「007 スペクター」21世紀のボンドにスペクター
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バックパッカーの旅Ⅱ(欧州~北アフリカ~欧州~日本)
フランス女にカチンと来た!
パリに到着して、四日目を迎えた。
日本人旅行者に貰ったタダのユーレイル・パスで、これからの旅行の計画が大幅修正されることになった。
このパスは、十五日間のパスで、使用開始日を記入するシステムになっている。
このパスは、十一月二十六日から十二月十日までのもので、まだ五日間使用可能なパス。
名前は”SATOSHI KOMINATO”。
小湊聡史君に頂いた物。
昨日一緒に”愛のコリーダ”を見たあの青年のもの。
このパスを見るまで、彼の名前を知らなかったんだから、俺も暢気なもんだ。
そして、この旅行用にもう一枚ユーレイル・パスを日本で手に入れていた。
これも十五日間用のもので、まだ使用開始日が書かれていない、まっさらなパスだ。
この二つのユーレイル・パスを使って、この物価高のヨーロッパの交通機関と宿泊に対抗しようと言うわけだ。
列車をホテルの替わりにする計画なのだ。
急遽、今日パリを発つことに決めた。
二週間の予定が、四日間になってしまった訳だが、この物価高のパリでは致し方ない。
昨日の散歩がユーレイル・パス五日間を手に入れるきっかけになったのだから、無駄ではなかった。
*
まず、”BOUL EVARD BEAUM ARCHAIS”通り(リヨン駅からDE L’EAT駅に向かう途中にある通り名)に”IBERICA”と言う旅行代理店がある。
その他、”LA FAYETTE”と”RUE DROUOT”が交差している辺りで、”JAPAヨーロッパTourism”と言う旅行代理店もある。
ここには、日本の本などもたくさん置いてあり、覗いてみる価値がありそうだ。
オペラ通りには、”三越トラベル”の他、たくさんの旅行代理店が軒を連ねている訳だ。
”F、HAUQUELIN 89 SENS”と言うバス会社(住所;107 RUE VICTOR GUICHARD)と”AUTO CARS DOMINIQUE”(住所;46 RUE DE VILLACOUBLOY)のバス会社も見つけることが出来た。
これらはいずれも、日曜日のために業務内容は確認していないが、寒い一日かかって調べ上げた結果だ。
ユーレイル・パスを持ったがために、調べ上げたこれらの会社を訪れることなく去ることに関して、非常に残念な結果となってしまったけど仕方がない。
ユースホステルの六人部屋に、今は俺一人。
少し速く目覚めたのか、パリの灯りが朝靄の中に、まだはっきりと見て取れる。
時計が止まったままで、今何時なのかまるで分からないので、朝食に遅れない為にももう二度寝はできない。
昨晩の月と星が嘘のように、雨雲が空を覆っている。
今にも泣き出しそうな、そんな空をしている。
部屋を出たところで、もうすでに起き出して来た毛唐がいた。
俺 「おはよう!」
毛唐「グッド・モーニング!」
俺 「今、何時ですか?」
毛唐「8時20分ね。」
俺 「ありがとう。」
毛唐「どう致しまして。」
それにしても暗い朝だ。
AM八時四十分、一番乗りで朝食を取る為に食堂に向かう。
節約の為か、食堂の電気も点けてくれない。
食堂の三面が総ガラス張りで、灯りは竹で編んだ大きな丸い輪に、日本の和紙を張り込んだ物が20数個、天井から重たそうに吊り下げられているが、灯りはどれも灯っていないのだ。
俺 「どういう事・・・・これって。」
裏の庭には、夏のキャンプ用なのだろう、鉄製の箱のような物がいくつか、順序良く並べられているのが見える。
バーベキューをするときに使うものかも知れない。
食事を取っていると、昨日チェックインした日本人が同じテーブルについた。
彼 「おはようございます!」
俺 「おはよう。」
彼 「今日発つんですか?」
俺 「そう。君は?」
彼 「これからロンドンへ行きます。」
俺 「そう。」
外は風が強いらしく、庭の芝生とか、一昨日降って溜まった水溜りが波打っているのが見える。
なんとも憂鬱な朝ではないか。
彼 「これが、日本で有名な冬のヨーロッパって言うやつですよ。」
俺 「なるほど・・・・・これが・・・・。」
食事を済ませて荷物をロビーに下ろし、チェックアウトをしようとすると、受付のフランス女に怒鳴られてしまった。
フランス女「部屋のシーツを持って降りてください!ブランケットも・・・!」
このブランケットも?・・・・・の「も」がいけなかった。
フランス語の分からない俺にとっては、シーツとブランケットの単語しか理解できなかったのである。
当たり前だ。
「この野郎!」と思いながらも、階段をかけ戻り”シーツとブランケット”を小脇に抱え、受付のフランス女に突き出してやった。
フランス女「ノー!ブランケットは要らない、シーツだけで良いからブランケットは、部屋へ戻して置いてきなさい!」
命令されるのが嫌いなのに、一度ガマンしてかさ張るシーツとブランケットをワザワザ持って来てやったのに、また戻して来いだと・・・!!!
もう完全に頭に来てしまっていた。
「ブランケットも」と聞いたつもりが、「ブランケットは要らない」だったとは。
最初っから否定形などを使わずに、素直に「シーツだけもってこい」と言えば、済む事なのに腹が立つではないか。
結局頭に来た俺は、シーツもブランケットも受付のフランス女に、言葉が分からないふりをしてそのまま押し付けてチェックアウトを済ませてしまった。
*
ロビーで一服をした後、AM10:00ユースホステルを出た。
風の強い寒い朝である。
背中には土産物や捨て切れない単行本が十冊ばかり詰められていて、やけに重たい荷物となって両肩に圧し掛かってきている。
チョイシ-・ル・ロイ駅からオーステルリッツ駅へは、SNCFにて行く。
パリからリスボン行きは、一日三本走っている。
その中の最後の便である、22:49発の列車に乗ることにして、今日一日パリに滞在することとなった。
今日のスケジュールが決まると、早速両肩に食い込んでいた荷物を預けて、身軽になるはずだったが、俺の荷物が入るような大きなロッカー(5フラン)が少ない上に、全て使用中になっているではないか。
小さいロッカーでは役に立たず、仕方なく両肩に荷物を食い込ませてMETRO(地下鉄)に乗りこみ、オデオン駅まで行ってサンミッシェル駅に行くつもりが、何処をどう間違えたか又、オーステルリッツ駅に戻ってきてしまった。
どうやら地下鉄の線を間違えて乗ったようだ。
重たい荷物のせいか、自分自身に腹がたってしまい、METROをやめSNCFに乗ってサンミッシェル駅まで行くという、ややこしい事をするはめになってしまった。
サンミッシェル駅で外に出る。
陽射しは幾分あるものの、風が強いせいか寒さが身にしみてくる。
セーヌ川を渡ったところでひと息つくことにした。
本当なら「カフェ」にでも入る所であるが、フランスを出国しようという身、フランの両替も間々ならず、近くの広場に腰を下ろしオーステルリッツ駅で購入しておいたパン六個(5フラン≒300円)をかじりながら、暫く人の流れをボンヤリ眺めることとした。
しかしそれも、一時間が限度で寒さに勝てず、とうとうオーステルリッツ駅の構内に舞い戻ってしまう事になる。
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