3度の飯より音楽好き♪

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さきころ



こちらでは、
私がJazzの道にはまったきっかけの曲、
「セント・トーマス」についてご紹介します。

この曲を知ってから、いろいろなミュージシャンのヴァージョンを聴きました。
演奏フォーマットや、メンバーによって、同じ曲なのにこんな風に違うのか、と驚かされることも多いです。

こんなところにもJazzの楽しみがあります。


まずはじめに「セント・トーマス」という曲について。

この曲はロリンズ作、とクレジットされていますが、
元々はトラディショナルだったようで、ロリンズに先駆けて1954年に
ピアニストのランディ・ウエストンによるトリオ演奏が残されています。
(ピアノ・トリオのページに書いてありますが)
ロリンズの母親は、ヴァージン諸島セント・トーマス島からアメリカに渡り、
ロリンズ自身「幼い頃、母から聴かされたカリプソの音楽が、
自分の創作の素地となっている」と語っているようです。
「セント・トーマス」に限らず、ロリンズの曲にはカリプソ色が
流れているものが多く、この曲はロリンズの音の原点になっている、と
いえるかもしれません。



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