3度の飯より音楽好き♪

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その6


TENOR MADNESS(Prestige)


1 TENOR MADNESS
2 WHEN YOUR LOVER HAS GONE
3 PAUL’S PAL
4 MY REVERIE
5 THE MOST BEAUTIFUL GIRL IN THE WORLD


PERSONNEL

SONNY ROLLINS (TS)
JOHN CORTLANE(TS) 1
RED GARLAND(P)
PAUL CHAMBERS(B)
“PHILLY ”JO JONES(DS) 1956.5.24

モノクロに「MADDNESS」と「SONNY ROLLINS」というロゴが
赤い文字で書かれているシンプルな作りのジャケットです。

ご存じ1曲目は、ジョン・コルトレーンとの唯一の共演作、
「テナー・マッドネス」
アルバムの解説によると、このセッションは
計画されたものではなく、コルトレーンがたまたまスタジオに遊びに来た
ことから、実現した偶然の産物であるとのこと・・・
このあたりからも、ジャズのおおらかさ、懐の深さを感じますね。
素敵な偶然に胸が躍ります。
演奏もスリリングな中に、どことなくおおらかさを感じさせ
気負わず、リラックスした感じで聴けます。

2曲目「恋人が行ってしまったら」
フィリー・ジョーのドラムスと、チェンバースのベースの音が印象的です。
ロリンズの音もたくましく、太く、強いです。

3曲目は、私がこのアルバムの中でいちばん好きな曲
ロリンズのオリジナル「PAUL’S PAL」です。
この曲はポール・チェンバースに捧げられた曲だそうです。
ロリンズの暖かみのあるおおらかなブロウが聴けます。
そういえば、コルトレーンもチェンバースに「MR.PC」という曲を書いていますね。

4曲目「マイ・レヴェリー」
シンプルですが、歌心あふれるロリンズの演奏・・・
スローテンポもなかなか聴かせてくれます。

5曲目は「世界でいちばん美しい娘」
この曲は出だしが印象的なワルツのメロディーになっています。
最初はスローですが、徐々にテンポがあがっていきます。
やはりここでもロリンズのブロウは冴えています。
ガーランド、チェンバース、フィリー・ジョーそれぞれのソロも印象的です。

1曲1曲、注意深く聴いていると
お気に入りの曲がどんどん増えていきます。
それだけ、普段聞き流しているということがバレバレですが・・・(^^;)
このアルバムはどうしてもTenor Madness の印象が強いのですが、
他の曲もひけを取らない演奏でした。
もっとロリンズとコルトレーンの共演をたくさん聴きたかったという
思いもありますが、この1曲だけでも残されているということが
とても貴重ですね。(^^)

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