全2件 (2件中 1-2件目)
1
先々週が、熱海の以前の名旅館で今は文化財として保存公開中の「起雲閣」へ日帰り。先週が白洲正子の「武相荘」へバスツアーで一泊二日。と、片道300キロを超える外出が続いた我が家。ふ~、そろそろ週末に家も掃除したいところじゃ~、浴衣も着ないと帯の締め方忘れそうじゃ~と思っていたら。夫が、「横浜の三渓園が古建築全棟17棟一挙公開しているからETC割引使って行こう!」となりましてまたもや朝6時前に家を出て、片道330キロの横浜まで行ってきました。愛知県は曇りと土砂降りの一日、横浜は日傘を差す天気でした。木造建築ファンにはたまりません。なんでこんなすごい建物が移築できるのよ~というくらい、所有者側が良く手放してくれたという徳川家の別荘や京都の寺院、茶室、合掌作りの豪農の家などが一箇所にあつまり、それはもう、伝統木造建築のテーマパーク!一流大工を目指す人も、そうでない人も一見の価値ありの大人のワンダーランドでした。たっぷり4時間ちかくかけて全ての建物を見てきました。武相荘とはテーマが違うので比較のしようがないのですが我が家のような素人が行ってだんぜん面白いのはやはりそこで暮らしていた人の匂いがするところ。建物のみを残し、そこでの暮らしや生活臭がしない名建築というのはなんとも学術的な味が相当強い。これを楽しむには、こちらもそれ相当な知識がないと楽しめない。自分の無学ぶりを反省し、まだまだ知識を得なければこれ以上は楽しめない!と現実に気づかせてもらった往復660キロの日帰り旅行となりました。そして、浴衣でもよかったから、やはりこういうところには普段着キモノで来たい・・。キモノ普段着計画の早急な対策をとる必要を再認識し・・・。深夜、楽天でまたもや浴衣を注文してしまいました・・・。夫、ごめん。浴衣はこれで最後にします。
2009.08.02
コメント(10)
愛知県犬山市には有楽苑という織田信長の弟の織田有楽斎の隠居所だった建物と庭があり、その茶室如庵は国宝指定を受けています。今、紅葉が見ごろということで、急遽、行ってきました。竹林と紅葉を一緒に見るのもまた格別。も~見とれるばかりの美しさ。500円で呈茶も受け、お客様もわずかで、のんびりとした雰囲気でいただきました。我が家から車で20分くらいでしょか、こんな名庭があるのは幸運です。この有楽苑の茶室如庵と露地と書院は、もともと京都にあったものを、三井家が東京に移築、そして名鉄が買取り、その後建物や庭も増やしたというものです。椿、桜、紅葉、竹など、季節ごとに見所たくさん。しかも、これだけの名庭なのですが、客がまあまあ程度しかいない。(日曜午後3時過ぎ)これが京都だったら、こうはいきません。だから、まるで、自分の家の庭のような感じです。春の桜もすばらしいことまちがいない。「ここは我が家の分室にしよう。」と、勝手に我が家のものにして帰宅しました。夫婦で上沼恵美子状態です。
2008.11.30
コメント(4)
全2件 (2件中 1-2件目)
1