harryのたわごと

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2015.01.18
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テーマ: 鉄道(22250)
カテゴリ: 鉄道

前回の補足の様になりますが…

近鉄の魅力を定期的に紹介したいと思います。

今回は車体の「裾」です。

近鉄裾1

真っ直ぐです。

近鉄裾2

絞っています。

近鉄裾3

真っ直ぐです。

近鉄裾4

絞っています。

何故同じ会社の車両なのに2種類の裾が存在するのか統一した方が合理的ですよね。

近鉄こと近畿日本鉄道は多くの会社が合併・吸収して誕生しました。

各線、車両限界(車体の大きさです)の違う雑多な電車が走っていました。

昭和30年代半ば、新性能電車と云われる高性能車の登場で近鉄でも車両の標準化を進めたのです。

大阪・名古屋線系統で3扉の1460系4扉の1470系が登場。南大阪線系統では「ラビットカー」6800系も登場。現在に繋がる近鉄スタイルが出来上がりました。

少し遅れて奈良線系統でも広幅(裾の絞った)900系が誕生。車体幅2800mmの裾絞り車体が主要幹線のスタンダードになると思われたのですが…

しかし、その後も奈良線系統以外では同じデザイン乍ら車体幅の狭い2709~2740mm(形式に依り差が有り)を継続して製造。裾の絞らない車体を造り続けたのです。

だから今でもこんな光景が見られるのです。

一方、特急車系列は1部を除き約55年前の10100系(新ビスタカー)から2800mm幅で造られています。

近鉄裾5

1986年南大阪線の6400系。翌年大阪・名古屋線系統で1220系以降の形式でやっと車体幅が2800mmに統一。

何故もっと早く統一され無かったのか諸説有る様ですが…趣味的に見ますと色々有った方が面白いですよね。 






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最終更新日  2015.01.21 22:14:55 コメント(11) | コメントを書く


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