タイトルこそ Sonny Rollins Plays ですが、 全6曲のうち、後半の3曲はサド・ジョーンズ・グループによる演奏です。 こちらの方、メンバーも素晴らしいし演奏も良いのですが、 割愛させていただきます。
さて、曲紹介です。
SONNYMOON FOR TWO ヴィレッジ・ヴァンガード後編でも演奏されていたロリンズのナンバーです。 全体的にリラックスムードが漂う演奏で悠々と吹いています。 ヴィレッジ・ヴァンガードに感じた「俺的」なものが薄まっているのは トロンボーンの音色のせいかもしれません。 でも、ゆったりとしたロリンズの持ち味が生かされています。
LIKE SOMEONE IN LOVE お馴染みのスタンダードナンバーですね。 小走り・・・という印象から始まり、ゆったりと吹いています。 ヴィレッジ・ヴァンガードがマラソンだとしますと こちらはジョギングかもしれません。 スタンダードをゆったりと吹くロリンズは好きです。 ピアノの音色も軽快に弾むようです。