久し振りの平面交差駅の魅力。
第3回は近鉄大阪線と橿原線をショートカットする新ノ口(にのくち)連絡(短絡)線です。
分岐は橿原線の大和八木寄りに在り新ノ口駅ホームから撮影出来ます。
線路が交差している所が堪りませんなぁ
京都・奈良から伊勢方面へは大和八木駅での乗り換えが必要でした。八木駅は1階が橿原線、2階が大阪線の2段駅。
特急の路線網を整備していた近鉄は1966年京都~伊勢間の特急(京伊特急・当時は宇治山田迄)を運転開始。しかし八木西口短絡線に依るものでした。これでは2回スイッチバックしなければならず今後増大するダイヤに支障するのは必至でした。
そこで新ノ口連絡線が1967年暮れに完成。京都-伊勢方面のスルー運転が実現したのです。
橿原線を行く8810系 8826F。
同じく橿原神宮前 へ向かう1252系 1272Fとシリーズ21・9020系 9036F(奈良線対応車でシングルアームパンタグラフでは無い編成)
賢島(かしこじま)から京都へ向かう23000系・伊勢志摩ライナーが連絡線をやって来ました。
いやぁ~良い感じですねェ
連絡線を通らない、橿原神宮前行特急。22600系「Ace」30000系「ビスタEX」終点で吉野への特急と連絡します。
この辺りはカーブが結構急なので速度に制限が付きます。8000系 8084F。奈良線系統通勤車の最古参の4両編成のグループです。
戻って来た8826F。
急行運用に頑張る8000系 8085F(前2両) 2編成しか無い貴重な2連車グループ。
普段は橿原線側にポイントは開いています。
連絡線方向に開きました。間も無く列車が来ます。ワクワクする瞬間。
12410系特急・賢島行が通過。新ノ口駅は普通しか停車しませんが、特急もかなりゆっくり渡って行きます。
連絡線の方へ移動しました。
分岐して離れて行く場所辺りで1枚。手前が連絡線。向こうが橿原線。連絡線は八木駅2階へ橿原線は1階ホームへと繋がります。
京都へ向かう22000系「ACE」特急車。 新ノ口-大和八木。
賢島行の12410系特急。後部は22600系「Ace」
耕作したくなる程土地が空いています。
京都-賢島間の定期特急は普段の光景ですが、時に天理行特急や団体列車そして工場や車庫へ向かう列車が通過します。
その時にも狙いたいモノです。
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