家出事件を振り返る



家の旦那の親友は私には
とっても耐え難い人。
この人についてはこちらを先に読んでください。

マントをひるがえす男


ハワイ→カリフォルニア→そして又ハワイ?
私が結婚する前からずっと、ずっと
いつもヒッツキ虫だったショーン。

かれこれ、もう7年?8年?
もう一生離れられないのかもしれない。(;-_-;)
次回はアラスカあたりに転勤願い出そうかと
マジで考えるわ。

彼の本当の友達は家のだんな一人だと思う。
いくら、海軍のエリートとは言え、
あの性格では少し友人作りに無理があるはず。

でもよく考えれば家のだんなが
"NO"という一言をもっと、さっさと
言えれば私がこんなに気をもむことはないはず。

だんなもだんなである。
私の気持ちを無視して何でもハイハイ、
と調子よく引き受けるのがそもそもの大間違い。

カリフォルニアに引越しをした頃、
私は始めての"家出"をした事がある。

これもだんなの何でもハイハイと気前よく
引き受ける性格が原因で起こった事件。

初めてのアメリカ本土での"家出"は
本当に怖かった。
今思い起こしても身震いがする。

でも、でも私は、
それくらい耐えられない出来事だった。

その頃、ハワイから越してきたばかりの
私達は小さなアパートに住んでいた。

ベットルームとリビングルームと
小さな台所がついているだけの部屋。

トイレとバスは一つでベッドルームを
通らないと行けないような不便なお部屋でした。

そんな小さなアパートに突然、
だんなの友人達、なんと
10人の独身の男達が泊まりに来た。
もちろん奴(マントの男)もいた。

座りきれなくて家の中はすごい状態だったけど
きっと夜はホテルに泊まるのねと
思っていました。

でも考えが甘かった!

朝から晩まですごいビールとお菓子が
小さな部屋の中で広げられて、
ど~らい音響でロックンロール(ちょっと古い表現?)
夜はリビングで全員がザコネ。
足の踏み場もなく、

家はチョ~臭い。
ビールのゲップの匂いと足の匂いが
混ざったような男の匂いが充満!!!

私はチョ~綺麗好きな性格。
ワナワナと怒りは溜まっていったけど、
o(;-_-;)o

久しぶりの友人達が集まり、喜ぶだんなの
顔を見るとしばらくの辛抱だわ...
と自分に言い聞かせる私。

しかし、

夜は、
彼らがトイレに順番に起きてくる。
私達の寝ているベットルームを通って。
もう寝た気もしなかった。

今思えば私は完全になめられていた。
おとなしいジャパニーズだから何も言わないと
思って。

だんなにも、友人にもね。

怒りが頂点に達しようとしていたある夜
あの事件が起こる。

それで、火山が噴火したかのように
革命を起こしてしまった私。

まったく予定外の革命だった。
だって、我慢するつもりだったのに...(-。-;)y-

3日目の夜にみんなでダウンタウンのバーに行った。
私もだんなの誘いで嫌々ついていく。

奴らはみんな20才から23歳の若さ。
普段はまだ、他のその年齢のアメリカンに比べると
おとなしい人達だと思っていた。

だけどそれは大間違い!

久しぶりの再会の喜びでハメはずしちゃったみたいで
すごいことになった。

女性は私たった一人だったんだけど
私の存在なんてもう、忘れられていたわね。

奴ら、よった勢いでバーの外で
全員パンツを下ろしたの。

警察を呼ばれるのよ、
そんな事をすると。
アメリカってすぐに警察飛んできてすごい
騒ぎになるの。

もう、
思い出してもむかついてむかついて
はらわたが煮えくりかったのは、
家のだんなに対して!

奴らはいいわよ。
奴らは!!
関係ないからね。
それに独身だしね。

まったく、家のだんなよ!!
妻がここ、目の前にいるのよ。

それで私が怒り狂ったの。

そしたら、、、、
そしたら、、、、

もう、むかむかしてきた~~。
この続きは
明日書くことにします。

続・家出事件を振り返る

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: