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2019.05.03

高機信次先生のことば 3

カテゴリ：正法誌No.45

解　説（2）

この世に目に見える姿によって現われて出てくる出来事は、

この世に目に見える姿となって現われてくる以前に、念の世界、

意識の世界に既につくられているのである。

現在意識ではそれを知ることはできないが、潜在意識の開発された

人はそれを未然に知ることができる。

そうするとそれを予言することができることになる。

念の世界、意識の世界とは霊の世界であるから、霊人や動物霊に

支配されている人は、霊界でつくられたその事実を先に知った霊人や

動物霊がそのことをその人に伝えて、その人は予知し予言することが

できるということになる。霊人や動物霊は万能ではなく、一局部のことしか

知らないのであるから、自分の知っている範囲以外のことを聞かれると

わからないのである。

憑依されている人が、ある人からいろいろ聞かれて、自分を支配している霊人や

動物霊に聞いても、その霊人や動物霊が全く知らないことであった場合はその

人はなんの予知も予言もできないことになる。

しかし折角、あの人はよく当るといって金を包んできているのに、わたしは

わかりませんといったのでは自分の信用にかかわると思って自分の考えで

いってしまう。

そうすると当らないことになる。

霊媒の予言が当ったり、当らなかったりするのはそういうことである。

記事は、正法1982年5月号第45号より抜粋　原文のままです）

～続く～

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