Brog Of Ropesu

Brog Of Ropesu

2010年08月26日
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カテゴリ: 些末な日常





余談ですが、自キャラの命名で”三河”は”三途の川”から。”ミカ”は”ミカエル”と”天津甕星”からそれぞれとっています。
性格もミカエルの盲目的な従順さ。国津神で唯一まつろわぬ神である甕星の内に秘める暴力性と、頑固さを反映させてキャラ設定してあります。


一方、兄貴の方は三途の川に抗う者と言う意味で、三河の姓に”祥”の名を使い、”死を知らない者”の解釈で機械使いにしてあります。

一見テキトーなようで、キャラの名前考えるのに一番時間かかってる気がします。
他のキャラにもそれぞれ意味があるので、その辺を推測してみると色々な伏線に気付けるかも知れませぬ。




BGM
夏っぽくいきまっしょい







=====






「カリンさん!」











「フラン!!」













……カリンの意を……汲みなさい」











「…………口が過ぎました。申し訳御座いません」












「解体?」














「そう。解体。このまま部品ごとに分別して別々の場所に保管してくれれば、ソロモンが蘇る事はもう無い。

それと、ソロモンはパーツといえどもかなりの力を秘めている。

それぞれ、フランの”蝿の王バアル”、アーサの”哲学する騎士ムルムル”の様に、力になってくれると思うよ。

君なんかはこの戦いで左腕を失ったみたいだから義手にするのも良いんじゃないかな?」












「……お主はそれで良いのかぇ?」















「……ああ。もうボクは充分生きた。充分過ぎるほど、ね。

……ボクはね。本当は彼女のサブユニットなんかじゃない。彼女と対になる……言わば双子の姉妹として作られたんだ。

母様が作ってくれた心の部分がボク……そう、いつも二人で一つだった。



……だから、さ。彼女の代わりに伝えるよ。彼女を……そしてボクを止めてくれて……ありがとう。

少しの間だったけれど、君たちと旅ができて楽しかったよ

……それじゃあ、ね。ここでサヨナラだ」


(そう思っていたけれど、少し名残惜しいのは事実かな。

なるほど、これが”寂しい”ってヤツなのかな?あの子はきっと”コレ”を知る事が出来たから暴走したのだと思う。



……ま、どっちにしろ、ボクごときの演算能力じゃ答えは出そうにも無いかな)











「……さようならは……さようならは受け付けませんわよ?」












「ああ。君ならそう言うと思ったよ。ボクなんかの為に泣いてくれて有難う。
きちんと笑ったり泣いたり出来るようになったんだね。ふふ……機械であるボクが言うのも不思議な話だけどね?

君にはもう保護者は必要ない。
傍に……たくさんの支えてくれる仲間がいる。……うん。どうやら本当にボクの役目は完全に終わりだ。
ふふ……あまり役に立ってないなんて言わないでね。
もし……もし、さ?あの世なんてものがあってさ?……そこに機械であるボクが逝けたとしたら、さ。

……君のご両親に顔向けできなくなっちゃうから」


(見ているかい?君たちの娘はこんなに立派に成長したよ。これからの時代にボク達はもうお役御免みたいだ。

未来を作っていくのはボク等のような老兵では無く……子供たちなのだから……

ふふ……ボクが産まれた日のこと……何故か昨日のことのように蘇ってくるよ)





~~~~~~~~






お調子者の声「ジャ~ン!ついにお披露目だぜ!苦節15年!長かった様で短かったぜぇ~」





無機質な声「私達の悲願……正直、成就するとは思っていなかった」







天真爛漫な声「お!早速動かしてみてよ!早く!早く~!」







片言の声「ロボットは男の浪漫デス!」







抜けた声「だよね!だよね!私すご~く楽しみに待ってたんだよ!」







ぶっきらぼうな声「ふむ……外見はかなりの再現度だな」






慇懃無礼な声「……果たして中身はどうか……ですねぇ」









天真爛漫な声「おしゃあ!じゃあ!スイッチオ~ン!」








お調子者の声「残念ながらスイッチ式じゃあ無いんだな~。ロボットっつても、動力源も人間と同じで糖とタンパク質、脂質を分解する事で得られるように出来ているし、人間との違いなんて身体が金属で出来ているかどうかくらいの差のすっげ~ハイテクなんだぜ!」









無機質な声「そう。感情が無い私よりよっぽど人間に近い。……それでは起動する」








ガション!グゴゴゴゴ…………









パチッ







「……貴方達がボクのお父様とお母様ですか?初めまして!ボクは貴方の娘です!」











「…………あ、あのあのあのあのあの!は、はははは初めまして!」








お調子者の声「おし!ひとまず成功だ!色々と動作チェックしないとな!今日は徹夜になるぜ~!」







抜けた声「でもさでもさ?何で2体も作ったの?」









お調子者の声「生前……あいつは年の近い姉妹を欲しがってたからな」









片言の声「ふ~む……そのワリには姉妹機なのにあんまり似てないデスね」








お調子者の声「う~ん……搭載したCPUは同一のモノな筈なんだが……」







天真爛漫な声「ロボットにも個性があるって何だか不思議だね!やっぱり想いに応えて魂が宿ったのかなぁ?」








慇懃無礼な声「……まさか本当に完成させてしまうとはね。やれやれ……君の妄執には恐れ入ったよ」









お調子者の声「あァン?!ごちゃごちゃうっせーよ!ハゲ!」









慇懃無礼な声「な……!ななななななな……!」









天真爛漫な声「ダメだよぅ……!だから帽子で隠してるんだよっ!最近、薄くなってきてるの気にして……」








慇懃無礼な声「わー!わー!わーわー!」








お調子者の声「適当に言っただけだったんだが、マジで禿げ散らかしてるのかよ……ぷぷ!」









慇懃無礼な声「誰のせいだと思っているんだ!誰のせいだと!君がいつも無茶するから僕と~様が割食らうんだぞ!」








お調子者の声「あれれ~?否定しないぬぉ~?じゃあやっぱり超ゲーハーなのぉ~?」












(おろおろおろおろ……)












「喧嘩はやめて下さい!みんな仲良く!仲良く仲良く!」








ぶっきらぼうな声「産まれたての赤ん坊に諌められているのでは世話無いな」








片言の声「まぁまぁ、あの二人はあれでいて仲が良いんデスから!たまのスキンシップの一貫デスヨ♪」










お調子者の声「素直に認めやがれ!このロリペドマン!」









慇懃無礼な声「き、君にだけは言われたくない!~様と……その……行為をしたのは一体幾つだと……!この絶対破廉恥ペドフィリアン!」









お調子者の声「年齢差で考えればソッチの方が重度の患者だろうが!邪悪の化身ブラックロリータ!」










慇懃無礼な声「僕はきちんと彼女が成人してから籍を入れたさ!ペド野郎の君と違ってね!」









お調子者の声「ぐぬぬぬぬぬ……!」









慇懃無礼な声「うむむむむむ……!」








バチバチバチバチ……!










天真爛漫な声「もぅ~……大人気無いなぁ……」








無機質な声「右に同じ。キリが無い」








ぶっきらぼうな声「帰っても良いか?」








抜けた声「えへへ~でもねでもね!みんなが仲良しなのは嬉しいよぅ。

……ここにいない三人にも見せてあげたいね」







片言の声「……そうデスね。……ううん!きっと雲の上から見てる筈デス!」








ぶっきらぼうな声「……そうだと良いな」







天真爛漫な声「でさ~この子達の名前はなんて~の?名前が無いから呼び難いよ」








お調子者「ん?……ああ!この子達の名前は……」









~~~~~~












(嗚呼……ホント……何もかもが……懐かしいな)














「……ん。いけないけない。湿っぽいのはガラじゃないね。ここは一つ明るくいってみようか!」





















「また……!いつか!」









続く!







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最終更新日  2010年08月27日 02時10分43秒
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