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キャリアオイルってな~に?

ふたば ■キャリアオイルってな~に?■


キャリアオイル を使うのにはこんな理由があります。

・ エッセンシャルオイルを希釈する(同時に成分を肌上に留める効果)

・ 皮膚への栄養分補給(ビタミン類や必須脂肪酸類)

・ エッセンシャルオイルの成分を体内へ運ぶ

・ 肌の軟化作用および油分がマッサージを滑らかにする


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1、キャリアオイルの選び方

 精油は原則として、直接肌に塗ることは出来ません。
 そこで、マッサージを行うときは、精油を植物油で薄めて使います。
 この希釈用の植物油のことをキャリアオイル、またはベースオイルといいます。

 キャリアオイルとして使える植物油は100%天然のものに限ります。
 また、キャリアオイルには様様な種類があります。

顔つき植木蜂代表的なキャリアオイル

アプリコットカーネルオイル

(学 名)Prunus armeniaca L..
(部 位)アプリコット(あんず)の種
(特 徴)
 成分はスイートアーモンドオイルに近い。ビタミンAとEを含む。
(身体への効能・効果・効用)
皮膚の保護に、栄養補給に。柔軟作用があります。
湿疹によるかゆみの緩和に役立ちます。
敏感肌、乾燥肌、老化肌、炎症を起こしている肌に向いています。



アボカドオイル

(学 名)Persea gratissima Caertn. , P. americana Mill
(部 位) アボガドの果実
(特 徴)
 各種ビタミン、ミネラル、プロテイン、脂肪酸、天然レシチンなどを含み
 栄養価が高いのが特徴。肌への浸透力も高い。
 独特の香りがあるので、他のオイルとブレンドして使うのもお勧め。 
(身体への効能・効果・効用)
 優れた皮膚柔軟性があります。マッサージおよび筋肉用の調剤に。
 真皮の再生、皮膚への治療特性があると言われています。
 保湿、柔軟作用があり、しわ予防に。
 疲れた肌、水分の失われた肌、成熟肌に湿疹のケアに。
 乾燥肌、皮膚の炎症全般に効果があります。



オリーブオイル


(学 名) Olea europaea
(部 位) オリーブの果実
(特 徴)
 オレイン酸がを主成分とし、酸化に対して安定している。
 皮膚に対してエモリエント効果がある。
(身体への効能・効果・効用)
 鎮静、緩和、軟化作用があります。
 火傷、捻挫、打ち身、打撲、虫刺されに。 かゆみ止めに。
 オリーブオイルには軽い収斂効果、弱い殺菌作用があります。
 歯槽膿漏の歯茎のマッサージに。



グレープシードオイル


(学 名) Vitas vinera
(部 位) 葡萄の種子
(特 徴)
 リノール酸を主成分とし、ビタミンEを豊富に含んでいる。
 無臭で、とてもとても滑りがよく浸透しやすく、低刺激性。
(身体への効能・効果・効用)
 使用した際に皮膚が油っこくなりません。
 伸びが良く、滑らかです。
 また匂いも殆んど無いため、マッサージオイルとして人気が高いです。
 ただ、栄養価はそれほど高くありません。
 皮膚のケアで使う場合、栄養価の高いオイルと混ぜると良いでしょう。



小麦胚芽油(ウィートジャーム)


(学 名) Triticum vulgare
(部 位) 胚芽
(特 徴)
 ビタミンA、B、E、蛋白質、ミネラルを含む。
 特にビタミンE含有量が豊富なので、天然の防腐剤として他のオイルに10%ほ ど混ぜて使用する。
 粘性が高く、独特の臭いがあるので、粘性の低いオイルと混合して使用。
(身体への効能・効果・効用)
 豊富な脂溶性ビタミンが乾燥肌の回復を助けます。
 皮膚炎の症状緩和に
 筋肉疲労に有効です。スポーツ後のマッサージ用オイルのベースに。
 組織の再生を促します。成熟肌、しわ、傷跡、妊娠線のケアに最適です。
 皮膚を柔軟に、そしてよりしなやかにします。

 ※小麦アレルギーがある場合は、事前にパッチテストをしましょう。



スィートアーモンドオイル


(学 名) Prunus amygdalue
(部 位) スィートアーモンドの種子
(特 徴)
 オレイン酸のトリグリセリドを主成分とし、ブトウ糖、ミネラル、ビタミンD・ E、蛋白質を含む。
 臭いはほとんどなく、やや粘性があり肌を保護し柔軟にする。
(身体への効能・効果・効用)
 優れた皮膚軟化作用があります。
 皮膚の乾燥の軽減、滋養に、また炎症の鎮静を促進します。
 日焼けによる火傷の鎮静や、乳児の臀部の炎症の緩和にも役立ちます。
 湿疹、乾癬、皮膚炎によるかゆみの緩和に。 
 皮膚の乾燥の軽減、滋養に、また炎症の鎮静を促進します。
 敏感肌にも最適です。



月見草オイル(イブニングプリムローズ)

(学 名) Oenothera biennis
(部 位) 月見草の種子
(特 徴)
 ビタミン、必須脂肪酸、γ-リノレン酸を5~9%含む。
 γ-リノレン酸は保湿作用に優れ、炎症を鎮めてホルモンのバランスを整える。アレルギー症状によいといわれている。
 他のオイルに10%ほど加えて使用。酸化が早いので保存に注意
(使用に向く肌質と使用法)
 スキンケア(特にアレルギー肌)・ボディケア



ホホバオイル

(学 名) Simmondsia chinensis
(部 位) ツゲ科直物の種子(オイル状のワックス)
(特 徴)
 高級不飽和脂肪酸と高級不飽和アルコールからなる酸化安定性が高い。
 コラーゲンに似ていて浸透性に優れ、無色無臭。
(身体への効能・効果・効用)
“油焼け”しにくいオイルです。

 乾燥した頭皮に。乾癬、湿疹に。

 日焼けによる炎症に。
 皮膚のひび割れ、おむつかぶれに。妊娠線の予防に。

 すべての肌質に有効です。
 過剰な皮脂の蓄積を調整し、抑制します。
 髪のコンディションを整えます。

 ※約13℃以下では凝固しますが、変質ではありません



マカデミアナッツオイル

(学 名) Macadamia inergrifolia
(部 位) マカダミアナッツの果実
(特 徴)
 オレイン酸が主成分でパルミトレイン酸(20%)、ビタミンを豊富に含む。
 皮膚への浸透性が高く、軽い感触。
(身体への効能・効果・効用)
 マカダミアナッツオイルに多いパルミトレイン酸は若い人に多く見られます。
 老化が始まるとその濃度が低下するため老齢者の肌に有益であると思われます。
 皮膚を滑らかにします。
 経口で摂取した場合、緩やかな緩下作用があります。



ローズヒップオイル
(学 名)Rosa canina L..
(部 位)種子
(特 徴)
 脂肪酸を多く含み、ビタミンCも含む。
 皮膚の再生を活発にして、老化を予防する働きがある。
 湿疹、炎症、日焼けのお手入れや抜け毛予防のお手入れにもおすすめ。
(身体への効能・効果・効用)
 皮膚組織に再生に。火傷、湿疹に。
 月経前症候群、更年期のケアに。
 しわを目立たなくします。




カレンデュラオイル
 皮膚の炎症やひび割れ、痔疾、静脈瘤などに効能があります。

セントジョンズワートオイル
 鎮痛、利尿作用があるため、神経痛やリウマチなどに塗布します。

キャロットオイル
 カロチン(ビタミンA)やビタミンEなどが溶出しているため、ダメージを受けた皮膚、粘膜を守る働きがあります。
 びきびや唇のあれなどに塗布します。

アルニカオイル
 打撲、捻挫、リウマチ、通風、関節炎、強度の筋肉痛に塗布します。
 ただし、皮膚が破れている場合は、刺激が強いため用いることができません。

■コンフリーオイル
 主婦湿疹やあかぎれ、ひびわれなどの治りにくい傷や潰瘍性静脈瘤などに塗布します。



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