お歳暮ギフトを味見して下さいと頂きました
ホクッホクで甘すぎず、美味でございました
それにしても、一箱もくれるなんて
近所中にくばっているとかで太っ腹ですわ
そのお手紙に、詩人の吉野弘の詩が書いてありました
この詩は夫婦に対して作られた様で、結婚式などで使用されますが
夫婦のみならず、家族、友達、
人間関係がある他人に対しても全員に当てはまると思いました
吉野弘 /祝婚歌
二人が睦まじくいるためには
愚かでいるほうがいい
立派すぎないほうがいい
立派すぎることは
長持ちしないことだと気付いているほうがいい
完璧をめざさないほうがいい
完璧なんて不自然なことだと
うそぶいているほうがいい
二人のうちどちらかが
ふざけているほうがいい
ずっこけているほうがいい
互いに非難することがあっても
非難できる資格が自分にあったかどうか
あとで疑わしくなるほうがいい
正しいことを言うときは
少しひかえめにするほうがいい
正しいことを言うときは
相手を傷つけやすいものだと
気付いているほうがいい
立派でありたいとか
正しくありたいとかいう
無理な緊張には
色目を使わず
ゆったり ゆたかに
光を浴びているほうがいい
健康で 風に吹かれながら
生きていることのなつかしさに
ふと胸が熱くなる
そんな日があってもいい
そして
なぜ胸が熱くなるのか
黙っていても
二人にはわかるのであってほしい
相手を傷つけやすいものだと
のところ、傷つくのが分っていてわざと言ったりしちゃいがち
悪いなぁと、そこに気が付いていれば、少しは救われるのかな?
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