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アロハちゃんの物語・ひとやすみ
☆神様とのちいさな会話☆
あなたの望みをかなえましょう☆
ある日神様にそう聞かれたら？
もしも３つの願いが叶うとしたら・・・☆
なんだろう。なんだろう。
ぼくはその答えを確かめたくて、森のなかへと進んでいった。
深呼吸して。
てとてと歩く。
ころんで。
泣いて。
立ち止まって。
笑って。
一歩一歩。
くりかえし くりかえし。
こうして辿り着いたんだ。
いい香りがしてゆらゆら花咲くお花畑へと。
かわいいおはなが咲いているそのとなりに、小さな箱がおいてあった。
鍵は開いていた。
なかには・・・
なかには折りたたんだ紙が静かにぼくを待っていた。
そっと手にとり、どきどきしながらぼくは広げた☆
『自分を信じる勇気をください。
どんなときも
自分を強く信じる、勇気。』
そう描いてあった。
それがぼくの願い。
そうだ。ぼくの願いは
ひとつだけ☆
ひとつぽっちだ。いさぎいい、ぼく☆
まちがいなんてない。
ただしいなんてない。
ただ、自分の信じる道をゆこう♪
こころからたのしいことは
鍵をくれたあなたといっしょに
楽しめると知っているから♪
鏡に映った君とぼくへ
今日も
だいすきを贈るよ☆
愛をこめて
帰り道、気がつくとスキップしながら鼻歌うぼくがいた☆
END
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