お昼を食べたいと思い、声をかけたという。サポーターはレストランも20%引きなので、ワタシの登録証がお役にたった。しかもモノレールにも乗ることできて良かったね。こういう時はどうしたらよいか考えるので良い体験になったとお母さんも話されていた。スリルのある楽しい1日になったのでは。
2005年02月18日
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温かい日差しに誘われて、上野動物園経由でお買い物に。営業中と大きな文字の書かれた垂れ幕が上野の街にも多いが、動物園の入場ゲイトも工事中だった。入場口前の木の下のベンチの下で、お弁当を食べていたカップルがハトに囲まれていた。あっという間に彼のお弁当からなにやら奪って行って、すぐ近くでついばみ始めた。トンビでなくハトがさらっていった。黄色の横断幕に「ハトにえさをやらないで」とあり、放送もされ、えさをやろうとしている人には何人かで説得している。ハトもカラスのように凶暴化?してゆくのだろうか。ゴリラのケンタ♂は気持ち良さそうにお昼寝。ニホンザルは恋の季節で緊張感がみなぎっていて、真っ赤な顔とお尻、傷だらけの体でもキビキビしている。タテガミオオカミには子どもが生まれ、子どもは見えなかったが、美しい姿に観客が集まって、「オオカミって足長かったのね。」とかオオカミについて考える機会をもたらしていた。つやつやしたコビトカバが身軽に動いていた。美味しそうとは思えない干草を喜んで食べているように見える。食べ方は不器用そうでも大きくピンク色の口を開けて少しずつ食べていた。カバの放飼場も垂れ幕がかかり、これから工事なんだろうか。隣で1頭がお昼寝中だった。不忍池は満員御礼が出そうなくらい種々の鳥たちが集まっていた。中でも、5羽の白鳥は優雅に振る舞っている。鴨のキンクロハジロの1羽は全体が黒でなく、こげ茶。でも眼は金色で、頭のシュッとした飾りもキンクロと同じ。ハーフなのかなぁ。タンチョウも羽ばたき、美しい。シジュウカラガンもたくさんいてお昼寝。この都会で素晴らしい鳥の楽園だと思う。
2005年02月15日
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せっかく動物園に行く機会が多いのだから、面白いものに出会ったら、応募してみるのも、他の動物園にとっても良いかも知れないと思っていた。エンリッチメント大賞受賞施設を紹介と、なぜその担当者や施設が大賞に選ばれたのかを解説する市民ZOOネットの集まりがあった。寒い中出かけたら、多くはなかったが、興味を持つ人々が集まっていた。判断は専門家の先生方にお任せして、単純に面白いと思ったら写真を添えて、説明を書いて送ると、実はかなり厳密な審査をされていた。書類審査を通った17件(応募は27の動物園・水族館に83件)は、審査員の先生からの更なる質問を携えて、係りの方が現地で調査をされたとか。各賞の盾(この日出来上がったそうだ)もずらりと並び、行った先の動物園で目にできるかもしれない。たまたま昨年出かけた動物園で良い印象を持ったものが入賞していた。とべ動物園のあしあとの道は感動だった。エンリッチメントというのかなぁ??と思い、遠慮してしまった。応募しておけばよかったなぁ。ゾウのためならなんでもという姿勢の天王寺動物園アジアの熱帯雨林ゾーンのゾウ舎も受賞していた。同じ時期に完成した上野動物園のゾウ舎は残念だった。お客さんがかなりの数なので、安全や人流れを第1に考えると無難な形になってしまうのかも。だいぶ広くはなったけれど。何はともあれ、いろいろな人々の工夫と努力で楽しませていただいている。
2005年01月12日
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ミナミゾウアザラシのみなぞう♂くん10歳に会いに、新江ノ島水族館に行ってきました。体重2トンの巨体ですが、かわいらしく、おとなしい動物なのだそうです。それにびっくりするほど、体が柔らかいのです。日本でオスは1頭だけで、お嫁さん募集中。「みなぞうとアザラシのおはなし」にイルカショーの後、駆けつけたら(実際はヒトがいっぱいで動けない)、ここでも人垣で見えませんでした。終わってもしばらくは青いバケツを抱えてポーズしてくれていました。ショップで「ぼくみなぞう」(2004年11月日経BP社発行900円)を購入して写真を楽しく見ました。イルカショーはイルカもよく訓練されていましたが、一緒に参加するお姉さんたちは、若く、美しく、歌って、踊れて、泳げて、イルカに好かれるという能力が必要とされる大変なお仕事です。イルカショーは広い会場でも立ち見が出るほど大盛況で、ベビーカーがズラッと並んでいました。「前4列までは水がかかることがあります。」とアナウンス中にイルカが遊んでジャンプしたので、通りかかったおじさんはビッショリ。カワイソウ!大水槽は相模湾を切り取ってきたような、マイワシやマアジの大群が回遊していて、ずっと見ていたかったです。ダイバーのお兄さんが水中カメラで撮影した映像がスクリーンに映され、エイの仲間の大きなシノノメサカタザメの昼寝や、二日前に入ったばかりのアナゴが居場所が決まらなくて、岩の隙間に潜んでいるようすを見ることがでました。なによりも、魚さんたち側から見えるニンゲンたちの映像を見ることができたのが面白かったです。この日は売店でホットコーヒーと揚げたてカレーパン、帆立の形のメロンパン、巻貝チョココルネのランチでした。目の前にイルカプール、江ノ島と富士山、輝く海、空にはハリーポッターの黒い影のようにトンビ?がたくさん舞っていました。印象的な風景となっていました。
2005年01月10日
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上野動物園の築46年のクマ舎は建て直しのため、壊す前に公開されている。1月8日からで、残るは9日、10日の午後1時から2時。東園の「クマ舎入口」(ペンギン舎とツル舎のあいだ)に看板があり、案内している。行くのなら、今日と行ってみた。意外とコンパクトに頑丈にできている。鉄格子の棒が太めで間隔が狭い。ところどころ解説がある。万一のクマの脱出に備えて緊急警報装置が設置されているそうだ。扉もクマには重く、飼育係りには作業しやすいように重しがされているという。人とクマが出会わないよう道は別々になっている。クマの寝場所は狭い方が落ち着くため、ほんとうに狭い。今回はクマ室にも入れて、クマの出入り口から放飼場に出られた。この出入り口はかなり小さく、本当にあの大きなクマが通っていたとは思えなかった。四足ではなんとかなるが、直立歩行者は難しい。出てみると、お客さんとずいぶん近い距離に思えた。クマの視線ではそうでもないかもしれないが。坂道や丸太で作られた広い台、ブランコ、限られた土地を有効に使っている。昔の写真も展示され、いつもクマ舎を素通りしていたことを残念に思った。ヒグマのミチコさんはここで13頭のコグマを産んだそうだ。きっといろいろなクマの人生(クマ生)があったことだろう。外のテーブルで、前から食べたかったカレーナンドッグとコーヒーで一休みして、2時からのゴリラのどんぐりプレゼントタイムを見るべく、ゴリラ舎に向かった。ムサシ♂は係りの人が屋根に上ったのを察した。何か小さい実が放飼場の奥の方にまかれ、ムサシが飼育係りを見つめると、その人は首をクッとまわした。ムサシは合図を了解して探し始めた。3時ころ、ゾウさんたちが低い音を出して話し合っている雰囲気。どこから出しているのかは分からないが、かなり大きな音が聞こえて、お客さんたちも集まってきた。すると飼育係りの方が入って来られ、ゾウさんたちはそれぞれ横になって背中の土をほうきできれいにしてもらい、足のウラも掃いてもらって、ぞう舎にお帰りになった。青草たっぷりの夕食を美味しそうに食べ始め、足には鎖をつけられたが、おとなしく従い、信頼関係がちゃんとしているように思えた。2005年が始まって、上野動物園に3回、教会に3回行っている。
2005年01月08日
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ゾウさん、ポニー、オナガドリ、コノハズクのみなさんと園長さんが入り口で待っていた。2日から開園していたが、3日の9時45分に初動物園参りとなった。ゾウには子どもにはエサを渡され、じっと持っていると、ゾウが鼻で持っていって食べる。あまり近いと見えないからと言っていた。小さい子ども何人かは飼育係りと二人でゾウに乗っていた。パンダは寒い方が元気でよく歩きまわっている。ゴリラさんは青草をよく食べていた。ムサシ♂はいつもピーコ♀のいるお客さんに近い場所で、食べていた。ケンタ♂も陽のあたる場所でよく食べている。決められている3000kcal以外に青草は食べ放題らしい。あのヘルシーな食事でこの立派な体を作って行く能力があるということは、かなり注意しないと、あっという間に生活習慣病になってしまうだろうなぁ。26kg減量に成功したケンタは確かに丸顔が長い顔になって精悍さが増した。サル山では子ザルたちが温泉でもぐりっこをして遊んでいた。まわす栓はついていない蛇口から湯気が出て温水が注がれていた。ミニプールで、飛び込みをしたり、泳いだり、見ている人間も楽しい。今日始めて見たのは、ワライカワセミの1日1回のエサやり。今やりますからと飼育係りの方が教えてくれた。待っていると、2羽に1匹ずつの生きた小さな白いハツカネズミを持って現れた。上手に丸呑みして今日の食事は終わり。くわえながら、うれしそうに声を出していた。いったん外に出て、ペンギンのお散歩の時間(いつもは木曜日)に戻ると、ルートは人がいっぱい。赤いじゅうたんの上をスターが歩くように歩いて、カメラのシャッターが切られている。時々一休み。解説が丁寧で、人が持って移動するスピーカーから音が出ているので、よく聞こえて楽しい。何度も言ってくれるので、後から見に来た人にも良く分かる。朝から動物園だったので、その後日比谷で見た映画「巴里の恋愛協奏曲」のストーリーがとびとびになってしまって、印象が薄い。一瞬眠るの連続だったようだ。
2005年01月03日
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大掃除の前に動物園、ということで出かけたら、ゴリラのムサシ♂の前で小さな姉弟がケンカ。お母さんもタイヘンそう。「パパは?」「パパは今大掃除しているのよ。」なるほど、大掃除を効率良く行うためにも動物園は役立っていたのか。アシカがイルカのように元気にプールを泳いでいた。波が高く、しぶきがかかった。子どもは何か固い丸いものをくわえて遊んでいるように見えるが・・・またペンギンのエサやりに遭遇。何度見ても楽しい。今回は目的が爬虫類館なので、西園に急ぐ。西園のケープペンギンもエサの時間だった。アジをねらって、カモメやサギ、カラスまでもがウルサイ。ケープペンギンは頭から丸呑みしようと位置を変えていると、よく落とす。それもカモメがさらう。東京ズーネットのメールマガジン ZooExpress No.195に紹介されていた「大江戸亀奉行日記」文・松井今朝子、絵・中澤寿美子、ハルキ文庫を購入して読んでみたら、抱腹絶倒。ぜひとも亀奉行にお会いしたく、イシガメ、クサガメさんを探した。特別展の保護された爬虫類の水槽と、入り口付近の日本の爬虫類のコーナーにいらした。イシガメさんは、さすがにお奉行様の風格が漂っていた。室内なので、電球で甲羅干しをされていた。レストランは行列なので、今回は不忍池を通り過ぎ、老舗の蓮玉庵でかき揚げそば、と甘味「おぐらそば」をいただいた。「おぐらそば」は羊羹のようなウイロウのような、小豆とそばのもちもちねっとりがとても美味しかった。午後から軽くガラス拭きと和室の大掃除をして、本日の分を終えた。
2004年12月28日
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22日の上野動物園は良かったと話したら、夫も見たいと言うので、出かけた。懸案の動物園のサポーターの手続きをするために。ゴリラさんたちは日向ぼっこ&昼寝、ペンギン池では珍しくオウサマペンギンたちが泳いでいる。しばらくすると、ぞろぞろあがって来た。ヒトはオウサマペンギンを腕輪で見分けるけれど、ペンギンたちはどうやって見分けるのだろうと、南極のあの大群の映像を思い出して話していたら、サンタクロースの群れ発見。スピーカーでホッキョクグマに鮭をプレゼントしま~~す。ノコノコついて行くと、TVカメラも来ていた。上野動物園のサポーター制度のお金を使ってのプレゼントだと説明していた。サンタさんが鮭を高くかかげ、カメラとクマにアピールして、待っているユキオくんとレイコさんに投げた。水にダイビングして(あまりの人垣で見えなかったが)鮭をくわえ、定位置であっという間にペロリと食べてしまった。その後、アシカ池横の事務室で手続きをして、晴れてサポーターに。1口1万円×2なので、ちょっと大変なのですが、日ごろお世話になっているゴリラのサポーターになった次第。サポーター登録証で、サポーター限定の催し(人数制限あり)に参加できたり、レストランやショップが2割引だったりうれしい。ガイドブック(サポーター用?)、絵葉書などもいただいた。さっそく、ランチとショップでクリスマスプレゼント購入にとサポーター制度を利用した。パスポートとの併用でかなり使えるかも。ゴリラさんの生活のお役に立つことが少しでもできたら、うれしい。
2004年12月23日
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上野動物園は珍しく閑散としていて、こういう日は動物たちが安心しているような気がする。ゴリラのケンタ♂くんはリラコ♀を追いかけて、かなりのスピードで走っていた。リラコが高いところに上ってしまうと、みかんを食べていたトト♀のところへやって来た。始めて、ゴリラ同士の挨拶の耳をすまさなければ聞こえない低いグゥーグゥーという声を聞いて感動した。この声を出して近づくとトトも落ち着いてケンタの近くにいる。ヒトに近づけて考えてはいけないと思うけれど、ケンタくんの視線は意味ありげ。ホッキョクグマ舎は工事が終わり、ペンキもきれいに塗られ、クマたちも落ち着いていた。カラスがかなり接近してギャアギャアうるさいのに、気にはしているが、そのままほううっている余裕ある態度。サル山のニホンザルのお尻がかなり赤くなって、手足の毛が抜けていて、怪我もしているようす。恋の戦いの日々に入ったのかも。アイアイが生まれたというニュースが流れたが、奥の方にいるので、そぅーっと見てみるが見えない。時々静かに静かに見に行きたい。サイが小枝をバリバリ食べていた。かなり堅そうなのにいとも簡単に食べているので、お客さんたちはみなびっくりしていた。キリンも近くで食べる姿を見られるので、お父さんカメラマンは独占状態。お客さんが少ない日のメリット。いつもはモリーさんの側を歩くが、今日は爬虫類館の先の弁天橋を渡ろうとした。ネコがびっくりして足元から逃げた。東園の猛禽類の壁の隙間を近くのホームレスのおじさんが飼っている三毛猫が行き来するのは知っていたが、不忍池周辺でもネコが入り込めるルートがあるんだ。この辺りもほとんど人が通らない。弁天橋から見ると不忍池も広く、自然が豊かだ。植物の種類も多く鳥もさまざまな種類が同居している。枯れたハスが沈んで、ロード・オブ・ザ・リングの沼地を思い出させる。橋の上を歩く時は、小さな虫が無数飛んでいるので、注意が必要となる。細くて高い、美しいとは言えないビルに囲まれようとしている。江戸時代の五重塔や弁天堂がいかに優れて美しいか、ようく分かる。上野戦争がなかったら、上野寛永寺大伽藍が燃えなかったら、ずいぶん景色が違っていたことだろう。
2004年12月22日
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11日の午後、市民ZOOネットの集まりがあって、いろいろな動物園見て歩きの写真を見ながらの報告会があった。内容はヨーロッパ、アフリカ、アザラシを追いかけて日本中、とか、実習を経験した学生さん、飼育係り1年目の方の熱血奮闘のようすなど、たいへん面白かった。「欧州動物園めぐりにいってきました♪」「飼育下におけるニホンイヌワシのペアリングに至るまで」「飼育実習へ行こう!」「アザラシみにいこう!」「アフリカのエコツーリズム ~ケニアのキリン、ルワンダのゴリラ~」「小さな動物園でできる地域交流」ヨーロッパの動物園ではゴリラやカバの群れ飼育、異種間混合飼育など見たことのない組み合わせで飼っていて、そういう場合は必ず弱い方、小さい方にエスケープゾーンが用意されているそうだ。アザラシもお話を聞いたり、写真を見せてもらうとなかなか面白い動物だとわかる。新江ノ島水族館にミナミゾウアザラシのミナゾウくんに会いに行きたくなった。首がめり込んだり、鼻が伸びたり、とても柔軟そう。ゴリラのツアーはルワンダ国立公園の16の公園規則が厳しく、人間の病気がゴリラに感染しないよう配慮されている。ゴリラさんの前にガイドに連れて行ってもらって1時間だけ、同じ空気を吸える。そしてかなりお高いので(交通費滞在費を含め)、今のところよく守られているという。ゴリラが大好きで、モラルが高く、時間、体力・経済力・英語力が充実している条件で楽しめるだろう。ワタシは後半に問題ありだなぁ。小さな須坂市動物園は7人の飼育係りさんが飼育も、地域交流にもがんばっている姿が伝わってくる。アカカンガルーのハッチさんがTVで取り上げられ、人気が出てきた。でも11月ともなるとお客さんが「いない」状態なってしまうという。集まって来た人たちも、もちろんアザラシ、ラッコ、シャチ、ネコ科の猛獣、ユキヒョウ、イヌ科、ペンギン、猛禽類、キリン、ゾウ、ゴリラとご贔屓の動物が幅広い。そして熱心。写真とグッズも隠し持って来られる。お話も興味深い。その動物のおかげで相当いろいろな経験をされている。今回は最後にジャンケン大会。いいなぁと思っていた、ロンドンZOOとフィップスネード野生動物公園のグラスを、2回勝っただけでせしめてしまった。夫は最後に勝ち残って、いいなぁと思っていたケニア紅茶。良い年の暮れになりました。みなさんに感謝!!
2004年12月12日
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赤黄緑とかなり多様な大木に囲まれ、不忍池には水生植物が立ち枯れている上野動物園はコンパクトな自然を楽しめます。イチョウはまだ緑なのと真黄色、メタセコイアのくすんだオレンジもいいなぁ。この日は暖かい日で、ゴリラのケンタ♂くんはお昼寝中。陽だまりで顔の部分が陰になる絶妙の場所に気持ちよさそうに転がっていました。カバも大きなキバを露出させて、お日様にあたって2人で狭い陸地部分で静かに眠っておりました。寝返りするとボチャンとなる感じ。見たかった小笠原のアカガシラカラスバトはパンダ舎前の鳥舎の木の下でグゥグゥ言ってました。カラスの大きさでハトの姿、頭が少し赤みがかかっています。名前の通り。貴重な鳥で力を入れて繁殖して、小笠原島に帰そうという計画です。ツルがダンスをしておりました。狭いステージでメスの気を引こうとしているのかな。可笑しなほほえましさ。タンチョウの大人よりも大きくなっている子どもツルが羽ばたきたくてバサバサしてます。ニホンザルは名前が決まったそうです。「ダナエ」「エピメテウス」とギリシャ・ローマ神話より。ジュピターにあやかり、立派なおサルさんになって欲しいです。西園のオランウータンのモリーさんのお隣には、マレーグマのキョウコ♀と子グマが引っ越して来ています。(東園クマ舎は工事中です。)子グマはかわいい動きをしています。しっかりした金網なので近いのですが、写真はうまく行きません。弁天門の近くにはオオワシが2羽仲良さそうにたたずんでいます。カモもたくさん戻ってきています。種類も数もすごい水鳥たちです。古い回転扉(警備員常駐)を抜けると、水鳥の餌(200円)も売っていますが、エサを持って来たおじさんが大盤振る舞いをして、オナガガモが大騒ぎしていました。その近くに駅伝発祥の地の石碑があります。不忍池から始まって世界に広がった?
2004年11月25日
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朝は平安神宮の前を通り、京都市動物園の近くの教会で礼拝をしてから、動物園に行くつもりでいた。平安神宮には七五三参りの着物のお子さんを連れた正装したご家族で賑わっていた。この日は教会でも幼児祝福式が行われ、京都の教会は礼拝は格調高く、聖歌もたくさん歌われ、思ったより長い礼拝となった。知り合いの方と少しお話をして、教会を出たのが12時45分。動物園に入ったら、講演の始まる時間になってしまった。会う約束をしておきながら本当に申し訳ないことをしてしまった。動物園図書館にはお客さんがいっぱい。入れなかった方もたくさんいらしたという。大きなゴリラの剥製が2体あった。見事と思うが、飼育担当の方は微妙に表情が違い、本人はもっともっとカッコ良かったし、まっすぐ見つめる目は白目はみえないと強調された。講演に先立ち、円山動物園の飼育担当吉田さんが、ゴンちゃんファンのみなさんからの激励の手紙の束を京都市動物園の園長さんへ手渡した。京都市動物園のゴリラ担当だった高橋さんのお話「動物園のゴリラから学んだこと」を聞いた。面白い心温まる内容たっぷりだった。その中から黒板に書かれたメモ京都市動物園でペアの繁殖の理由ゴリラとして育った。心身ともに健康。環境が良い。(太っていない。落ち着ける。)キーパーが理解がある。相性が良い。(気配りのできる)良い雄。ゴリラが嫌いな人・苦手な人大柄、いかつい男。(遠くから小さい声で話しかけながら近づくと大丈夫)さわぐ人。走る人。テレビカメラを持つ人。(気の毒なことに)獣医。山極寿一先生は「野生のゴリラが教えてくれたこと」について、多岐にわたり熱っぽくお話になった。特に最初にマウンテンゴリラのベートーベン♂と森の中で出くわし、凍りついてしまったら、向こうから声を出して挨拶してくれ、こちらからも挨拶の声を出すと受け入れてくれて、まわりの景色が融けるように動いてゆく映像が今も鮮明に残っていると体験を語られた。お話から野生のゴリラは自己主張が強く、仲間との優劣関係は固定しないし、また弱いものには寛容で、子どもも大人も遊びが得意で、子どもは自然の知識も社会の知識も経験からたくさんのことを学んで行くことがわかる。ゴリラと「縁」作りすること、伝えて行くことで、共存の道が見えてくると結ばれた。今回の二つのお話で、動物園のゴリラは能力は持っているが、単独やペアで生きてきたので、社会的経験がなんと言っても不足していることが分かる。また歴史の長い京都だからこそ、昔から人の行き来が多く、社会的体験の豊富さ、周りの人への表明の方法をきちんと大事に子孫へ伝えて行く環境が整っているからこそ霊長類学の発展があったと思えた。これは教会で幼児祝福式を終えて、マイクを向けられた子どもたちが、じゃあみんなでと促されて「ありがとうございます。」と挨拶したことに感心したことから、こういう体験と周りの大人の態度が大切と思った。親が代わってはチャンスを失ってしまう。自分の気持ちが大切なのはもちろんだが、自己主張を抑制して協力と共存をして行く姿勢はゴリラにも学べるし、ヒトは社会的に豊かな人生にして行く能力は霊長類として備わっているので、使わない手はありませんねぇ。
2004年11月14日
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SAGA(アフリカ・アジアに生きる大型類人猿を支援する集い)は、大型類人猿の研究・飼育・自然保護に関した多くの講演、発表、分科会がおこなわれ、興味がある方なら誰でも参加できるというので、まずは京都大学に出かけた。市民ZOOネットのエンリッチメント大賞受賞者講演を聞き、ポスター展示を見て歩いた。やはり何度かお会いしたことのあるゴリラファンがいらしていて、お話できた。ゴリラに魅せられた人々は奥深く人生までも影響されてしまっている。そして楽しませていただいている。今回はなんと言っても札幌円山動物園のゴリラのゴン♂の飼育担当の方の発表があったこと、そのゴンちゃんが京都市動物園に繁殖のために貸し出され、出張してきていて、すでに展示されていることがワタシたち夫婦が京都に赴く理由となった。飼育担当の吉田さんは興味深く、情熱をにじませ、お話された。ゴンは1974年(昭和49年)に3歳で円山動物園に来て、一緒に暮らしたメリー♀が亡くなり、1991年(平成3年)から単独飼育となったため、規則正しいが単調な毎日は退屈だった。かける金はなく、やりっぱしにしない、常に向上心を持つ姿勢で、さまざまな努力をされた。1日2回の餌を3~4回に増やし、1日20品目の食物を用意し、丸太に穴を開けて餌を隠したり、クマに使っている浮き球に煮干や小松菜を詰めたものは特にゴンのお気に入りとなって、飽きなかった。振りながら口先で取りながら食べるようになった。そうした工夫で餌の時間を1.5倍に長くすることができた。また麻袋が気に入ったので20~30枚用意すると自分で持って移動させて敷き詰めた。予算がついたので、麦わらを用意すると、巣作り行動も見られるようになった。ゴンはトイレの場所も考えてするようにもなった。ゴンは動くものに興味を持っていたので、金魚鉢を設置したり、ビデオは30分~1時間見るようになった。同じものは飽きてしまうので本数を増やした。後でお話することができた。発表するために京都に来て、ゴンに会えてうれしいと笑顔で語っておられた。ワタシたちも円山動物園のボランティアで熱烈ゴンちゃんファンの方に再会できてうれしかった。なんでもはじめはゴンちゃんと違うのではと思ってしまったとか。でも近くに来て見つめたら、やはりゴン。涙々となったという。わきの下のひだひだに特徴があるらしい。明日12時に京都動物園のゴリラ舎でと約束したのに、ワタシたちの都合で着いたのが13時になってしまった。お会いできなくて残念!!
2004年11月13日
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11月14日(日)銀座松屋デパート裏野の花「司」地下1Fで。広くはない会場ですが、盛況でした。上野動物園のゴリラさんが縁で知り合った竹内さんの絵手紙の作品展です。昨年は「さる展」で、ゴリラがたくさん。今年はとりなので、ゴリラはありませんがということでした。でもモモタロウの遊び相手だったホロホロチョウがありました。あのコメントでゴリラを感じました。多くは上野動物園の鳥たち、ハシビロコウ・フラミンゴ・オオワシ・ペンギン・ゴイサギ・オオハシなどなど。多摩動物園、旭山動物園、ミュンヘン動物園のカモまで多種多彩。上野動物園の鳥たちはほとんど知っておりましたが、こんどは是非シュモクドリとアカガシラカラスバトの絵も見たいですねぇ。色彩が地味なので絵としては面白みに欠けてしまうかしら。限定の絵手紙6種セット1000円を購入しました。ケースも切り取ると絵手紙になるので、来年のとり年年賀状に良いかも。ハシビロコウが迫力満点。
2004年11月11日
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上野の山文化ゾーンフェスティバルの講演会シリーズの7番目に上野動物園長小宮輝之さんのお話が聞けることを知り、申し込んでおいた。教会の食事当番だったり、委員会があったけれど途中で抜けて(なんという信徒!みな優しいなぁ。感謝!)、25分で移動して、ちょっと遅れたけれど、大変興味深いお話を聞くことができた。今年はゴリラが日本にやってきて50周年だという、でも最初は移動動物園だった。動物園に来たのは野生の子どもゴリラのムブル、ザーク、ブルブルの3人で、1957年(昭和32年)に上野動物園での飼育が始まった。はじめは入園者数が増加したが、お客さんがイメージしたのはキングコングのような大きいゴリラだったが、かわいい子どものゴリラだったので、拍子抜けだったらしい。成人したゴリラはすぐ死んでしまうので、子どもゴリラばかり入ってきた。例外として日本モンキーセンターに成人のマウンテンゴリラが来たが1週間で死んでしまった。現在では分類は東ローランドゴリラかまたは違う亜種という。繁殖の年齢、環境などグラフで明らかになっていて面白いと思う。でも上野にゴリラを集める計画は遅すぎてしまった。できるだけ出会わせようとこれからも計画して行くという。出会いから2年間が限度で、上手く行かなければ、次を考えた方が良いという結果が見えてきた。ただし、東山動物園のリッキー♂のように例外もある。ゴリラの食生活はチンパンジーを参考に、7000カロリーを果物中心に与えていたが、20歳以上は成人病が心配され、心臓疾患が多くなってきたことによりカロリーを半分にした。草をおいしそうに食べるブルブルの姿に、高カロリーのバナナは与えないことになったという。すでにゴリラの摂取栄養価換算用ソフトも作って全国に配ってあるそうだ。現在のどんぐりプレゼントもピーナツだったり、ゴマや麻の実にしたいそうだ。ゴマをあの指でつまんで食べるの見たいけれど、能力展示の旭山動物園に比べられてしまうと、とっても地味になりますねぇ。ワタシは楽しいけれど。動物園で繁殖に成功しても、現地に戻すことができなくなって来つつある。カエルや鳥ならまだしも、トラやゴリラは難しいとか。もしも外国の動物園で、ツキノワグマをたくさん増やせたからといっても、日本で受け入れられないのと同じなんですねぇ。上野動物園では小笠原のアカガシラカラスバトを3羽から10羽に増やし、東京にしかいない動物を守って行く仕事をしている。ワタシもどこかのケージで見た記憶はあるけれど、姿が地味な鳥だったので、印象に残らなかった。こういうことが大切だと思う。できることをひとつずつ。上野動物園は飼育されている動物たちには狭くてとても気の毒だが、お客さんにとっては老いも若きも気軽に行けるロケーションの良さ、大きな木もたくさんあって、不忍池の風情など、とても魅力的な動物園だと思う。ワタシは11月にもう3回。年間では25回は超えると思う。行くたびに毎回違う面白さがある。
2004年11月07日
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上野動物園で昨日見たポスター「ゴリラにどんぐりのプレゼント」を早速見に行った。14時に動物園に着くと、人が昨日の4倍くらい。14時に第1放飼場前で待機していたけれど、すぐに始まるわけではなく、今日はお休みかなぁと思って移動しようとしていたら、ムサシ♂くんの動きでどんぐりが飼育係りのおじさんによって撒かれていることが分かった。木の陰になって撒いているようすはよく分からない。普通のどんぐりよりは大きめの飴色の細めの実ということはカヤの実かしら。ムサシは黙々と歩いて拾い、いくつかは手に持っている。上手に食べて、カラは口から上品に出しているように見える。丹念に見つけて行く。ピーコ♀はムサシの動きを読んで、彼のいない場所に探しに行く。飼育係りさんもピーコ付近にも撒いているが、ほとんどはムサシが拾ってしまっている。どうしても退屈してしまうゴリラさんたちに、1日の流れのアクセントとなって良いと思う。どんぐりの季節が終わったら、また何か考えるのでしょうか。「へんないきもの」の本を読んで、改めてハダカデバネズミを見に西園の小獣館へ行った。透明のパイプのなかを毛のない歯が目立つ生き物が活発に動いている。カワイイ動物ではないが、穴掘りに特化といえども、ここまでならなくてもと思ってしまう。カナダヤマアラシはいつも寝ているイメージだったが、下を探していたら、とんでもなく高いところまで木に登っていた。前あったストッパーははずされ、カナダヤマアラシの木登り能力の高さが証明されていた。逃げ出したら大変と誰しもが思ってしまう。刺さったトゲは抜けにくく、飼育係りさん用のハリだらけの手袋の写真も展示してあった。トイレもレストランも行列。こういう時は不忍池近くの空いているトイレが便利。結局お茶も飲みそこない、ペットボトルを買って、4時から映画を見ることにした。
2004年11月03日
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やっと日が差してきて、上野動物園を経由して御徒町へ。11月3日には銀杏が黄葉してというのは昔の話。昨日まで寛永寺の銀杏の大木は緑々しておりました。今日はすこ~~し黄色っぽくなって、動物園の木々は更に紅葉が進んでいました。上野動物園ではホッキョクグマ舎が12月7日まで循環水槽工事中で、さる山ウラの室内展示になっていました。狭いところでちょっと我慢ですが、お客さんには近く見えて大きい、そして匂いがこんなだったとは、ビックリです。歯をカチカチいい音で打ち鳴らしていました。長い間見るのはツライ。ゴリラ舎の第1放飼場(左の部屋)では午後2時からどんぐりのプレゼントをしているそうです。ゴリラさんたちもどんぐりがお好きらしいですね。指使いと草むらを探すようすが観察できるそうです。2時に行ってみましょう。今日は幼稚園の子どもたちがたくさん来ていました。第1放飼場はムサシ♂とピーコ♀、第2放飼場はケンタ♂とトト♀、ローラ♀、リラコ♀とメンバーがちょっと入れ代わっておりました。ムサシは穏やかに草を食べていて、ケンタはいろいろな表情をしながら、葉っぱを食べ終わった小枝で地面に図を描いて、何か哲学しているような雰囲気でした。西園のズースポットでは「モリーさんの世界へようこそ」(11月28日まで)を開催していて、オランウータンのモリーさん♀52才の作品の絵と、写真、ビデオ、彼女の好きなグッズを展示しています。なかなかの色使いです。彼女に会うことができましたが、今日は新聞紙を絞った形にして格子と組み合わせていました。声をかけると垂れ下がったマブタを指で持ち上げて、こちらを見てくれました。平日なのに、遠足の子どもたち、ベビーカーの母子の群れ、絵を描く若者の集団、人が大変多く、食堂もベンチもお弁当スペースも混んでいました。ナマケモノの食事を見ることができました。キャベツ(高い!)を手で持って普通の速度で美味しそうに食べていました。落とすとスズメがちゃっかりつついています。イキイキしているナマケモノの姿を始めてみました。不忍池の蓮はもう茶色っぽくなっていて、西園の方が秋の風情が漂っていました。カモの数が増えてきているように思えましたが、先遣隊がやってきたのでしょうか。
2004年11月02日
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ゾウさんのショーはスピーディで椅子に座ったりからサッカー、バスケットボール、ゾウによる「ゾウさん」の演奏、綱引きなどなど子どもも大人も参加できて楽しい。綱引きに参加した夫はたくさん人数がいたにも関わらず、ゾウさんのチカラは圧倒的だったと感心していた。ゾウさんのお買い物はゾウさんに千円札を渡すと鼻でお金を持って、ゾウがぬいぐるみを選んで運んで来て、お客さんはお礼にバナナをあげると、きちんとお辞儀をするというもの。千円札2枚の場合は大きなゾウさん枕を持って帰って来る。普通のお買い物より楽しいので、すごい売れ行き。ビニールの袋に入っていて、鼻水はつきませんが、ゾウさんが選んだので、返品不可。絵を描く訓練もされていて、体に害のない絵の具でかかれた絵は1枚1050円で販売される。これもゾウがゾウを助けるため、ゾウさんのウンチで作ったゾウさんペーパーとともにしっかり働いている。象ものしり館という資料館もあって、上記が説明されていた。確かに食費だけでも莫大、タイから家族で来ているゾウ使いのみなさんも支えて行かねばならないし、大変だ。確かにお金は多少かかるかも知れないが、なんとも楽しい1日をいただいたように思う。ゾウさんの他にも、檻で飼われている動物が多いなかで、プレーリードッグはなんと栗の木のしたで野良状態で飼われていた。自分たちで土を堀り、小さな富士山のように土を盛り上げて、穴を掘り進んで、他の場所にも侵略している。アヒルのえさを投げたら、食べてくれて、注目して集まってくる。これが一番自然に近い飼い方かもしれない。カラスは大丈夫かしら?自然を体験するというよりは、人と動物の関係を確認する体験ができる「ぞうの国」だった。こちらの意志が動物に届く体験も貴重だと思う。えさをあげたいけれど、強い個体がいつも持っていってしまうので、主張が強いロバに先にあげてから、おとなしいアカシカに合図してえさをあげるとか、こちらの意志が通じた喜びがあった。帰りの車の運転手さんによると、映画の撮影の準備にゾウ使いになる柳楽くんも訓練のために時々来ているとか。あのゾウさんたちなら大丈夫かも。映画も楽しめそうだ。昔はゾウ使いは軍事技術だったかも知れないと夫と話した。ハンニバルの連れていたゾウはどこのゾウとゾウ使いだったのだろう。平和利用に成功しているのは確かだ。
2004年09月23日
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木曜日は休園日だが、祝日の23日は開園しているので、出かけてみることにした。2時間半かかり、山の手、総武、内房線とディーゼルの小湊鉄道に乗り換え、上総牛久駅には送迎バスが待っているとHPから知った。地図その他一式印刷して持って行った。小湊鉄道五井駅の階段下の分かりにくい事務室で、鉄道往復と入園券セットを大人2660円で購入できた。その場でハンコを押して作っている。隣りのJRとは世界が異なり、昔ながらの手作りソロバン計算、ここから別の国が始まっているような空気が感じられる。上総牛久駅でマイクロバスが待っていてくれたがお客はワタシたちのみ。ワタシたち夫婦は新幹線で動物園に行くことが多いが、ここはとっても遠くへやって来たという感じがする。帰りのバスを予約して、入園。広場ではゾウさんに乗って一回りしている。Ride券600円。ここまで来たら、乗ってみようということになった。大人は二人で100kg以内。番号が呼ばれたら、並び、大きいゾウさんか小さいゾウさんかで乗り場が分かれる。タイのゾウ使いがもっと真ん中へと手振りで指示していた。なにしろ高い。椅子というか鞍がついているけれど、乗るには背中を踏まなければならない。ゾウさんは慣れているだろうけれど、踏みつけるのは申し訳なく躊躇してしまう。なんとか乗ると、思ったより高く、また独特のゆれ方をする。そして歩いているのに速い。全部で7頭のゾウさんたちが1日3回ショーをし、その後お客さんを乗せたり、鼻につかまってリフトしたり、しっかり働いていた。9頭のうち、勝浦に年をとったゾウと、アフリカゾウの2頭が行っているという。お仕事の区切りがつくと、7頭は行進してゾウ舎に戻って、お食事。おからを鼻で器用に集めて、きれいに食べてしまった。お客さんは小さなバケツの動物のえさを400円で買って、動物たちにあげることができる。にんじんとバナナ、りんごとアヒルの粒状ペレットが入っていた。ゾウさんににんじんをあげるには、こちらは手を伸ばし、ゾウさんは必死で鼻を伸ばして、なんとか届いて食べてくれる。仕事の合間のリラックスか、バナナ横取りもしかねない。不思議な音を出して会話している。ぞうの国はゾウだけでなく、結構たくさんの種類の動物を飼っている。えさをあげて良いカバもラクダもラマもロバもヤギもトナカイも七面鳥もハシブトガラスも右手のないツキノワグマもえさのバケツが気になるのか、普通の動物園の表情ではなく、イソイソとした緊張感が漂っていた。 つづく
2004年09月22日
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にこにこしながら帰宅した夫が写真を見せて、今日職場の窓からサルが見えたという。外に出て、係り?の方と一緒に追跡したそうだ。上野動物園で見慣れてはいるものの、野生をこんなに間近に見たのは初めてで、とてもうれしそう。サルは普通の大きさで、♂?悠然と歩いていて、少しも人を恐れない。道を知っているようで、人間の道を堂々と歩いている。ほとんど低い山の上で、人が使っている部分の方が少ないそうだ。人が見えたので、今サルが歩いているからと注意したそうだ。実はココに住み着いていて、休日は彼の天下かも。ウィークデイには人を察知して出て来なかったが、今週は人が少なめだったので、散歩していたのかも。ともあれ、夫は第一発見者とされ、本人は名前を付けなければと思っている。ジュピターは?と提案してしまった。木曜日で、音楽もすばらしいし、高崎山の初代第1位オスでもあったし、ただ「気性が激しく精悍で勇気のあるリーダー」ではないようだ。もっと見極めてから命名したほうが良さそうな気がする。今後の展開が楽しみでもあるし、人との摩擦が心配でもある。
2004年09月16日
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ちょうど12時に行くと、暑いのでみなさんお昼寝中。ゴリラのケンタ♂さんも定位置のとっても見にくい場所で、ゴロン。けだるい午後という感じ。アシカの3ヶ月のカナ♀の見事な泳ぎとアシカファミリーの仲むつまじさに、気分もゆったりしてくる。ホッキョクグマはいつもは行ったり来たりしているのに、今日はなんだか違う雰囲気。小さい方(たぶんレイコ♀)が牛骨をくわえて移動している。大きい方(たぶん雪夫♂)が追いかけて、軽い追いかけっこをしている。時折雪夫がうなっている。レイコはたくみの逃れて、水の中の岩のへこみに入って骨をバリバリしている。雪夫は微妙に近寄れない場所なので、水に入り泳ぎながらチャンスをうかがっている。骨1本でちょっとした緊張関係が起こり、本気ではなく、遊んでいるようすだ。お客さんもしだいに集まって来て、静かな攻防戦を楽しんでいる。ケンカになってしまうと危険だが、ちょうど良い程度だった。しばらくたってから行って見ると、雪夫が骨をかじっていた。レイコさんは離れていて、もう興味なさそう。シロテテナガザルの家に空中ブランコが新設されていた。いつかどう遊ぶか見てみたい。大きい企業の看板も新しく建てられていた。写真入りの動物の解説が主で企業名がつつましく、感じの良い掲示板になっていた。不忍池はハスの花がもう終わりそうで、実も茶色になっていた。出口付近の年老いたオオワシさんのまわりにカラスが12羽集まって、オオワシにちょっかいを出している。追い払おうとしているが、きりがない。日曜日の朝、駐車場で轢かれたばかりの大きなヒキガエル(よくこんなところで生きていた!!)が午後には背中の部分しかない薄いカエルになっていた。カラスは目ざとくなんでも食べる。この生命力、パンダさんやゴリラさんにあげたい。
2004年09月09日
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何といっても動物園が好き、ゴリラが好きと言っておくと、友人はゴリラの映像を見ると、ワタシを思い出してくださる。それで、かわいいゴリラのボールペンをゲットしてきてくださったり、アイルランドに行ってきた方はホテルに置いてあったダブリン動物園のゴリラの写真付きのパンフをはるばる持ってきてくださった。感謝!その写真は、ダブリン動物園で1999年2月に生まれたKesho♂くんがお母さんのLena♀さんに抱かれて、スヤスヤ眠っていて微笑ましい。おっぱいもしっかり膨らんでいて、母乳も豊富のようだ。ゴリラの記事を切り抜いてくださったり、ワタシがうれしく思うことを思い出して、時々こうしたプレゼントをいただく。なんと幸せなこと!!喜々としてまたゴリラを語ってしまおう。今週上野動物園に行ってみよう。
2004年09月08日
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「みんぱく」は水曜日が休館日なので断念。疲れた頭では歴史関係は無理と考え、海遊館に行くことになった。入場料一般2000円は高くないという結論になった。結構たくさんの人が来ていた。夏休みは動物園より水族館が常識なのかもしれない。日本の森から始まるが、ガイドブックに、あのサンショウウオが脱走し、エスカレーター94段40mを下りて下の階に現れたとか。このおっとりしたサンショウウオが?深い水槽を上から見ると、陸には動物が、下に下りて行くと魚がというパターンで見る。動物はコツメカワウソ、リスザル、ナマケモノ(落ちたらどうするの?手指しか見えなかったが。)が陸に、ラッコ、ゴマフアザエアシ、カリフォルニアアシカは陸からかなり深く潜る姿を見ることができる。ペンギンは雪の中に立っている。こちら側まで冷気が伝わってくる。泳ぎの上手いカマイルカはかなりのスピードで、縦横無尽。カメラで捉えるのが難しい。ジンベエザメの水槽はミニディープ・ブルーの世界だった。マアジの群れをクロマグロが時々乱入していた。魚の種類が豊富でずっと見ていたかった。カタクチイワシの群れの水槽も、今まで見た中で一番大きく深い。銀色がとても美しい。大きさがマチマチで同じ種類かと思う。4時に海遊館を後にして、新幹線の時間まで梅田を歩くことにする。東京にないデパートの阪神デパートに入って、車内で食べるお弁当と是非大阪のたこやきも調達しようということになった。京都の老舗のお弁当が500円引きというので1個購入。たこやきがいざとなると見つからない。聞いて、スナックコーナーで焼いているのを並んで待って、10個525円で手に入った。これで夫婦二人分。上手く分け合えるので夫婦って便利だ。ほぼ目的を達して、新幹線で一眠りして10時半前に家に着いた。
2004年08月26日
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新大阪のロッカーにおみやげを預けて。天王寺動物園へ。地下鉄の出口の売店にはアヒルとマガモと犬を連れたおばさんがお店番をしている。しかもアヒルのたらい持参。どのように出勤してくるのだろう。本日のインパクトNo1!動物園にたどり着く前に、横丁を歩くことになる。大阪かぁと思う。上野と似ているが、話し声が多く、やさしい言葉かけをしている。天王寺動物園は通天閣が見え隠れ、高速道路がしっかり存在を見せつけている。ここに動物園??という感じがする場所だ。ところが、それを逆手にとって、思い切りアフリカになっていた。遠景は高速道路、近景はサイが歩くサバンナ。あまりのギャップに、人間の発想の凄さを思う。密猟者に殺された骨まで展示している。キリンは高い木から葉っぱを食べ、ダチョウ、グラントシマウマ、エランド、アフリカハゲコウ、トムソンガゼルと暮らしている。時々ホロホロチョウの群れがワッとやってくる。エサでなく、自分で木の葉や草を食べている。ビューポイントは水辺が近いので、何かしら寄ってくる。シママングース舎の岩にはナイルオオトカゲが張り付いている。よくできたレプリカ。人がお掃除に来たら、シママングースは穴に入ってしまったのに、トカゲは動かなかったので分かった。夫がシママングースはここが公開される前、脱走してしまい、捕まえるのにも大変で、脱走防止の電気の線を張りなおしたこと、次は肉食獣のゾーンを建設する計画があるという話しを聞いてきた。完成したらもう一度来よう。目的のカバ舎もお金かかっていて、また広い。透き通った水の中のカバに、魚が群がっているのはまさに圧巻!!聞くと見るの違いが歴然。大小の魚たちとアマサギ、エジプトガンとの共生生活を見せてくれる。ゾウ舎も新しく、バナナ畑や畑を荒らすゾウの見張り小屋などの演出が興味深い。爬虫類生態館も面白い。警備員の人数が多いのは理由があるのだろうか。亀がひっくりかえっていたら、飼育係に連絡しないと1人では起きられないので、死んでしまうと業務連絡をしていた。ゾウガメのところで、熱心に話していたおじさんはワタシに話しかけてくれていたのでした。気付くの遅れて失礼しました。チンパンジーの赤ちゃんのレモンのかわいらしさ、家族のほほえましさを見ていたら、見ていたおじさんが「ブチハイエナにも赤ちゃんが生まれて15日だよ。」と言っていた。「よく来ているんですね。」と言ったら、「ここしか来るところないんで。」と言ってらした。幸せなことですよ!お年寄りにも優しい動物園でした。都会の動物園ならではのこと。ワタシも上野動物園にどんなに助けられていることか。コアラ舎に小さな小さな子守熊(こあら)神社があった。木から落ちないので、入学祈願のお札も。お賽銭がバラバラおいてあった。天王寺動物園はどうも、どこも出口が先に行き当たるので、入り口を探すことになってしまう。動線に大阪ルールがあるのかも知れない。エレベーターの左が急ぐ人用となっているように。新大阪ー天王寺ー本町で昼食ー大阪港ー海遊館ー梅田ー大阪ー新大阪ー東京ー上野ー家
2004年08月25日
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類人猿展、GWに会えなかったゴリラのヤマト、大きくなっただろうゾウのモモちゃんに会いに行った。まずモモちゃんはなんと100kgゾウの298kg。ひとまわり大きくなったようす。ゾウ舎増築工事中だった。音が聞こえるので落ち着かない感じだった。新しいゾウ舎に慣れた春ごろ、また訪れてみたい。ゴリラ舎にはヤマト♂26歳がお昼寝。反対側でサクラ♀25歳はほんのちょっとしか見えなかった。ヤマトは亭主関白で気が小さく神経質という典型的オスゴリラ。サクラは温厚でしっかり者という紹介が分かるような気がする。類人猿展では、小規模だが、興味深い内容だった。本物のゴリラの脳(ヤスコ♀さんと知ると、痛々しい。レプリカで良いかも。あえて本物を展示しているのかも。それが正しい理解に繋がるから。)、野生、動物園、霊長類研究所における類人猿の能力と文化が分かりやすく展示されていた。子どもたちのために、ゴリラになりきって写真を撮るコーナーもあって、オオウケしていた。「ゴリラを保護しようよ。」と親に募金に応じるよう声をかける子どもも。圧巻はヤマトとサクラのビデオ。なんと仲むつまじいこと!こんなに接近しているゴリラの夫婦をみたことがない。仕草が信頼に満ちているような。3度見てしまった。他に、オランウータンのバレンタイン♀の両手両足を上に向けて棒をつかみ、ぶら下がり状態でウンテイ?して行く姿と、木組みを登って見晴らしのよさを楽しむチンパンジーの表情がよく捉えられていた。面白いこといっぱいだったので王子動物園を堪能することにした。ほんとうは「みんぱく」まで足を伸ばす予定だったが、明日もあるので、教会をお店にした有名パン・お菓子屋さんにタクシーで行って、美味しいお茶とケーキの時間にしてしまった。なるほど礼拝堂をこう使うのかと感心。おみやげにアサッテのパンとクッキーを購入。上野ー東京ー新神戸ー徒歩で神戸王子動物園、途中で昼食のサンドイッチを町のパン屋で購入ータクシーでフロインドリーブー徒歩で三宮ー三国ー徒歩で新大阪一泊
2004年08月24日
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電車に乗っている時間はそれほほどではないが、バスを待つ時間が長いと思ってしまう。家族連れが多く、小学生が多かった。小さな子どもやお年寄りには園内が広すぎてタイヘンかもしれない。火曜日が休園日だが、8月17日は例外だったので、前回昼食難民になってしまったため、今回はオージーヒルレストランで食べようと出かけた。(和風御膳は6~7分待ち、なかなか美味しい。)(ソフトクリームはバニラとバナナのミックスがあって、こちらも良し。)入ってすぐ、ゾウさんの像。上野動物園はコレを取り入れたのか。がっちり作ってあって、乗って写真を撮っている。ところどころに実物大(たぶん)の動物の像が配置されている。インドゾウは広い放飼場でおいしそうに、実を取った後のトウモロコシを食べていた。青々して新鮮そうだったのは、近くの農家と契約しているとキーパーズ・ニュースに書いてあった。3頭のうち1頭は体が黒っぽい。ウンピョウは木に洗濯もののようにたれていた。毛皮が見事で翌日銀座のブランドのウインドウで見かけた同じような構図が貧相に見えた。眠っているのに、大きな吼える声はウラのインドライオンとか。インドライオンたちも遠くで眠っていたのに、隔離されているライオンがいるのだろうか。尻尾の長い美しいおサルさんたちが続く。フランソワルトン、ドゥラングール、ダスキールトンたちのお家は枝が張り巡らされ、小屋もあり、日差しも避けられ、快適そう。どうしてこんなデザインなのと思うほど配色が絶妙。オカピは新しい放飼場にまだ木が繁って死角がないせいか、隅の狭い場所に見えないように寄り添っていた。ディズニーランド風な演出でベースキャンプに見立ててあった。オカピに関する展示は詳しく、やはり発見したのはイギリス人だった。大英帝国の功罪は大きい。オオアリクイのキーパーズトークを聞いた。6頭いるが、単独行動なので1頭ずつ放飼場に出しているという。1日1頭2~3万匹のアリを食べるという。ズーラシアでは1.5kgの特製のエサを食べるが換算したら、ちょうど3万匹にあたったとか。おおきな写真を見せながらのお話だったので分かりやすかった。舌が長くベトベトしていてアリ塚のアリをくっつけて、口に入れる。天敵はジャガー。聞いている人たちも気軽に質問をしていて楽しかった。もりだくさんの動物園なので、また広くていささか疲れてきた。本当は次に横浜新聞博物館に寄りたかったが断念。行きは東海道線+相鉄線ーバスーズーラシアー帰りは中華街で夕食ー座って京浜東北で帰宅
2004年08月17日
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DVD「愛は霧のかなたへ」を、なんと銀座で1575円で手に入れることができた!!ゴリラ関係の本はミテミテとエネルギーを送ってきている。「ザ・グレイト・エイプス」も何年か前に破格のお値段で日本橋で手に入れることができた。1988年の映画はもちろん映画館で見て、本を買い損ねたことを悔やんでいた。マウンテンゴリラは残念ながら剥製のムニディさんしか会ったことがないが、日本のゴリラ研究者の方の本を何冊か読み、非常に感動した。また、ダイアン・フォッシーに直接お会いしたという山極先生のお話も聞いている。たぶん若いころはダイアン・フォッシーと同じように思えたと思う。いろいろなことが許せば、あこがれのマウンテンゴリラに会いに行ったと思う。いつでもお手軽に上野動物園のゴリラの森に行けば会える状態になってしまうと、ちょっと冷静に考えることもできるとうになった。時間が経ってみると、ダイアンの願いは世界に広がり、現地ではゆっくりとゴリラの保護や環境教育活動も始まってきているし、動物園では、ゴリラさんの前で親父みたいという感想とともに、大切にしたい気持ちを語る人々が多くなってきた。「霧の中のゴリラ」では映画を見てもらえなかった時代だったなぁと思う。16年という時間が、絶滅の危機が深刻になってしまってはいるが、共通の意識を持つのにかかる時間だったかもしれない。
2004年08月16日
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8月13~15日の3日間、東園は午後7時、西園は午後8時まで開園している。入園は午後6時まで。4時半ころ入園したら、「ちょっと横からのぞいてみよう!ライオンの森」と「新ゾウ舎、放飼場に入るゾー」にはもう列ができていた。まだまだ陽がキツイ中、並ぶエネルギーはなかったので、(国立博物館の万国博覧会の美術見学2回目の後で、つかれた~~)、まずはソフトクリーム。もうインドライオンの見学は始まっていた。見学通路付近にライオンたちが集まっている。遠目で見て、ゴリラさんたちに挨拶。残業ご苦労さまです。プレゼントされた氷にはもう飽きてしまったらしく、ほったらかし。トト♀がケンタ♂にちょっかいを出して、ケンタが小走りする場面もあった。距離は狭まっていた。トトの目が気になる。ローラは隅で寝そべって、我カンセズ状態。お隣ではムサシ♂は定位置。リラコ♀とピーコ♀は寄り添って通路側でゴロン。やけど防止のため、屋根が付けらたゴリラの親子の銅像前は人気で、家族で記念写真を撮っていた。今日はユーラシアカワウソが元気に泳いでいた。寝ている姿か、麻袋が呼吸で上下するが姿は見えず状態だったので、キビキビ動くのを見ることができてうれしい。頼もしい顔立ちでファンになりそう。ゾウの門から入ってゾウ舎を抜ける見学者のレツは長いゾー。で、サル山で生まれたばかりの赤ん坊を大切に世話する母ザルをずっと見ていた。西園に移動して、ビールセットで不忍池の風情を楽しむ。池の真ん中の島からペリカンの親子?が偵察にやって来た。大きなコイたちがバシャバシャしている。早めの夕食をとり、「キリンのお庭は首長タイプ」に参加した。つぶつぶの焦げ茶色の土?砂?の敷かれたお庭に足を踏み入れることができた。エサ台が外から見るより高い感じがする。人のサイズとずいぶん違う。上野のキリンは「キリン」としか表示できない亜種であることを知る。フミ♀とコハル♀に幸せなキリン生を送っていただきたいと思う。夫は見つけたフンをつまんだ。ゆったり「カバトーク」を待って、室内カバ舎でながいことカバを見ていた。カバのかみ合い?キス?とにかく大きな口を相手に負けじと豪快に開ける。時にばしゃーんとお客さんにも水がかかる。迫力満点の遊びが続く。かべにお尻が近づいた。やっぱりウンチ。カバの気持ちを読めるようになってしまった。トークが始まると人の熱で暑い。扇子は必需品だった。野生では雄の方が体が大きいが、動物園では大きい母から生まれたサツキ♀が小さめの母から生まれたジローより大きいそうだ。外は暗くなり、キャンドルでいい雰囲気のビアガーデンを後に、鳥たちは本当に眠っているのか確かめながら門を出た。じっとしているが、目は開いていた。東京国立博物館でパスポート購入(1年間)ー上野動物園パスポートで入園(合計2940円の飲食)ー上野公園を歩いて家
2004年08月13日
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地球・ふしぎ大自然「ラッコのぷかぷか水上生活」を見た。先日、ラッコ好きの方たちの熱弁を聞いた後だったので、興味深く、驚き、新鮮だった。500万年前に海に出ていったイタチの仲間の進化は遅ればせなので、食べる動物の少ない貝、カニ、ウニを食べるようになったという。脂肪が蓄積した流線型の体ではないので1平方センチに15万本の毛が生えて、体温が冷えるのを防いでいる。人間が頑張って水族館で飼う状態では想像できない、いろいろな状況も見えてきた。都会にいてラッコに会う場合はガラス張り冷房付きのそこそこ大きい水槽でイカやホタテ、ウニもちょっぴりと、人間さまでもウラヤマシイ豪華なお食事風景を見ることになる。いつも食べているか、水の中で遊んでいてマイペースで意外と大きい動物というイメージだった。カリフォルニアではたくさんのラッコとアシカが近くに共存していた。アシカは暖かいところ、ラッコはとても寒いところに出会うこともなく住んでいると思っていたのでびっくりした。ラッコ好きの方のように、今度回転寿司に行ったら、ラッコと同じものをたのんでみようかしら。こんなふうに家族の出払っている夜のひと時を扇風機のみで涼しく楽しんだ。
2004年07月26日
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「環境エンリッチメントをめぐって」という市民ZOOネットの勉強会に出てみた。ちょっと内容が理論的で、どうしようかな~~と思っていた矢先、多摩動物園でスタッフの方にお会いし、どうぞどうぞに気をよくして出かけた。単なるゴリラ、動物園好きなだけなので、理屈には弱いな~。でも専門ではないただの市民で動物園はよく見ているという自信はある。つまり一般人の代表ということになりますか。で、最初に発言を求められ、動物園に行って動物たちが元気だとこちらも元気をいただける。楽しい動物園は飼育係りやボランティアなど関わる人々の意識と努力だと思っていることを話した。夫は固体の名前を展示してあると、より親しみがわくと話した。現役の飼育係りの方の現状のお話、専門?の方たちからの理論的なお話が続いて、そんな大きなことだったんだとちょっと驚いた。食べ物を与えられているのでどうしても、エサを探す時間が要らなくなり、退屈時間が増える。退屈しないように人工的だけれど遊具を与えたり、さまざまな工夫をしている。経験と知恵が生かされてきていると思っていた。どうも理論は頭の上を通過してしまって、現場の方の試行錯誤の言葉が印象に残った。カワイイだけじゃないいろいろな問題があることを知った。時々動物園で赤ちゃんの動物にさわらせてもらえることがある。でもそれには深いわけがあって育ててもらえなかった赤ちゃんで、本当にトクベツなことだと理解しないと、せっかくのふれあいの機会なのだから。動物園に行くと、年齢も、国も、グループの関係もさまざまで、結構感動している人が多い。シロテテナガザル舎に孔雀が同居していたり、見つからなかったサルがへぇ~こんな所になぁーんていう感じ。理論は後ろから付いてくることになるのだろうなぁ。
2004年07月21日
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昨日は上野動物園で今日は多摩動物園へ。振り替え休日の夫と出かけたが、お客さんが見えない。どの動物の前に行っても貸切状態だった。なのに市民ZOOネットの方とお会いしてしまうという偶然もあってうれしかった。キリンやチンパンジーのお話も聞けたし、飼育係りの方ともお話できた。空いているので、ライオンバスにご一緒した。バスも6~7人しかお客さんは乗っていない。ライオンも脅かしてきたので、迫力満点!コワッ!昨年11月生まれの小さいライオンはまだカワイイ。キリンの飼育係りの方とお話できた。キリンの天気予報はよく当ると言ってらした。キリンは濡れるのが嫌いで雨が降りそうだと屋内から出て行かないそうだ。この暑さでお食事は進まないようだ。青草の食べ残しがたっぷり。オランウータンの新しい施設が建築中のため、旧類人猿舎の室内にオランウータンの家族は暮らしていた。ハーモニカやうちわ、雑誌を持っていて、雑誌は気に入った写真をきれいに切り取るという。うちわを上手に使ってあおいでいた。豪快なのはアフリカゾウの水浴び。池に給水している水道から直接鼻で吸い込み体にかける。なんと1度に10リットルという。6頭のゾウさんたちはこの暑さもなんのそのという感じだった。6月13日に2歳になったマオ♀も水にもぐったり活発に動きまわり、赤ちゃんという感じではなくなっている。スリランカ出身のアジアゾウのアヌータ♀さん50歳も元気で器用にキャベツを鼻で口に運んでいた。キャベツを食べる音が豪快。ゴールデンターキンの子どもはかわいい。お母さんについて坂をおりようとする。山岳地帯に生息しているので、動物園でも坂をうまく作ってある。それで入り口から遠いところにいる。いつもとは違う途中だれにも会わない動物園バス用の道を歩くこと15分。やっと動物園ホール前に着いた。ショウジョウトキなど鳥類が展示されていたがここまで足を伸ばすのは大変で、見に来る人少なそう。炭焼き小屋や畑、堆肥場?など普段はみることのできない動物園の裏側を見ることができた。アイスウーロン茶で一休み。多摩動物園でも暑かったが、都心に戻ったら更に暑かった。39.5度を体験できなくて良かった。
2004年07月20日
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ガラスにピタッと張り付いて、ヤモリの裏側が見えているのを夫が発見。家族を呼び寄せてヤモリ鑑賞会となった。尻尾は切った後、生えてきたらしい。短く細いふとっちょの体と不釣合いなカワイイ尻尾だ。前に多摩動物園の動物相談コーナーで聞いたら、上野ではヤモリはいると思いますよという返事だった。明かりの近くで、寄ってくる虫をエサとしているとか。エサが豊富で、行動範囲が狭いので運動不足なのか、年に2~3回会っているのだが、彼は?彼女は?ほとんど同じ体型でヤセナイ。アチラもそう思っているのだろうな~~。風土的体型か。上野動物園の爬虫類館のロビーに新しく展示された小さなケージにヤモリがいる。ちょうど目の高さなので変身して色が変わっていても見つけやすい。障子の桟のように作ってある隙間にピタッと入っている。白い卵も壁にくっついて産んであった。こちらは若いのかスマートなスベスベのうす茶色。我が家の住ヤモリはぶつぶつ肌のコンクリート色に変身している。動きもゆるやか。脅かさないように見てみぬふりをするミマモリしているワタシ。デジカメでストロボ撮影しちゃダメでしょ!夫よ!
2004年07月13日
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と娘が言い出したので、午後2時の暑い盛りに、上野動物園に行った。一緒に動物園に行くのは昨年9月末のロンドン動物園以来だ。あれは卒論の取材に毎日博物館めぐりで、気の張る日々だった。今回は仕事も残業続きで、有機物と言ったら人間だけなので、緑を見てホッとしたいという気持ちになったらしい。では「ソフトクリームをご馳走しましょう。」ということで、出かけた。いつもはパンダを見ないワタシだったが、定番のコースでパンダから。シュワンシュワンは元気だった。ふっくらしたような感じ。ゾウのお嬢さんたちは集まってオシャベリ?アティくんは突然こちらに向いて、鼻に水を吸い込んでシャワーで遊んだ。吸い込んだ水はこんなに入っていたのかと思うほど。砂場に行ってから貯めていた水がなんども出てきた。インドライオンは木を切って見やすくなったので、オオッと感動していた。テナガザルは日差しを避けていて見つけにくい。トラも奥の方。ゴリラさんも日陰であまり動いていない。ソフトクリームはワタシが、彼女はかき氷を食べながら、ペンギンの冷房室の前。ここも接近して見られるので、周りの人の感動の言葉が聞こえてくる。若い女性たちがよく見ていた。卵も見つけたらしい。感動の嵐!隣りのアシカは生まれたばかりの赤ちゃんがただいま授乳中。ちょっかいを出されるとお母さんが威嚇していた。なにごともないように安心して赤ちゃんは飲んでいた。サル山では生まれた赤ちゃんをお腹にぶら下げて、お母さんは元気を取り戻していた。どうも前に見た時はお産の直後で痛々しそうだった。もう4時になっていたので、西園のツチブタに直行。一心不乱のお食事風景を見る。いつも寝ているツチブタたちはこのときはハツラツとしている。爬虫類館でお目当てのヘビを見て、ロンドンズーとの直接比較は?と聞くと、上野の方がゼンゼン進んでいるよ~~とのこと。あのロンドン動物園でのなんともさびしい状況の思い出話をした。何ヶ所もお掃除中で見られない動物、ライオンやゾウの定番動物が亡くなっていないことなど。お掃除はこういうふうにやるのかとお客さんが知る楽しさもあるが、ここもかと思うと営業中なんだから見せてよと思ってしまう。動物園を楽しみにやってくる人間たちは、動物たちが元気に楽しそうに暮らしているのを見てこそウレシイし、元気をいただいて帰ることができる。明日咲く準備のできたハスの蕾がたくさん、不忍池はうすい緑のハスの葉でおおわれていた。娘もさわやかな気持ちになれたようだ。
2004年07月03日
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7月1日より上野動物園の今年度の年間パスポートが買えるようになった。2400円。売り切れ次第終了とのこと。40分後で45番めだった。早速入ってみると、ゾウのアティ♂は水の中にもぐって遊んでいる。インドライオンの森は木が剪定され、すっかり明るくなって見やすくなったが、日当たりが良い分、ライオンたちが暑くないだろうか。見やすいように、でも木陰があるように微妙な剪定をしたようだ。さて、ゴリラのケンタ♂となんとおとなしいローラ♀が一緒の放飼場にいた。飼育係りの方も見守っている。今日がはじめての同居のようだ。ケンタが小走りして見せるが、ローラは落ち着いていた。以前は隅でいじけたような感じだったがこのところ、自信がついてきたように思える。ケンタを怖がらずに、でも近づくこともなく、目を合わさないでお互いを気にしている。またパスポートでゴリラさんに会いに行って、動物園経由の買い物が日常になりそう。暑いので、帰りに寄ってソフトクリームとか冷たい飲み物をドールたちを見ながらというのもいいなぁ。上野の街でのどが渇くと、いっぱいで座れないことが多い。オウサマペンギンが2羽、冷房室で足の上で卵を温めていた。おなかの皮を下に伸ばして卵をくるんでいる。こういう使い方もあるんだ。
2004年07月01日
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18、19、20日分の日記は19日の1日の行動だった。都美術館→シンポジウム→市民ZOOネット総会→同じ建物でブルックーナー9番を聴き→市民ZOOネットの懇親会という重い一日を過ごした。実はどれも若い人が多く、よい若者が育っているなぁと思う。ちょっとだけ年の功のような発言をして、急ぎ過ぎをけん制したりしている。動物園のゴリラさんたちも、これまでそれぞれのゴリラ生を生きてきている。繁殖するのにこしたことはないが、残りの時間を幸せに生きていただきたいと思う。飼育の現場では試行錯誤の懸命な努力がされてきていると思う。動物に対して踏み込みすぎているような感じも受ける。シンポジウムのまとめで、「温かい無視」が必要というお話しがあった。気にかけて見守っていることだと思う。見守るって、ほんとうにガマンだらけ。なかなか難しいが、ワタシも身近な人たちから見守られきて、なんとか楽しい毎日を送ることができている。フェアというのも難しいが、判断するときに想像力を駆使して行きたい。日曜日に教会に行くことで、ワタシの場合は短い考える時間を与えられ、軌道修正をすることがある。
2004年06月20日
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土曜日の午後、申し込んでおいた山極寿一さんと西原智明さんのシンポジウムに参加してきた。内戦のためにゴリラの生息数は半減してしまい、現在も内戦状態で生息数調査もままならないそうだ。しかし住民たちの自覚と意志で保護活動がすすめられつつあるという。住民は内戦による不安、経済の悪化による貧困の加速、教育の欠如、狩猟採集民の問題が明日より今を生きるのに精一杯のようだ。教育の普及をなによりも望んでいて、地元主導の急がずにフェアな生き方を目指すポポフの運動が12年目を迎える。国立公園と地元住民のあつれきを減らし、ゴリラを保護し、生活の質を向上させるために、エコツーリズム、自然保護教育、手工芸センター、苗木センター、フェア・トレード、世界遺産のモニタリングなどの活動をしている。ガボン・ロアンゴ国立公園のマネージャーの西原さんは「エコ・ツアー」について「みたい」と「みせたい」のそれぞれの立場を語った。アフリカの動物を見ようと思えば、思いがけなく快適に見えことができてしまうなかで、それで良いのかと思わせる問題がたくさんあることを知った。ここまで野生動物の生息地が狭められてきたのはそこが人間が入り込みにくい「快適でない」場所だったから、結果として、自然が残っている。出会えないかもしれないが、悪路を虫に刺されながら、とげにひっかかりながら、砂場や臭う湿地にはまりながら、苦労して見に行くことになる。考えになかった苦労に、見えなかった不満も出てくる。地元に落とされたお金の行方も問題が広がって行く。ツーリズムによる国家・地域振興を図っていることもあり、知らないでいた問題があり過ぎた。ゆっくり、ちゃんと話して時間をかけて取り組むしかないのだろうなぁと思う。ワタシは身近な動物園の動物たちに感謝して、静かに見させていただく姿勢をとりたい。できる範囲での納得のゆく金銭的支援と、地元の人々の作品や産物を購入してささやかな経済支援をしたいと思う。
2004年06月19日
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夫が振り替え休日なので横浜野毛山動物園に行く予定だったが、地元の強みで上野動物園経由にして、動物園のハシゴ。上野動物園ではゾウのアティ♂が池にまっしぐら。鼻をキバの上にのせたり、鼻で歯磨き?のような動作を泳ぎながらやっていた。ゴリラのケンタくんにも連日挨拶。今日は真っ白の布をテヌグイ代わりに肩にかけていた。「親父みたい」の声しきり。昨日のほとんど同じ位置に座ったり、腹ばいになって窓から中をのぞいている。草をおいしそうに食べたりしていた。サル山でほんとうに小さい赤ちゃんを発見。お母さんはベテランの感じ。日陰でじっとしていた。野毛山動物園まで1時間強、だいぶ日差しがきつくなった。入場無料はウレシイ。どうぶつトリビアの発表などボランティアのみなさんが企画したらしく、へぇ~~といきそうなネタが掲示してあった。ドンドコドンという芸人さんがTVで面白く紹介していたので、野毛山動物園に来てみた。どうも有名らしく、ネタにするライオンはモドリくんで7月11日で二十歳。木登りするレッサーパンダ、「コブヘイ、アクシュ!」というと手をだしてくれる8歳のチンパンジーのコブヘイくんと役者は揃っている。キレイに塗装された「しろくまのいえ」はクマがいないのでお客さんが入って、動物園のシロクマ体験ができる。シロクマの親子の像もあって、写真のスポットとして楽しい。かなり狭い寝室、狭いが以外と深いプール、産室にはTVカメラが用意されていた。檻は鍵も頑丈そうでどうしても監獄風。お食事タイムがアナウンスされ、そこに人が集まる。ライオンとトラの食事は迫力があった。コンドルが飼育係りにはニワトリのように振舞うのが可笑しい。ツキノワグマも催促のドアをドンドンが激しく、室内のお掃除が終わったらドアが開いて腹ペコグマがやって来る。すぐ近くで見ることができるので面白い。こども動物園も充実していて、モルモットの座布団を貸してもらってだっこできる。ハツカネズミや生まれたてのひよこもさわれ、体の温かさを知ることができる。小さな子どもが多く、時間をかけて遊んでいた。コンパクトで檻に囲まれているが、近くで動物を見ることができる。楽しいアイディアを楽しく実行しているのでほのぼのうれしい気分になってしまう。食べるお店がないので、お弁当持参(飲物とアイスクリームは自販機あり)か、駅周辺で食事を考えた方が良いと思う。
2004年06月16日
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もうそろそろかなぁ~と思って、買い物の道すがら上野動物園のゴリラ舎に寄った。メンバー表にも加わって、火曜日がケンタくんの初お目見え。大きい!特に頭が。鼻はきれいにつぶしたような感じ。2003年11月に京都の動物園で会った時は室内にいたので、ガラスの向こうで若い女性の身振りをマネしていたのが印象的だった。近いから巨大に見え、人っぽいというのか人間くさいゴリラさんと思ってしまった。今日みたら用心深い普通のゴリラさんだと思う。午前中のみで、午後は女性群と交代になってしまった。まだまだ慣れる時間が必要だろう。室内が気になり窓からのぞいてばかりいた。大きいオオバコをあっさり引き抜き、食べるでもなく、後ろに投げている。草取りが趣味かも。まだ放飼場のわずかな範囲しか動いていない。人からは見えにくい場所に陣取っているので写真が撮りにくく、ガラスの反射もひどくて良い写真はこれからだ。
2004年06月15日
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2004年7月3日で4歳になる上野動物園生まれのゴリラ、モモモタロウ♂と母モモコ♀に1年ぶりに会いに行った。千葉動物園はモノレールを降りると、熱帯ジャングルのような不思議な声が多数聞こえる。モンキーストリートを足早に通り過ぎ、オランウータンに挨拶、するとモモタロウは細い木の高くに登っている。なんと気持ちよさそうにオシッコ!十分に大きくなった体が支えられるか心配なくらいの枝にのって、片手で葉っぱを取ろうしている。ヒヤヒヤ見ていると、折った枝を下に落とした。モモコは息子のとってくれた枝についた葉をおいしそうに食べている。モモタロウは岩からロープを伝って、何度も木登りを繰り返していた。体をうまく使いこなしている。身軽なゴリラNO1!タイヤを水たまりに入れたり、たたいたり投げたらり、動作一つ一つがもう少年ゴリラだった。でも子どもの印のお尻の白い毛はまだそのままあった。木の高い位置で手をはなして、手をたたいて通りかかった飼育係りにアピールしていた。目ざとく職員の動作を見ていて、見える位置に移動している。たぶん登っている木の細い部分はゴリラを出す前に職員が切って(乗っても大丈夫な枝だけ残して)おいたのだろう、近くに切ったままの状態で置いてあった。その枝の片づけをよくモモタロウは見ていた。帰りにサル山の中で、枝は上手に皮をむかれて白木に葉っぱがついている状態になっていた。木の枝は大変役に立つ。モモコさんはダイエットした方が良さそう。高カロリー控えめの食事は、育ち盛りのモモタロウと同居ではムズカシイかな。もうすぐ40歳のゴロは昼寝と太い枝で遊んでいたが、動きは少なかった。モンタくんは室内で人を眺めて楽しむ人間好きのゴリラとお見受けした。ちゃんと見つめ合ってくれる。優しい目をしているが、気迫をためないと怖い。毛がうすい顔にうっすら汗が出ていた。シルバーバックに楽しい生活をしてもらうのにはどうしたら良いのだろう。あまりに退屈なのはとても気の毒。そろそろモモコさんと仲良くなって欲しいなぁ。夫の休日出勤の振り替えのお休みの水曜日は千葉動物園、銀座のパブでフィッシュ&チップス・生ビール・コーヒー、有楽町で再度「レディ・キラーズ」を観るという充実した一日となった。感謝。
2004年06月09日
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軽やかなパォーンという声が外まで聞こえたので、御徒町まで買い物に行く途中、動物園を抜けて行くことにした。6月末までのパスポートを有効に使おう。女性たちは静かに訓練を受けている。パォーンの正体はアティ♂くんだった。若い飼育係りの方が丁寧に次々と動作させて行く。座ったり、寝転んだり、自由自在。もう終わりらしく、奥からバナナ2本を持ってきて池に投げる。アティは足半分くらい水に入って、バナナを鼻でつかみ、皮ごと食べてしまった。もう1本残っているのに、まだ遊びたいのか飼育係りの後を追って、奥に行ってしまった。この日はお客さんが少なく、いつもは行列のモノレールも、「ただいますぐ乗れます。この機会に・・・」とアナウンスしていた。梅雨の晴れ間の動物園は良いかも。ゴリラさんはいつものメンバーで静かに暮らしておりました。西園ではエミュのヒナが大きく育ち、足を前に折って人間と逆の正座でキャベツを食べていた。いつ行ってもおいしそうにキャベツを食べている。ハシビロコウがいきなり高いところに乗ったら、驚いてフラミンゴが引いていた。ハシビロコウの動きはたどたどしく、一歩を出すのにとても慎重だ。確認しながらゆっくり歩く。でも動じないでいつも落ち着いて堂々としている。不忍池は蓮でおおわれ始めた。帰らなかったキンクロハジロに会った。島にはペリカンとカワウ、岸にはタンチョウ、ハクチョウ、シジュウカラガンが生活している。岸に近い島にはオオワシが2羽仲良く寄り添っていた。人との距離がちょうど良いと思う。こちらからはもっと近くで見たいと思うが、ワシさんたちはあれくらい離れていたほうが安心だろう。
2004年06月08日
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