還暦雲巣管理人独言（還暦を過ぎたウエブマスターの独り言）

西院MUSIC　FESTIVAL

「西院　MUSIC　FESTIVAL」

西院MUSIC　FESTIVAL　ライ…

２００３年、第２回、メイン会場「西院春日神社」ライブ

活力のある街は、そこに住む人、そこで仕事をする人、そこを行き交う人、

その人たちが何かで繋がっている、その繋がりを創り出すのが、

「お祭り」である。

「西院MUSIC　FESTIVAL」は音楽＆芸術を通して、そこの街の人々を

繋ぐ、「２１世紀のの新しいお祭り」です。　

この「西院MUSIC　FESTIVAL」、第３回、２００４年７月３１日、８月１日の

２日間開催、西院春日神社をメイン会場として、阪急「西院駅」界隈の

カフェ・居酒屋・レストラン・バーetc、１０数会場でいろんなジャンルの

音楽の無料ライブ（ライブ会場での飲食費は別途）、アート＆フリーマーケットも

開催、運営の全てがボランテイア・スタッフによる、手作りながら、楽しい真夏のイベント、

各種募集中、詳しくは公式サイトをご覧になってください。

◆「西院MUSIC　FESTIVAL」公式サイト◆

２００２年７月２７日、「第１回西院MUSIC　FESTIVAL」、朝８時少し前に

家を出て、集合場所の西院春日神社へ向かう途中、阪急電鉄の西院駅の前に、

数人の若い女の子、イベントのスタッフのような気がしたが、挨拶するのを

躊躇していると、明るく大きな、少しかすれた声で、その中の一人がオレに

気づいて、「おはようございます、ご苦労さんです！」、と挨拶。

　５月頃だったか、リビング新聞で、この「西院MUSIC　FESTIVAL」に記事を

見て、この京都の真中の四条通、中心より西に位置する、「西院」、（「サイン」

と呼びなれているが駅名の表示などで「サイイン」、或いは「サイ」とも呼ばれ

ている、最近ではＰＣでは「サイ」で「西院」と出てくるから、オレは「サイ」と

呼んでいる）、１９４７年、疎開先の亀岡より、この地に移り住み、途中住み込み

の丁稚時代と、所帯を持った当初しばらくはなれたこともあるが、長く住み、愛着

のある場所。

　この「西院」、人の出入りも多く充分に活気もあり開けた街、しかしオシャレな街

というには程遠く、賑やかな割にゴチャゴチャとした、お世辞にもセンスのある、

美しい街とは言えず、そんなところで、仕事の都合でこの街にかかわりを持つ若い人

が、何処の支援を受けることも無く、本当の手作りの、ボランテイア・スタッフの

運営で音楽イベントを企画、恐らく電話なら何の連絡も取らなかったと思うが、

メールアドレスが書いてあったので、実行委員のメールで、励ましのエール、

その時は、単にそれだけのつもりであった。

　すぐにお礼のメール、そしてボランテイア・スタッフでイベントに参加しませんか

とのお誘い、そして、その後の日曜日のスタッフ会議に初参加、もうほぼ出来上がって

いて、イベント当日のスタッフ、出演ミュージシャンの駐車場とお客さんの駐輪場の

係りとして参加することに、スタッフのメンバーは１０代、２０代、ほんの少し３０代

の前半、そしてそのメンバーの中に、ポンと年が飛び離れた還暦を迎えたばかりのオレ。

　イベント当日の朝、集合場所に向かう途中、何となくノリで参加します、と言った

ものの、チョッときついんじゃないのかなんて思っているときに、気持のいい挨拶、

イベントのスタッフ仲間として声を先にかけてくれた、急に「さあ、今日一日、イベント

を楽しもう！」、そんな気持に・・・・・・。

　音楽イベントというものの、当日の仕事は会場から遠く離れた場所での仕事、ライブを

聞いたのはホンの３０分ほど、熱い盛りビールを飲むと最後まで体力が持つか心配で、

じっと我慢、ライブの終了が午後１０時３０分、その後会場周辺のゴミ拾いと後片づけ、

そして１２時ジャストからスタッフと出演ミュージシャンとでのイベントの打ち上げ、

このときのビールの上手さと、イベント終了後のスタッフ全員で一つのことをやり遂げた、

なんともいえない達成感と充足感。

　これを一度味わってしまった結果、昨年の第２回、そして今年の第３回、当初からの

スタッフ、これがこの「西院MUSIC　FESTIVAL」とのかかわり。

西院MUSIC　FESTIVAL　ライ…