四季の花めぐり

四季の花めぐり

巾着田のヒガンバナ

■　巾着田のヒガンバナ　　（撮影日2004年9月16日）　■


埼玉県日高市の巾着田は今、ヒガンバナの最盛期を迎えています。(9月16日現在）
連日花見客がたくさん訪れ、たいへんな賑わいです。
私が訪れた16日は平日にもかかわらず、混雑していて散策路も人であふれており、三脚を立てて撮影するのに一苦労でした。
何といっても100万本のヒガンバナですからねえ～。それはそれはすごいものです。まるで真っ赤なジュウタンを敷き詰めたようでした。
巾着田のヒガンバナ01
巾着田のヒガンバナ03
巾着田は高麗川が蛇行してまるで巾着袋の形になっている地域。その川岸の林の中にこうしてたくさんのヒガンバナが植えられ、管理されています。
ここには管理事務所があって、通常３～４人が常駐し、この開花期間のため年間を通して管理されていますが、草刈りなど人手が要るときはボランティアの方に来てもらうそうです。
それでも維持管理はたいへんらしく、この日も募金を集めていらっしゃいました。１００円募金すると、絵葉書を二枚もらえました。
巾着田のヒガンバナ04 巾着田のヒガンバナ05
びっしりと密生して植えられているヒガンバナ。
散策路も人が渋滞するほどで、撮影するのもたいへんでした。		 木漏れ日がヒガンバナに日なたと日影をつくって、幻想的に花を浮かび上がらせてくれました。
巾着田のヒガンバナ06 巾着田のヒガンバナ07
珍しい白いヒガンバナを見つけました。
100万本の中で、私は2本だけ見つけることができました。		 高麗川の川原はのどかな風景が広がっています。
お弁当を広げる人や、犬と遊ぶ人など楽しみ方は様々です。
◇　巾着田の情報　◇
場　　　所
埼玉県日高市
交　　　通
西武池袋線高麗駅下車、徒歩15分
マイカー
関越自動車道鶴ヶ島ICより15ｋｍ
花の種類
ヒガンバナ
９月中旬～下旬
コスモス
９月下旬～１０月中旬
特　　　徴
高麗川が大きく弧を描き、巾着袋のような形になった場所。
川岸の約1.5ｈaにおよそ100万本のヒガンバナが群生する。規模、密生の度合い
とも日本最大といわれ、毎年多くの観光客が訪れる。
問 合 せ
巾着田管理事務所
TEL　　0429-82-0268
URL　　 http://www.kinchakuda.com


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