『ハッピー☆カムカム』

『ハッピー☆カムカム』

☆happy-comecomeが贈る小さな絵本☆

『マルとまる~comunication~』

マルとまる表紙

このお話は、

2人の登場人物「マル○」と「まる○」による、

ごくあたり前の会話をつづった、小さな小さな絵本日記です。


人と人とのつながりが、もっとシンプルに、もっと豊かになりますように・・・。


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<1.闇の中のポチポチ>


1.闇の中のポチポチ

はじめに、闇がありました。

目をこらすと、そこにはたくさんの小さなポチポチがありました。


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<2.小さなたくさんの○>


2.小さなたくさんの○

ポチポチはだんだん大きくなり、たくさんの小さな○になりました。

小さな○は、それぞれに、それぞれの言葉を話しました。

静かだった闇は、小さなざわめきに包まれていきました。


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<3.マルとまる>


3.マルとまる

そのざわめきの中に、マル○とまる○はいました。

「あそこに川がある。あそこには、森があるぞ!」 マルは言いました。

「あそこに水がある。あそこには、大きな木があるぞ!」 まるは言いました。


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<4.近づくマルとまる>


4.近づくマルとまる

ある時、マルとまるはそれぞれの声を聞きました。

もっと、お互いの声が聞こえるように・・・・。

マルとまるは近づきました。


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<5.くっつくマルとまる(聞く)>


5.くっつくマルとまる(聞く)

「あそこに川がある。」 マルは言いました。

「本当だ。あそこに川がある。」 まるは応えました。

「あそこに大きな木がある。」 まるは言いました。

「本当だ。あそこに大きな木が見える。」 マルは応えました。


マルとまるは互いにピッタリくっついて、お互いに、お互いの声をしっかりと聴きました。


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<6.つながるマルとまる>


6.つながるマルとまる

ついに、マルとまるはひとつにつながりました。

つながったマルとまるは近づいたり離れたり・・・・。

でも、マルとまるはいつも一緒でした。


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<7.いつもお互いを感じる(聴く)>


7.いつもお互いを感じるマルとまる

「あそこに川がある。」 マルは言いました。

「本当だ。あそこの川には、きれいな水が流れているよ。」 まるは言いました。

「あそこに大きな木がある。」 まるは言いました。

「本当だ。大きな木でできた立派な森だね。」 マルは言いました。


いつしかマルとまるは、どこにいても、お互いを感じるようになりました。


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<8.小さなわ>


8.小さなわ

そして、マルとまるは、ひとつの小さなわになりました。

わのカタチは、いつでも自由でした・・・・。


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<9.たくさんの小さなわ>


9.たくさんの小さなわ

ふと周りを見渡すと、そこにはたくさんの小さなわがありました。

たくさんの小さなわは、お互いに、お互いの声を聴きました。


やがて・・・・・。


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<10.大きな“わ”>


10.大きな“わ”

そこには、大きな“わ”ができました。



Feb 11, 2008
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私がこの絵本を作ろうと思い立ったのは、


『7つの習慣 成功には原則があった!』 

それは、私が今まで思っていた「上手なコミュニケーション」という概念とは
全く異なるものの見方を教えてくれました。

そして、この本に書かれていたことを実践することの難しさを痛感する一方、
「このようなコミュニケーション方法がもっと広まれば、みんなが豊かに、幸せになれるんじゃないだろうか?」

と思うようになりました。

それを伝える手段として、私にできることを考えました。

そして・・・・







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Last updated  Feb 11, 2008 12:12:30 PM
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