Brog Of Ropesu

Brog Of Ropesu

2011年11月25日
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カテゴリ: 些末な日常



同様に、絵が書かれている物も、絵を書く人間としては捨てるのが心苦しくなるのでやめて欲しいです。

そんなワケで我が家には”にゃっとう”のパッケージが貯まっていきます。




===








「み、未熟なものを御見せしてしまい、申し訳……」










「ああん!もう!面倒くさいわね!ちょっとした軽口じゃない!真に受けないでよ!

……ねぇ、フランチェスカ?もっと強くなりたい?」












「……はい!家族の為にも、尊敬する友人達の為にも、私は立ち止まっては居られないんです!」









「そう。じゃ、私についてきなさい。貴女をこの国で二番目に強い猛将にしてあげるわ」





















「当然、1番は私よぉ?

そうね……これからいちいちフランチェスカなんて長くてうざったい名前を呼ぶのも面倒だから、フランって呼ばせて貰うわ。

よろしくね。フラン?」








====




~数時間前 帝国研究所~









「ここが少将の言っていたナーサリーライム研究所……」











「……さて、鬼が出るか蛇が出るか」










「……中に人が居る気配はありませんけど、どうします?」













「今は使われてねーみてーだが、それでも奴らの重要拠点のひとつだ。
何かしらのブービーが仕掛けてある可能性は十二分にある。俺が先頭で解除する。後ろから着いて来い」












~探索中………~


























「んで、ここが最後の部屋かね? とりあえずマッピングはしといたから間違いないとは思うぜー」







キィ……











「……何か変な臭いがしない?」











「うわ!イシュトーふざけんな!こんなとこで屁ぇこくなよ!」










「いやいやいやいや!違いますよ!この臭気は部屋の中から……えっと、電気はこれかな?」


















「…………!! 見るな!イシュトー!」












「……屠殺場ですかね? 大丈夫ですよ。俺も農家の端くれなんでこういうのは見慣れてますよ。
でも、何の動物でしょうね? 鶏にしては大きいし、牛豚にしては小さ過ぎるし……」










「この大きさと、この形は……まさか!」










「その……まさかよ。そこに置いてあった書類に被験者の名簿があったわ。A号”ナタリア”、Б号”グリーナ”……」









「シャル! その書類を渡せ!」






バッ!









「へぇえ……?これ?これこれこれ?全部が……?う、ウソだろ……?だってこんな……ぉおおおおぇええええ!!」







びちゃびちゃびちゃ……








「オェエエ!!くそっ!イシュトー!肩に掴まれ一旦外に出るぞ!」





ヨロヨロ……








「ちくしょう……! 奴ら……やりやがった!畜生!くそったれ!」






ガンッ!









「もっと冷静だと思っていたけれど……思ったよりも激情家なのね。確かに、ここにはヨーゼフ・メンゲレがいたのか?って程の有様だけど、貴方はこんな修羅場は幾つも越えてきた筈よ?」









「荒れもするさ! おいシャル! あの……あそこの首が無い魚の開きみてーな身体に見覚えねぇか?!」











「……へ? 違うわ。違うわよ。だってあの子は今も飛蝗の群れを操ってる筈じゃない? あのリボンだって工場で大量生産されたどこにでもあるものだし……」






ガシッ!








「現実を受け止めろ!シャル!あそこに転がってるミンチは……!」












「俺たちが捜していたフランチェスカ=ヴァルファルニアだ!」






===



~現在 外~









「……少しは落ち着いたか?」












「ごめんなさい。……みっともない所、見せちゃったわね」










「……気にすんな。きちんと自身の思いを吐露出来るってのは何も恥ずかしがるモンじゃねぇよ。誇ってもいいぐらいだ。

それと、礼ならあそこのへらへらした男に言ってくれ。あいつが気付かなけりゃあ、俺も気付かずにスルーしちまうとこだった」










「別に、俺はな~んもしちゃいねぇよ。

フランちゃんはアンタの事をずっと誇りに思ってたよ。”最高の師”……だってな。仲直りこそ出来なかったかもしれねぇが、きちんと思いや真意は届いてたと思うぜ?」










「そう……あの子はそんな事を言っていたの……。

でもね、師弟だった覚えは無いわ。ただの旧い友人。それだけの関係よ」











「どうして……!どうしてこんな酷い事を……!」













「集団心理ってヤツだ。人は群れればそれだけ無責任になる。”みんながやってるから”ってな。

下の者は命令という大義名分で罪を誤魔化し、上の者は自分が実行者で無い事をいい事に、どんな残酷な事も命令できる。
何も聞かず、何も見ず、何も考えずに、な。

特別な奴らがやらかした事じゃねぇ。歴史に残るどんな悪辣な国家であろうと組織だろうとフタを開けてみれば……寧ろ、善良で平凡な連中だった。

歴史なんてのは……勝った側が創るモンだ」












「フランちゃんとの再会がこんな形になっちまった以上、アンタの目的はなくなっちまったけど……これからどうするんだ?」











「……ついていくわ。断っても無駄よぉ?

残念だけれど聞き分けも諦めも悪いのよ。私は――」

















「ま、何かそうなる様な気はしてたぜ。旦那に懐いてるみたいだしな。

短い間だが、一緒に行動していて解った。そいつは噂で言われてるほどの下衆じゃない。

自分に素直になれなくて高圧的で高慢。壁を作っては、自分の理解者はいないと勝手に勘違いしてイジケて殻に閉じ篭る厭世家

そのワリに、人一倍寂しがり屋。心底面倒くせぇかまってちゃんなだけだよ」










「ちょ……!アンタに何がわか……」












「解るさ。……俺も同じだからな」








ザー……ザー……










「…………」










「どうしたい?何だか難しい顔しちゃって……」










「こら!まだ話は終わってな……デュラス様?」













「……なぁ、そういえば、いつからロザリィちゃんと連絡とっていない?」











「……少なくとも、そこの淫乱ピンクと遭遇したあたりから俺は聞いてない。それがどうしたい?」























「……さっきからアクセスしているんだが全然繋がらねぇんだよ……」












続く!







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最終更新日  2011年11月25日 19時37分43秒 コメント(2) | コメントを書く


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