学習意欲の低下の反面、
学習そのものへのニーズは、幾何級的に増加してます。
だって、社会には、新しい情報が、年々、倍々ゲームで発信されてます。
メディアも、どんどん多様化。
世界は完全に一体化です。
そして、個人の生涯のキャリアも、
一つの職業・一つの職種で終わるということは、
ほとんどありえなくなってきました。
多くの人が転職します。三つも四つも
当然、その度に、新しい学習が必要です。
たとえ、同じ会社にいたとしても、
全然、ストーリーの違う世界をいくつも
渡り歩かなくてはなりません。
だいたい、会社自体が、どんどん変身していかなくては、
この変動の激しい時代に、生き残っていけません。
これから、こういう社会を生き抜く子どもたちに対して、
教育は、時代錯誤の寺子屋時代。
(と書いちゃったのですが、
森の声さんから、寺子屋は今の学校よりよっぽど良かったというご指摘。
もっともです。
維新の志士たちを生んだんですものね。)
マイカーどころか、馬車の時代のままです。
机に縛られた子どもたち。
前にいる教師をみつめ、黙って聞いている。
百年前とどこが変わってるでしょう?
カリキュラムは、
数学・地理・歴史・…
年号・出来事・化学記号・さまざまな情報を詰め込みます。
これらが、外の膨大な情報の嵐の中で、
どんな意味をもつのかも、検討されていません。
一番大切なことは、この人類にとって、未体験の世界を
生き抜いていくには、どんな学び方をすればいいのか、ということなのです。
なあんにんも指導されなくたって、
子どもたちは敏感にキャッチし、
お父さん・お母さんが知らない技術をどんどん習得しています。
未知のものに対する、判断力と適応力・創造力
これらが必要なことは、子どもは潜在意識的に、理解しているんです。
もし、そういう未知の世界での学習の仕方、挑戦の仕方を教えてくれる授業なら
必ず子ども達は食いついてくるでしょう。
また、最近の学習理論の発達は、目を見張るものがあります。
最新の理論を活かしていけば、
授業のスタイルは、180度違ったものになるはずです。
何より、先生が、どんどん自己啓発されていくはずです。
私は学校の外の立場で、常識を崩していきたいと…
何せ、常識に挑戦するのが、三度の飯より、大好きなものですから。
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