ハーブのある庭

2005/08/01

出会いと別れ～星の王子さまを読んで～

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テーマ：お勧めの本(7415)

カテゴリ：日常生活

いつかはみんな、カフェから巣立っていくことは知っているけど‥

やはり寂しかったです‥

この人には、本当にお世話になったからな～

およそ1年間の付き合いでしたが、色々と良い影響を受けました。

それこそ、数えるのも大変なくらい‥

やっぱり、人間は周囲との関係で影響を与え合うんでしょうね。

俺は相手に植物に関する興味を高めさせたのではないかと思います。

逆にこちらは福祉に関する意識が高まったり、マイペースに生きる大切さを学んだり‥

ほんとに、感謝してもしきれないくらい‥
なので、いなくなってしまうのは何よりも寂しい‥

こんなにお世話になった人は、今までほとんどいないんじゃないかな～

誕生日のドッキリを仕掛けてくれたのも彼女でしたし、仕事以外にも色々と引っ張ってくれたり‥

ドッキリのことを書いたら、ちょうど彼女からもらった絵本『星の王子さま』のことを思い出しました。

本のネタバレにもなりますが、ここで感想などを述べたいと思います。

最初、この本は絵本だということもあり、どんな内容か不安でした。

ですが、予想以上に深い内容。
こどもの視点から大人についてみると、こういう感じになるのか～と思いましたね。

大人は数字ばかりに興味を持つとか、人から感心されたがったり、自分の権力にこだわって命令したがったり、金儲けのことばかり考えて忙しがったり‥

これを読んで、なんだか自分もこういう大人に近づきつつあるのかなぁ‥と思ってしまいました。

子供って幼い感じはするけど、子供の純粋さは忘れてはいけないんですね。

また、人との出会いと別れに関しても感動する話がありました。

それはキツネとの会話なんですけど、最初キツネに会った時は、そのキツネは何十万といるキツネの一匹にすぎなくて、別にいなくなってもどうってことない。

でも、仲よくなることで、この世に1人しかいない特別な存在になる‥
お互いに離れてはいられなくなる。

よく考えると当然なんだろうけど、自分は完全に忘れていたことでした。

ただボーっとカフェで働いていたら、この人もただの同僚だったかもしれない。
でも、一緒に作業をして同じ時間を共有すると、「ただの同僚」から「仲の良い同僚」、そして「友人」になるんですね。

そうなると、もう別れるのが悲しくて仕方なくなる‥

自分の場合、2.3年前まではここが嫌で、「それなら最初から仲よくなんてならなくていいや」という考え方をしていました。
まあ、ちょっと‥あまりにも悲しい別れ方があって‥

でも、やっぱり違うんですね。

「別れは悲しいけど、それはいつまでも続かない。
悲しみが治まったあとは、出会えたことが嬉しくなる。」
読んでいて、ハッとさせられる言葉でした。

あと、その人との思い出のものを見ると嬉しくなれるのだともありました。
本では星や小麦が話題になりましたが、自分の場合はやはりカフェ関係でしょうね。

俺はカフェの庭に行くたびに、この本を読むたびに彼女のことを思い出すでしょう。
彼女もきっと、ハーブや花とかを見たらたまには俺のことを思い出してくれるような気がします。

1番最初にある写真は、手作りの送別の品です。
純粋に喜ばせたかったのが1番の理由ですが、これを見たら自分のことを思い出してくれるかもという期待も込められてました。
こういう形の手作り写真たてには、かなり思い入れがあるんですよね。

写真たてを見るたびに、自分のことを思い出してもらえたらいいなぁ‥
忘れられてしまうのは寂しいですもんね。

ウエルカム！

と、今日は長々といろんなことを書いてしまいました。
「完全に素」って感じです(^_^;)

ほんとにこのカフェでは色々なことを得ているな～

大学など学校の授業ではただの勉強ばかりで、
肝心なことは何も得られなかった気がします‥

いくら数学や経済、政治の勉強をしても、人格形成や自己発展には繋がらなかったんだな(ｰｰ;)

成績の良さと人格が比例しないのは納得という感じです。

こう考えると、カフェでの日々はほんとに特別なものだな～♪

今は休止中ですが、復帰が待ち遠しいです☆

右の写真は、カフェの入り口を飾っているウエルカムボードです。(ハーブのラムズイヤーバージョン)

「いつでもカフェに遊びに来て」という想いを込めて載せてみました！

もう一緒に働くことはできないですけど、いつまでもこの1年のことは忘れないと思います。
バザールカフェの庭で、一緒に庭作業ができて、本当に嬉しかったです☆

離れてしまいましたが、これからもよろしくお願いします(^o^)丿

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