Hana's  Diary

Hana's Diary

陣痛



うう・・・だれかさすって・・・・。

でも誰もいない・・看護師さんたちもそばにいない・・・。

イタタタタ~~~!誰か来ないかとちょっと大きめに叫んでみた・・・。

シ~~~~ン・・・・

ああ。。冷たい・・・人生ってそんなもんよね。。

看護士さんたちだって忙しいだろうし、

出産なんて珍しくもないだろうし、

陣痛なんて耐えてなんぼってところよね・・・

あああああああああああああぁ~~~~

激落胆!!うなだれる。

そのまま9時ごろまで痛みに耐える。痛みは5分おきくらいだったと思う。


そういえば、旦那!すぐ帰ってくるっていったじゃないのぉ~~~~~~~

う~らみま~~~~すぅ~~~(by中島みゆき)

痛みの合間をぬって、携帯をとりだし

これまた痛みの合間にメールをうつ。

「痛い、死ぬ」

そううつのが精一杯だった。こんなにメールを打つことが大変だったなんてしらなかった・・・・。

9時半ごろ旦那到着。痛みは2分間隔。

その後ずっと痛みのたびにエンドレスでさすってくれる。

そう・・・エンドレス・・・・夕方子どもが生まれるまで・・・。


★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★


痛みは昼には30秒間隔。それでも生まれない!!

看護婦さんに

赤ちゃんの頭が降りてきて、自然にいきみたくならない? と聞かれる。


・・・・・・・←私


・・・・・・?←看護士

あまりの痛さにしばらく返答できず・・・・。

たった一言「まだです」がなかなかいえない。

そんなやり取りをくりかえした。

残念ながら降りてくる感覚も、いきみたい感覚もナッシング。

ただ、ただ痛い・・・。

これが10分間隔なら我慢できる。

30秒痛くて30秒いたくない・・これがずっと続いているのだ

かなり体力が奪われる。どれくらい痛いか表現すると

イタァ~~~~イ!!!!とつい2オクターブくらい高い声で言ってしまうほどであった。

後で知り合った患者さんに、

「はなさん陣痛室にいたとき聞こえたよ」といわれた。

普通はあまり聞こえない陣痛室からの声。

それくらいのヨーデルっぷりだったのだった。

あ、そうそう、陣痛室で陣痛で苦しんでいた最初の方、何回かトイレに行きたくなった。

トイレは廊下を挟んで真向かい。点滴をさし陣痛に苦しみながら、なんどかトイレへ。

後で陣痛室にトイレがあったことが発覚!

最初に説明してくれよ~~~~~~!という感じであった。

カーテンで隠れてみえなかったのだ。たぶん、ドアだと開け閉めがたいへんだから

カーテンになってたんだとおもうのだけれど、余計にわかりづらい。

「トイレ」って書いておいてくれよぉ。

後日、同じように旦那に付き添われながら陣痛室からトイレに行く人を見かけた。

見かねて、陣痛室にもトイレありますよ!!!ここまでこなくても大丈夫なんですよ!!

と教えてあげた。私同様、かわいそうであった。

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