2005年03月17日
カテゴリ： ・・
きょうの じぶんの日記
では、次期学長予定者が決まったという話題を取り上げました。
そこでも書いたことですが、私は最近ますます、多数決や投票で決定するということに対して疑問をいだくようになっています。
このあたりについて、1997年の夏に こちらの連載 で論じたことがあります。要するに民主主義のルールというのは、英知を結集して最適の解決を得るための手段ではない。暴力回避装置、あるいは、これ以上文句を出させず決定に従わせようとするときに最も有効なツールとして発明されたものなんですね。
もちろんそのことで、無用な衝突が避けられ、世の中が平和になることは結構だと思います。しかし、利害の対立が残っている状態で多数決で事を運んでも、本当の解決にはなりません。文句が言い出しにくい状況が続くだけのことです。
人権と言論の自由が守られ、かつ、いつでもリコールできる権利が保障されているのであれば、王制でも賢人政治でも構わないという気もしています。もっとも、諸葛孔明みたいな賢人はそうざらに居るわけではありませんが。
そこでも書いたことですが、私は最近ますます、多数決や投票で決定するということに対して疑問をいだくようになっています。
このあたりについて、1997年の夏に こちらの連載 で論じたことがあります。要するに民主主義のルールというのは、英知を結集して最適の解決を得るための手段ではない。暴力回避装置、あるいは、これ以上文句を出させず決定に従わせようとするときに最も有効なツールとして発明されたものなんですね。
もちろんそのことで、無用な衝突が避けられ、世の中が平和になることは結構だと思います。しかし、利害の対立が残っている状態で多数決で事を運んでも、本当の解決にはなりません。文句が言い出しにくい状況が続くだけのことです。
人権と言論の自由が守られ、かつ、いつでもリコールできる権利が保障されているのであれば、王制でも賢人政治でも構わないという気もしています。もっとも、諸葛孔明みたいな賢人はそうざらに居るわけではありませんが。
お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
[・・] カテゴリの最新記事
-
【リンク修正】イヌザンショウの実？ 2009年09月01日 コメント(2)
-
【リンク修正】京大の桜 2007年03月28日 コメント(3)
-
【リンク修正】世界一周旅行 2006年04月26日 コメント(2)
【毎日開催】
15記事にいいね！で1ポイント
© Rakuten Group, Inc.
