Brog Of Ropesu

Brog Of Ropesu

2011年03月06日
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カテゴリ: 些末な日常



ギガプリンのCM ほど耳に残る動画って存在すんの?



===



~少し前~







「皆さ~ん。お茶の準備が出来ましたのでお越し下さいませ」











「お。今日はフランちゃんが準備してくれたのかぇ?これは楽しみじゃのぅ。

……ぬ?姫様はまだ来ておらんのか?」











「ええ、いつもは真っ先に席に着くはずですのに……きっと何か急務でも入ったのでしょう。

それはそれと……本日は、アールグレイとオレンジペコをご用意致しております。お菓子はもうすぐマカロンとミルリトンが焼き上がりますので、一服しながらお待ち下さいませ」









「ほっほっほっ!フランちゃんのお菓子はそんじょそこらのパティシエを遥かに凌駕したおいしさじゃからのぅ!待ち遠しくて敵わんわい!」






















「む?フランちゃんがそこまで絶賛する様な職人がいるのかぇ?」











「……はい。ミルクティーとロイヤルミルクティーくらい絶望的な差があります。

私の剣の師がそうでした。あの方は剣だけでなく料理の腕も一人前で良く学ばせて頂いたものです。まだまだ足元に縋る事も出来ていません……

少しでも師に近づく事が私の目標だったのですが……今となってはもう……それは叶いません」










「なぬ?!この国で一番の剣の使い手であるフランちゃん以上の実力者がおるとは……俄かに信じ難いのぅ……

ふむ。フランちゃん以上の実力者と言うと相当な高齢と見受けられる。不躾ですまんが、その師は鬼籍に入られてしまったのかのぅ?」










「否定ばかりで申し訳ありませんが、それも違います。

師は若く、私とさほど歳も離れておりませんし、存命です。……マギーさんは、帝国陸軍一課長がどなたがご存知でしょうか?」










「一課長と言うと……あやつか。悪名高い……」










「……”人斬りシャルゥ”。今では、師はそう呼ばれ……恐れ、忌み嫌われています。

……私が師事していた頃は、気高く強く……そして誰よりも優しい方でした」





















「……師がああなってしまったのは私の所為なんです。

私は……!私は師に憧れていただけで……あの方を少しも理解していなかったから……!」










==











「で?どうすんだい?凍死覚悟でテントでも張るかい?」
























「じゃ、目立たねー場所でも探しますかい。

……と、言い忘れてた。イシュトー、このテント3人用でお前の入れるスペースが無いんだ。悪いな」










「いやいやいやいや!3人用なら丁度じゃないですか?!何言ってるんですか!?」










「いや、だってよー。俺とデュラスの旦那……それにそこのねーちゃんだろー……」










「……はい?」








「ほらー、これで3人じゃんかよ。だからお前のスペースは無いの。素直に諦めろって」








「あ、あの~……」









「ちょっと待った!何で今、偶然通りかかった人を勝手に数に入れてるんですか?!おかしいでしょう!ものっそい困惑してますよあのお姉さん!」










「いや、ほらさ。お前のポジって基本”のび太”枠じゃん?だからやっぱり難癖つけてハブしとくのが義務かなーってさ。

あ、因みに俺が出来杉ポジで旦那はドラちゃんポジね。あの通りすがりの人はしずちゃん決定!」










「それこそおかしいですよ!どう見てもアンタはスネちゃまポジでしょう!デュラスさんはジャイアンポジですよ!」










「ん~まっ!今の見ました奥さん?!キレる十代よ!助けて~デュラえも~ん!」










「ダアホ!誰がドラポジにジャイアンポジだ!誰が!遊んでる場合かっつーのっ!今はそんな場合じゃね~だろがっ!」










「うふふふ……皆さんとても面白い方なんですね♪」











ヒソヒソ……

(っておい~!!一般市民の方に見つかっちまったじゃね~かよ!)









ひそひそ……

(ど、どどどどどど~しましょ~!!!!)










ヒソヒソ……

(と、とととととりあえず俺達が手配されてること知らないみたいだし、下手に不自然な行動取ると逆効果だと思うぜ!)











(Okey-dokey!何とか誤魔化してみるわ!)

「あ、あ~……この様な素敵な~夜には~貴女の様な素敵な方には~良く~似合う~(棒」









(これはひどい)










(こりゃもうだめかもわからんね)












「うふふ……こちらこそ素敵な夜にドーブルイ ヴェーチェル。素敵な旅人さん方。
ラスティーヤの夜は冷えるでしょう?何かお困りの様ですが……?」










「あ~実は~、宿が見つからなくて~ほとほと困り果てていたのです~(棒」











(演技の基本は、隠したい情報を残して後は全部本音で話せとは言うが……幾ら本音でもこれは……)











(ないわ~)












「まぁ!そんな事ならお安い御用よぉ!私の家でホカホカしていきません?」









「え?何なの?ねーちゃんボノボか何かなの?俺にはどうやっても人間にしか……」











「失礼にも程がありますよ!北欧でホカホカと言ったらサウナですよ!サ・ウ・ナ!」










「いえいえ、そんな……見ず知らずの方にそこまでして頂くワケには……」










「いいのよぉ。困った時はお互い様だから!丁度、夜食のボルシチも作り過ぎてしまったから、来て下さるとこちらも助かるわぁ!」










「嗚呼、絶体絶命のピンチにもこんな巡り会わせが。……天使だ。いや、女神様は地上におったのですね……」










「……それでは大変心苦しいのですが、お言葉に甘えて……」











ひそ……

(……旦那。マジでついて行くんかい?)










「ああ……」










(……ま、旦那にどんな考えがあろうと俺は付いて行くだけさね)












ひそ……

(どうしたんですか?何かマズイ事でも……?)












続く











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最終更新日  2011年03月06日 20時19分21秒
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