”Mustache君”と

”Mustache君”と"トラ君"の「日記」&”あごひげ君"の「登山とロードバイク」のブログ

■「人間の器」■



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 メキキの会の火力・原子力発電所を作っている草野憲治さんから「人間の器」
という話題をお送り頂きましたのでご紹介します。
 私は「情熱と器」という言葉が好きです。どんなテーマに対しても情熱を持っ
て取り組む、そして常に周囲に気を配り対応する器を持つということです。
 どうすれば人間の器が大きくなるのか。日々何となく過ごしてしまうのではな
く、自分が何になりたいのか、イメージをしながら一日一日生きて行くのが大切
である。つまり、自分がどんな自分になりたいのか、意識を持って過ごして行く
と、自分の器が一つ一つ広がって行くという草野さんのお考えです。 京増弘志
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 僕は、今年の7 月15日に文芸社から寓話を出版します。タイトルは、「100 匹
のアリと魔法使いのアマガエル」です。これは、メキキメールで出させて頂いた
内容がメインになっていますが、内容は、だいぶ変わってしまいました。
「人間の器」と言うタイトルで、一部書いてみたいと思います。

       「人間の器」

 相手と話す時「この人はまだまだだ」とか、「この人は、私に追いつかない」
とか、出てくる時があります。
相手が、まだ自分の事でいっぱいいっぱいな時、「この人はまだまだ未熟だ。」
と思わず、相手の器を見てあげる事が大切です。

 自分が100 とすると、相手が40ぐらいなら、自分も40ぐらいにしないと、お互
い不満を持ってしまいます。
勝手に自分の事を話はじめて、ストレスが溜まってしまい否定してしまうのです。

大切なのは、相手が40の器なら、40をちょっと越えた42ぐらいで話しをすると、
相手は、自分の事として話が聞けます。
逆に、40を切って38ぐらいで話をすると、相手は話が自分の復習の様に聞こえ、
同意を持って聞いてくれるのです。

自分が100 の器なら、10の器にも50の器にも成れるのです。
自分は100 の器だからと常に100 の器で相手と話をしてしまうと、結局「あの人
は、生意気。」とか「いい気になって。」と、なってしまいます。

 自分の器を上げていくのは大切ですが、相手がどの器にいるのか、見極めて話
をするぐらいのゆとりが出来たら、本物の様に思います。

 それでは、どうすれば人間の器が大きくなるのでしょうか。
たとえば、日々何となく過ごしてしまうのではなく、自分が何になりたいのか、
イメージをしながら一日一日生きて行くのが大切なのです。
つまり、自分がどんな自分になりたいのか、意識を持って過ごして行くと、
自分の器が一つ一つ広がって行くのです。

 そして相手の器が、小さいと思うのではなく、「今は学んでいるんだな。」と、
思うと良いのです。どんな花でも種をまいて、直には花を咲かせません。
芽が出るまで水をやり、やっと2 枚葉が出て来るものです。

人もいろいろ学んでいる最中を大きな目で、見てやれると良いですね。
自分を包んでくれるぐらいの人と居ると、人は気持ちよくなります。

言葉一つを器で考えてみても、相手が自分の言葉を理解して、幸せに成りたい
のか、自分の話を聞いてもらって自分が幸せになるのかでは、意味合いがだいぶ
違ってきます。

 相手に、「自分は物知りでしょう。」と言いたいのか、自分の話を聞いて、
相手が「何らかの学びがあるのか。」で、同じ内容でも全然違ってくるのです。
結局、自分が満足する為に相手を利用しているのか、相手に何かを学んでほしい
と思うのかで、言霊が違ってくるのです。

 それでは、人間の器をもっと掘り下げて行きたいと思います。
たとえば「思いやりの器」とは、どんな物なのでしょうか。

■思いやりの器
 思いやりとは「人にされて嫌だった事を人にしない。」と言う事だと思います。
今は出来なくても、そう言う自分でありたいと思う事が大切なのです。

 まだ「思いやりの器」が、少ないなと思う自分なら、どうすればいいのでしょ
う。それは、自分の感情を見て見るのです。
心で感じて見る事です。

 たとえば、自分が特別と思っている相手と同じ様に誰にでも、接していけたら
「思いやりのある自分」に成って居ると思うのです。
決してごう慢になる事なく、自然に「思いやりの器」を育てられたら良いですね。

■突き放す器
 今度は、「突き放す器」を考えて行きたいと思います。
子供などは、特にそうなのですが、自律させようと突き放す時期が来て実行して
も、子供は案外、予想外の行動を取ったりしてしまいます。
たとえば、思いがけない反発や口答えなどです。

 それは子供からのメッセイジを、自分が受ける



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