歌 と こころ と 心 の さんぽ

歌 と こころ と 心 の さんぽ

2023.06.23
XML
カテゴリ: スポーツ関連

♪ 二至二分均等ならざる四季めぐり夏の極みののちの猛暑日


 21日は夏至だった。「嘘でしょう!!」という声が聞こえそうだ。まだ夏本番前で、これからどんどん日が短くなっていくなんて信じられない。
 これからが梅雨が開け夏休みが来て、お盆が来て1年のクライマックスのような季節だ。1年の中間地点を過ぎたなんて。半年後には「冬至」がやって来ると言われてもねえ・・・ピンとこない。

 江戸時代は夜明けを「明け六つ」、日暮れを「暮れ六つ」とし、その間を6等分して六つ(夜明け)→五つ→四つ→九つ(正午)→八つ→七つ→六つ(日暮れ)として、お寺がその数だけ鐘を突いて時刻を知らせていたんだとか。 「おやつ」は昼過ぎの「八つ」に食べたからこう呼ばれている。



「夜明け」は日の出前の薄明かり、「日暮れ」は日没後の薄明かりをいうので、夏至ともなると「明け六つ」は今の時刻で午前3時50分頃「暮れ六つ」は午後7時50分頃だった(江戸=東京の場合)とか。

 一年のうち、もっとも北寄りから昇り、もっとも北側に沈む日。北極圏では一日中太陽が沈まない “白夜”、逆に南極圏では一日太陽が昇ることのない “極夜” になる。北へ行くほど日が長くなる。日本で言えば、 夏至の札幌の昼は、那覇より1時間半ほど長くなる。

 最も昼が長いことを意味する夏の極まりではあるが、暑さの極まりじゃないのが問題なんだよなあ。
 この日は人類にとって特別の日であり、世界中でイベントが行われたりしている。


ストーンヘンジの真ん中から朝日が昇る。

メキシコのマヤ遺跡「太陽のピラミッド」
太陽はこのピラミッドの真上を通過し、正面に沈む。

夫婦岩の真ん中から朝日が昇り、条件が良いと富士山が重なる。

知多市旭公園のとろけ石。
夏至の正午に「知多の波塔」の上部より太陽光線が入り、下部丸窓から水平に出てくる。
とろけ石の前に立って「知多の波塔」を見ると、正午前後の20分間に太陽光が見られる。

確かめてみたいが、一年後にはすっかり忘れてしまって・・

「冬至・夏至」の「二至」と「春分・秋分」の「二分」、合わせて「二至二分」。自然界に生きている以上、重要な区切りであることは確か。


 この夏の極りの日を前後して、日本のバレーボール(ネーションズリーグ VNL)の活躍がハンパない。世界のトップチームが男女16チームずつ参加するもので、男子は昨日、ブラジルにフルセットの末30年振りに勝利。これで7連勝。


16チームが3週間で12試合(各週4試合)を戦い、順位を決定する。
アルゼンチン、ブラジル、フランス、ドイツ、イラン、イタリア、日本、ポーランド、セルビア、アメリカ、ブルガリア、カナダ、中国、キューバ、オランダ、スロベニア


第1ラウンド・名古屋で4連勝し、第2ラウンド・フランスで3連勝

 ファイナルラウンドには予選ラウンド上位8チームが出場し、ノックアウト方式のトーナメント戦で優勝チームを決定する。まさしく世界一を決めるもの。

22日現在の順位とポイント

1   日本     7   7  0  21:5   20
2 スロベニア  7   6  1  18:7   18
3 アメリカ   6   5  1  16:4   15
4 ポーランド  6   5  1  15:12   11
5 ブラジル   6   4  2  16:10   13
6 イタリア   6   4  2  12:8   12
7 アルゼンチン 6   4  2  15:10   12
8 オランダ   6   3  3  13:9   11
9 セルビア   6   3  3  12:10   9
10 イラン    6   2  4  8:13   7
【ポイント獲得条件】 勝ち(3-0、3-1):3ポイント
            勝ち(3-2):2ポイント
            負け(2-3):1ポイント

 強豪等を破っての単独1位。こんな日本をだれが予想していたでしょうか。昨日のブラジル戦は、2セット先取したものの追い付かれてフルセットにもつれ、追いつ追われつのシーソーゲームで、やや優勢に攻めていた日本がジュース3回を粘って、ついに勝った。最後のセットは15点マッチなので、1ポイントもゆるがせにできない緊迫の連続。とてもいい試合だった。
 優勝戦ともいえるこの熱戦に粘り勝ちしたのは大きい。

 女子は8試合を終え、5勝3敗で現在7位。予選ラウンド上位8チームに入れば、ファイナルラウンドに進出できる。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2023.06.23 10:38:31
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

プロフィール

sunkyu

sunkyu

カレンダー

キーワードサーチ

▼キーワード検索

サイド自由欄

◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題しました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
◆2017年10月10日より つれずれにつづる「みそひともじ」と心のさんぽに改題しました。
◆2019年6月6日より 「歌とこころと心のさんぽ」に改題しました。
「ジグソーパズル」  自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)

◎たまに見るページ

一減一増。捨てネコを保護 2011年9月19日
胸は男女の象徴としてあり 2015年2月12日
好きこそ何とか、ものを創るとは好きを極める事 2015年4月22日
文字の持つ多様な姿 2015年7月27日
他人を寄せ付けるか、あるいは自分が寄っていくか  2015年10月8日




コメント新着

sunkyu @ Re[1]:★ 雨上がりの緑陰の中を歩く 短歌10首(05/08) rankoさんへ おはようございます。返信が…

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: