CUANTAS VECES TU NOMBRE ESCRIBI・・

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2024.06.03
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カテゴリ: 野球


La diferencia de ingresos entre la MLB y la NPB (beisboljapones.com 2023.8.14)

1990年代の初頭、MLBもNPBも各年の収入は大体10億ドルほどであったが、しかしそれ以来前者(MLB)はその収入を10倍に増やし、一方後者(NPB)はその時代とほぼ同じレベルを維持している。
 その顕著な違いの理由は様々で、両リーグ間のそれぞれの選手をプロモーションし売る能力だけでなく、経済の繁栄をあてにすることができ、また他国に関して提示するルールの優位性があることによる。
 我々は近30年のMLBの巨大な収入源の話から始めることとする。そのテレビ放映権の売上は、国内レベルで行われているだけでなく、国際レベルで実行されていて、毎年数十億ドルを生み出している。
 ケーブルTVと配信の到来は、のちに世界中のユーザーの習慣を完全に変え、スポンサーにとってはスポーツイベントの生中継は金脈と化した。視聴者がCMを飛ばすことなく見る特有の番組だからである。
 その配慮は中継に多額の投資をする広告主を魅力的に納得させ、それはシーズンが長く毎年より多くの試合を開催するスポーツである野球のチームに大変な利益を与えた。
 ほんの短期間で、それら(中継メディア)の大半は、地元チームのすべての中継をするために地方のチャンネルと10~15年の契約を結んで視聴されていて、それは球団を通じて数億ドルの財政的収入に到達した。
 その上、我々が付け加えるとすると、国際的なテレビ放映権、特に日本市場の売上が生み出すMLBの収入は、その資金力として近30年でとても増えているのは不思議なことではない。
 それに比べて、NPBはテレビ放映権の売り時にとても拙い編成をした。各球団が個々にそのコンテンツを管理し、その上地元で行われる対戦はそこだけが管理している。
 国内レベルであればその制限はそれほど問題は生み出さないが、しかし国際レベルになると商品(試合)を少しずつ、それも売り手次第で異なる値段を設定して売ることは事実上不可能である。
 オールスターゲームや日本シリーズの権利を管理するように、NPBと日本球界で12球団が合意するようにならなければ、統一された方法でそのコンテンツを売るために全体で動くことは始まらず、その部門で進歩することはできない。
 インターネットでメジャーの球団をコンテンツとして市場に出すための会社・MLB Advanced Mediaが2000年に誕生した後は、その主要な創設であるMLB.comは現在まて並外れた成功を収めてきた。
 最初に生中継についての話だが、投球ごととか、それぞれの試合、それぞれのプレーを、試合をTVで見られなかったり、起こったすべての情報を得たいと思っているジャーナリストやファンにとってはこの上なく役に立つ結果になっている。
 次に、球場ごとのチケット販売や、その場限りのチームごとの記事などは手数料と交換で、そのため毎日その球団がやっていることを知るためにサイトを訪れるすべてのファンにとって極めて便利という結果になった。
 最後に、生中継を見ることによる経済活動は、配信サイトのサービスで各日程の全試合を毎年妥当な価格で行われ、時とともに段々と、ユーザーの数も利益もかなりの増加となった。
 反対に、NPBでは、魅力の少ないHPを所有し、わずかに独自の商品(リーグのロゴ入り。チームのものではない)を売っているのみで、試合のチケットも提供していないし、オンラインで試合を見るための配信サービスもない。その上、提供されている統計データもとても限定的である。
 2007年に、パシフィック・リーグ6球団が力を結集し、MLB Advanced Mediaと同等の日本版のような機能を持つPacific League Marketingを創設したが、しかし同リーグの試合の放映権を持つに限られている。
 その会社はパシフィック・リーグの全試合をオンラインで、生中継でも録画放送でも提供することで国内レベルでは大きな成功を収めた。そしてその試合の放映権を韓国、台湾、アメリカに売ることにも成功した。
 しかしながら、セントラル・リーグの試合と日本シリーズについては放映権を所有していない事実があり、国際レベルでの販売は非常に限定的で、買い手は一定の譲歩の元にすべての試合について購入できるようになることを期待している。
 さらに、球場の問題がある。MLBの球団は、本拠地の都市に対して、支払われた観客のお金が球団の利益になる一流の球場を建設する義務を負うよう脅しをかける自由を持ち、その上球場はほぼ独占的な球団の金庫となる。
 その上、彼らは、ボールパークはショッピングセンターの一種で、試合はその手元にある多くのアトラクションのひとつに過ぎないということ、その上それは家族の全メンバーに向けられたものになることを学習したのである。
 それに比べて、日本の球団は、利用している球場に高い賃貸料を支払っているだけでなく、さらにそのすべての利益を、球場のファンを惹きつけることを何もしていない球場主と分けなければならない。
 同様に、球場の設備の大部分をいまだにほとんど全部試合を見るためだけに当てていて、そのためVIP席や豪華な客室、客を楽しませるためのなんらかのアトラクションはとても限定的だ。
 言及されたチケットの値段でさえ、MLBはNPB
に対して優位に立っている。対戦相手の合意のもと、収益を最大化するように試合をする曜日によってチケットの値段を変えるシステムを取り入れるのに時間を無駄にしなかった。
 日本では、チケットの価格はとても安く維持されているとは言えないだけでなく、さらにシーズンを通してそれは変わらず、対戦相手も試合を開催する曜日も関係ない。
 もちろん、近30年間アメリカでは経済が最も大きく成長した期間を享受したし、一方日本経済はほぼ冷え切った時代であったことを考慮しなければならない。
 北米では、スポンサーたちがスポーツイベントに対して数十億ドルもの投資をすることに没頭してきたが、一方で日本では同様のことはなく、そして時間が経過した時、日本球界は、そのような出資による利益を引き出す十分な準備ができなくなっていた。
 それにもかかわらず、NPBは時代とともに進化し続け、たとえ彼らの収入の増加が非常に限定的だったとしても、国内レベルだけでなく国際的なレベルでも、スポーツのレベルにおける進化は並外れていた。
 現在、WBCで3度優勝した「侍ジャパン」と呼ばれるチームは、現在のスポーツ界で最高の選手である怪物・大谷翔平がその球界で形作られ育成された事実と同様に、それを表す完璧な例である。
 彼の日本ハムファイターズ時代の監督で、おおぜいの要望に反して彼に二刀流選手としての役割を決めた栗山英樹の勇気ある行動がなかったら、MLBも彼の現在の偉大さを享受することはできなかった。
 MLBが、言及したように、世界中のどんなリーグより経済的な成功という点で上回っているのは疑いの余地がない。しかしまた、人生においてお金が全てではないのも確かで、スポーツでの成功もまた世界最高の場に行くことを決める時期が大変重要である。
(翻訳終わり)

私と同じように疑問に思っている方も結構いるのではないかと思っていたが(もちろん「そんなことは知っている」という方も)、なんでメジャーはあんなに羽振りが良いのか、と。その説明をしているのが去年の8月にかかれたこの「El Bate del Samurai」。なるほど、放映権だったのか。90年代は日本球界とトントンだったということのよう。

「パ・リーグTV」が最近、ラテンアメリカにも販売を始めた、とニュースになっていた(既に米台韓には売っていたのか)。NPBでラティーノも活躍しているし、それなりに需要はあると思う。このコラムも結構日本のプロ野球を中南米に紹介してくれているし。ただ、やはり、セ・リーグの足並みが揃わない。そこがネックだなと。

球場に関しては、日本もだいぶ各球場「ボールパーク構想」が根付いていると思う。ただ、アメリカのやり方がいいのかどうか(まあ、儲かってるんだろうけど^^:)。「多くのアトラクションの中に野球がある」のがいいのか、日本のように「野球を見にきた人にそれ以外のことでも楽しんでもらいたい」がいいのか。・・・私的には「野球場はまず野球ありき」であってほしいな・・・。子供も「ここに来たら野球見るんだよ」という前提で連れてきたいと思うし。まあ、人混みの嫌いな私らしいのかもしれないが。

このコラムの、最後の方の締めが素晴らしいわ。これからも勉強させてください。

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Last updated  2024.06.04 17:54:26
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かつどン@ Re:この程度は「野球バカ」でもなんでもないわ(07/01) 考えさせられるテーマですね。 どちらかと…
かつどン@ Re:この程度は「野球バカ」でもなんでもないわ(07/01) 考えさせられるテーマですね。 どちらかと…
バーニングハンマー9126@ Re[1]:昨日はここから~20周年記念イベント& 書いたことが当たらなくていいから勝ってほしい(06/29) かつどンさんへ 最近のファンの人は知ら…

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