himekyonの部屋

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2006/08/02
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カテゴリ: 季節の花



山の鼻は尾瀬ヶ原の入口

尾瀬ヶ原は至仏山とは全然違うお花が咲いていました。


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DSC_0311ニッコウキスゲ.jpg

ゼンテイカ(禅庭花) 別名/ニッコウキスゲ
ユリ科ワスレグサ属

ゼンテイカというよりもニッコウキスゲのほうがおなじみです

ニッコウキスゲといえば尾瀬

ミズバショウとともに尾瀬を代表するお花です。


山の鼻へ降りてきたhimekyonを、ニッコウキスゲがお出迎えです

去年はキスゲの当たり年、一面、黄色の絨毯を敷き詰めたようだったとか・・・




DSC_0317ワタスゲの果穂.jpg


ワタスゲ(綿菅)
カヤツリグサ科ワタスゲ属

ワタスゲも風に揺れてふわふわと涼しそう・・・


私をお花と思ってる??

わたしはお花のあとの果穂、綿毛ちゃんです~


RIMG0256ワタスゲ.jpg



私をご存知かしら??

ワタスゲの花は私ですよ~

6月の尾瀬ヶ原、

み~んな、ミズバショウばかり見て

私に気がついてくれたかしら??





DSC_0327鴇草.jpg


トキソウ(朱鴇草)ラン科トキソウ属

お花の色が佐渡の鳥、朱鴇の色に似ているからなのよ

10センチほどの高さの小さなお花が草むらの中に咲いているの、

ゆっくり歩いて私を探してね。



DSC_0322サワラン.jpg

サワラン(沢蘭) 別名/アサヒラン



トキソウと同じくらいの大きさで下を向いて咲く花はこれ以上開きません

姿が目立たない分、色で自己主張してるのかな??



DSC_0320キンコウカ.jpg



キンコウカ(金黄花)
ユリ科キンコウカ属

鳩待峠から歩くとアヤメ平があります。

名前の由来はキンコウカの葉がアヤメに似ているので

一面に咲くキンコウカをアヤメと間違えて付けたとか・・・






尾瀬ヶ原には池塘が点在します。
池塘に咲くお花もあります
池塘にはオゼコウホネとヒツジグサが咲いていましたよ


DSC_0326オゼコウホネ.jpg


オゼコウホネ(尾瀬河骨)
スイレン科コウホネ属

根茎が肥大して白骨にみえるからという





DSC_0325ヒツジグサ.jpg

ヒツジグサ(未草・睡蓮)
スイレン科スイレン属

未の刻(午後2時ごろ)咲くからとのいわれから

明るくなれば咲き、暗くなれば閉じるとか



2時5分の集合時間が気になって、写真もそこそこに山の鼻をあとにしたhimekyonです。

山は登って下るのが当たり前・・・

しかし、

尾瀬ヶ原は違います。

鳩待峠から下って尾瀬ヶ原へ出ます

ということは・・・

山の鼻からは登りです

至仏山に登って降りて・・・

もうバテバテのhimekyonです

でも遅れるわけにはいきません。


DSC_0328ショウキラン.jpg

ショウキラン(鐘馗蘭)
ラン科ショウキラン属

花の形が鐘馗様に似ているからとのいわれです

葉緑素を持たない腐生植物です

よくみるとかわいい顔をしています


のぼりに弱いhimekyonはふうふういいながら歩いて、まもなく鳩待峠・・・

・・と、前を歩いていたおばさん2人、急に立ち止まり、この花なんだろう?

なんですか~?疲れていてもお花をみれば元気百倍のhimekyon

ショウキランっていうんですよ~、今年も咲いていたんですね。

以前来たときはもっと大きな株だったような気がするんですけどねー

でも咲いていてくれたんですね。


しかし、その脇に抜かれてしおれた花が1本捨てられていました。


なんてことをするのー、怒りがこみ上げてきました。


なぜ?なぜ?なぜ?・・・


何のために?

抜いてどうするの?


自然の中に咲いてこそのお花なのに・・・・

悲しいできごとでした

決して決してお花は取らないでくださいね。

写真におさめ、心におさめましょう


1時半に鳩待峠に無事到着、鳩待山荘のお風呂で汗を流すことができました。

鳩待峠から歩き出して8時間、長いようだったけど、写真を撮るには時間が足りなくて

今度はお泊まりで写真を撮りに行きたいなー



一眼デビューは、うまくいかなかったけど、たくさんのお花に出会えて満足の1日でした



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Last updated  2006/08/02 12:22:19 AM
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