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地震について、ハープの地震対策は?との質問を頂いたので、書きます。以前、地震があった時に書いた4月の日記から引用です。↓私はこれのお陰で、今回の地震でもハープは無事でした。よかった~。________ヴァイオリンなど他の楽器は、保管をするためのケースがありますが、ハープの場合、保管の度にケースは用いません。私のハープは演奏をしていない時は、ホコリ避けの布をひょいっとかぶせて、そのまま置いています。つまり、ハープが部屋にそのままドンと置いてあります。置いてある状態のハープが1番倒れやすい方向は、ハープを弾く際、奏者の肩に傾ける時の方向です。(図1参照)ですから、ハープを弾かない時は、必ずハープに椅子を添えて地震がきても倒れないようにしています。ハーピストに聞いた話ですが、部屋が長方形の時、縦と横のどちらか長い(広い)壁と平行に、ハープを置くと地震の揺れの衝撃が少ないそうです。(図2参照)大地震が来たら、実際はどうなるかわかりませんが、一応、私はこのようにハープの地震対策をしています。ブログランキングに、ワンクリックお願いします!
2005.07.25
5月13日に演奏したオリジナル曲についての説明です。_____アンビバレンス/作曲:高山聖子 Ambivalence / Composed by Seiko Takayama この作品のテーマは「光と影」です。プリズム(エアーオブジェクト)内で光と影が戯れる様子を三部構成で描いています。 作品では、主題の旋律を光とし、ハープの一番美しい音色とされる変ハ長調の音を用いています。旋律である光がプリズムに照射され、影として複雑な形に変化しています。 光が存在する空間では、自分の影は、決して自分のそばを離れることはありません。それを右手と左手のオクターブの動きにより表現しています。 _____コンサート当日はプログラム作成上、曲目解説を載せることができませんでした。従って、演奏前に私の下手なMCで解説したのですが、言いたいことの半分も言えてなかったと思います。。。ということで、ブログにて、改めて公開しました。ブログランキングに、ワンクリックお願いします!
2005.05.15
ハープの生徒さんの家へ出張レッスンに行きました。月に1度のレッスンなので、生徒さんがどのように成長されているか、毎回楽しみです。今回は以前、アドバイスした弦のはじき方を、注意して練習していてくださり、指の形がきれいになっていたので嬉しかったです。その生徒さんは弦をハープの外側へ向かってはじく癖がありましたが、本来、ハープの内側へ、つまり隣の弦に向かってはじくほうが音がよく鳴ります。ハープの内側にはじくのは、隣の弦に当たって汚い音がしてしまいそうだと、潜在的に考えてしまいがちですが、ハープの弦はかなりしっかり張られているので、その心配はありません。【ミニメモ】ハープの弾弦の表現方法は、どちらが正しいのでしょう。よく使われる「つまびく」とは、漢字で「爪弾く」で、楽器の弦を指の先でひく。という意味。一方「はじく」とは漢字で「弾く」で、急に強い力をくわえて、とぶように動かす。はねかえす(力で打つ)。という意味。ブログランキングに、ワンクリックお願いします!
2005.05.10
今日の東京地方は、昼間までは天気が良かったですが、夕方頃から雨、夜になっても雨が降っていて、寒い1日となりました。今日は練習をしていて気がついたことを書きます。今日は、13日にドイツ文化センターで演奏するシュポアの「主題と変奏」を主に練習しました。シュポアはドイツの作曲家です。ハープは小指以外の4本の指を使って弾きます。今日の練習でつまずいたのは、左手の指です。伴奏で細かく指を使うところがあって、そこがうまくいきませんでした。何が悪くて指が細かく動かないのかな、と思って、鏡を移動して客観的に見てみたんです。そしたら、肘の高さが悪いことに気がついたよ! ( ' - ' )/そういえば大学の研究室にもハープの前に鏡がありました。先生がよく、鏡を見なさいっておっしゃっていました。私の場合、弦を弾き終えた時、指が手のひらにきちんと終われている形が理想です。弦を弾いた後、猫が爪をたてて、引っ掻く時みたいな手の形になるのは音の鳴りがあまりよくないです。そういうことを確認するためにも、鏡を見ることは大事だと思いました。ブログランキングに、ワンクリックお願いします!
2005.05.06
今日は東京地方は暖かい1日でした。私は春にむけて、冬服から春服へ衣替えをしましたよ。1年たって着なかった洋服は思い切って捨てようと思います。今日はハーピストの手についてコメントを頂いたので、少し書きたいと思います。ハープは指の先で弾きます。指の腹の部分です。指の腹でも爪に大変近い部分で弾くので、爪は常に短く切っていなければなりません。爪を伸ばすと、弦に当たってしまい雑音の原因になります。爪切りで切ったばかりの指で演奏する場合は、出来るだけ爪ヤスリで爪を丸くしてから演奏をしたほうがいいです。そうすると弦を痛めずにすむからです。1週間に2度くらいは切っているでしょうか。今となっては、少しでも爪が長いと気になってしまうようになりました。手の腹もギターのマメのように、固くなっています。これは体質にもよりますが、私は指紋が多少変形しています。そんなわけでネイルアートとは無縁です。私のお友達にとても素敵なネイリストさんがいて、いつかネイルをしてもらいたいなぁと思うのですが、何しろ爪を伸ばせないので、いつもうらやましく見ているだけです。お友達のネイリストのToshikoさんのブログです。ぜひご覧下さい★→NAIL LOUNGE今度、ハーピストに会ったら、手の指を見てみてくださいね!ブログランキングに、ワンクリックお願いします!
2005.04.15
東京地方は今日は晴れていましたが、肌寒い気候でした。4月になっても寒いなんて、異常気象ですね。今日は高級焼肉屋、叙々苑での演奏でした。いつもと同じパワーで弾いているのに、音量がでないなぁと思っていたら、椅子が低かったのが原因だと気が付きました!椅子が低いということにより、手を置く弦の場所がいつもより3cmくらいは下がっていたのです。そのせいで音が固く、響かなくなっていたんですねぇ。( ' - ' )/グランドハープは長い弦から短い弦まで全部で47本ありますが、どの弦も、弦のちょうど真ん中辺りで弾くと1番良い音がします。それは、弦をはじいた時の波動の関係でしょうね。ですから低音部の1mくらいある弦も、実際弾いている場所は、真ん中部分の一部分に過ぎないのです。なんかもったいない気分ですね。弦に手を置くポジションは、椅子の高さや姿勢によって、下がってしまうケースが多いです。それは客観的に見ることが難しいので気がつきにくいのです。私が教えている生徒さんもハープは立派なものを持っていても、椅子は家にある、適当な物を使用している方が多いです。その場合は大抵椅子が低すぎるので、クッションや座布団を敷いて、座る位置を高くしてもらいます。できたらピアノ椅子のように、高さの調整できる椅子がベストだと思います。画像は我が家のアイリッシュハープとピアノ椅子です。( ' - ' )/ ↓ブログランキングに、ワンクリックお願いします!
2005.04.14
さて今日はサウルハープのお話。サウルハープってご存じですか?重さが3.5kgから4kgと軽量の小型ハープで、座って膝の上に置いて演奏をするものです。弦は25本、高さ75cmあります。私の生徒さんがサウルハープの購入を希望していて、在庫する楽器はどんな音がするのか試演のため、青山ハープ東京営業所へ行って来ました。楽器はそれぞれ特長があるので買う際には、試し弾きをすると良いと思います。在庫は1台だけあるとのことで今日行ったら、4台もあってビックリしました。ハープを買うには、いつも沢山商品があるわけではありません。タイミングも大事なんですね。お目当ての茶色のハープが2台のほか、試作品の赤ワインレッドのボディのハープ←これステキ!彫刻されているハープの計4台です。音色は小さい楽器ですが美しく、ひとつひとつの音が軽やかで丸い音がしました。弾いているうちに、私も欲しくなりましたよー、ほんと!グランドハープは運搬が大変ですが、サウルハープなら、私だと片手で持てる重さですからね、気軽に持ち運びができていいなぁ★と思いました。ワインレッドのハープは光沢があり綺麗だったので、私が買うとしたらそれですね。ですが、生徒さんは茶色のハープを希望しています。なぜなら茶色のほうが0.5kg軽いからです。生徒さんは私より小柄な方なので、負担がかからぬよう、軽い楽器を探しているのです。ハープを選ぶポイントは、楽器によって弦の間隔や張りが違うので自分の手にあったものを選ぶことと、雑音がしないかを確かめることだと思います。これは、外見から見えない部分に不備がある場合は、雑音となって音に表れますからね。ブログランキングに、ワンクリックお願いします!このサウルハープは誰が手にするのでしょうか。↓
2005.04.06
ハープの弾き方について、お伝えします。ハープは、小指は使わずに、4本の指、合計8本で演奏します。親指から1番人差し指2番中指3番薬指4番と言います。指のはらで弾きますので、爪は短く切っておくと良いでしょう。まず最初は、2番の人差し指から練習に入ります。続いて、1番、3番、4番という順番です。ハープが初じめての方でも、簡単に弾けるよう、編曲をしてみた動画です。弾いていると、指の内側は少しかたくなります。ハープは指ではじけば、音がでる楽器です。それぞれの指の力加減を気をつけて、綺麗になめらかに弾く、というのが、ハープの難しいところでもあるかなと思います。ご参考になさってください!♬ハープのオンラインレッスンを開始しました♬インターネットでハープを学べるレッスンを始めました!https://www.seikoharp.com/about1-c17ew
2005.03.22
Q: ハープを演奏するときの靴って何か特別なものなのですか?見た目は普通の靴みたいでしたが。。。A: ハープ専用の靴というのは、特にありません。ただし、演奏時にペダルを使用するため、ハープの靴は、以下の点に注意して選ぶようにしています。1. 滑りにくい靴であることハープを演奏する際、右足のひざでハープを少し支えながら演奏しています。ですから、急に滑ったりしないように、滑りにくい靴を選んでいます。2. 靴底の音がしないものハープはペダルを踏む時に、足を頻繁に動かします。ホールなどは特に靴の音が響きやすいです。演奏時、足を動かすたび、靴底のキュッキュッという音がしては聞き苦しいので、そういう音が鳴らないような靴を選んでいます。3. ヒールの高さがペダルが踏みやすい靴であることヒールが高すぎるものはペダルが踏みにくく、ハープを支えにくいので避けています。また、ふんばりがきかないです。ちなみに私の靴のヒールの高さは6.5cmでした。4. 先がとがっていないもの先がとがった靴はペダルを踏む際、ハープに当たってしまってハープが傷がつく恐れがあります。ですから、先端がとがった靴は選ばないようにしています。5. ドレスに合う靴であること演奏者は、大抵、色々な色のドレスを持っています。しかし、靴はそんなに買い替えるものではありません。ですから、どんなドレスにもでも合うような靴を選びます。色はシルバーが1番人気で、黒、ゴールドも人気です。以上の点を気をつけて、靴選びは慎重にやっています。挙げてみたら沢山の条件がありました。実は、これら全ての条件を満たしている靴があります!それは、、、『社交ダンス用の靴』です!!ダンスに使われる専用靴なので、滑りにくいのはもちろん、足のフィット感、形や色も豊富で、愛用しているハーピストは多いです。私も社交ダンス用の靴を愛用しています♪以上、靴に関する回答でした。_____________________________ 皆様もハープにまつわる素朴な疑問、質問ありましたら、私が答えられる範囲でよければ、お答えします。お気軽にどうぞ!怪人さん、良いご質問をありがとうございました。ブログランキングに、ワンクリックお願いします!
2005.03.15
今日はハープの運び方のお話をしたいと思います。ハープは、演奏する会場にハープがある場合は、そちらを使用しますが、たいていの演奏会場では、ハープは置いてないので、演奏家が業者に頼むか、自分で運ぶかして、車で持ち込みます。ハープは、高さが約180cm、重さ40-50kgある楽器なので、女性1人で運ぶのは、すごく大変です。自分で車を運転できるハーピストは、自身の楽器を運んで持ち込む方もいらっしゃいます。ですが、私は車の免許も持ってないし、自分の楽器を運ぶとなると、楽器が傷がつかないか心配したり、重い楽器を運んで、手が疲れてしまっても困るし、演奏前に気力と体力を消耗しないため、ハープの運搬は業者の方に頼んでいます。運搬屋さんは、楽器にハープ専用のソフトケースをかけて、車にハープを頑丈に固定して移動します。ワンボックスカーで最大4台は入る工夫をしているようです。運搬される方は、男の人で力持ちなので、1人でホイっと持ち上げて、階段を上がったり下がったり、歩いたりできます。そして、会場にハープと椅子と、弦が切れたときの予備弦と、譜面台を置いて、演奏が終わるまで待機しているか、他の仕事へ行ったりしています。弦は、常に張りっぱなしです。ギターのように弦をゆるめたりすることはありません。移動や気候で、音程がよくかわるので、演奏前には必ずハーピストがチューニングをします。ですから、他の楽器とは大きく違う点は、ハープは、どこかで演奏することが決まったら、まず最初に、楽器の運搬方法を考える必要があることです。私の場合は、運搬屋さんとコンタクトをとり、日程が空いているかどうか、また、予算がちゃんと合うかどうか、お話する必要があります。会場に行って楽器がなかったら、もう大変なことですから、私がいても意味がないことですから、とりあえず、会場に行って、ハープの姿が見えただけで、いつもホッとひと安心します。このようにして、私達は演奏をしています。以前の日記で紹介しましたが、こちらのサイトでは、ハープの運搬がわかりやすく、おもしろく描かれているので、見てみてください★→Flash Animationそれでは、また運び方で気づいたら補足します。ブログランキングに、ワンクリックお願いします!時には野外に運ぶときも。。。↓
2005.03.10
早いもので3月になりました、皆様いかがお過ごしですか。私は、普段演奏している曲が、自分が弾いていて少し飽きて来たので、新曲に取り組んでいて、20曲くらい増やす予定です。ハープの楽譜は、ピアノの楽譜と大体、同じなのですが、ハープは下の方に、ペダルが7つ(左から、D,C,H E,F,G,A)あって、シャープやフラットの臨時記号ある度に、そのペダルを踏む必要があるので、それを楽譜に書き込まなければいけません。曲の途中で、ペダルの雑音が鳴らないように、うまい具合に踏むタイミングを考えるのが、新曲を仕上げるのに、大切な作業のひとつです。明日、2日は全日空ホテルで演奏なので、新曲を何曲かお披露目できるかな、と思います。
2005.03.01
今まで、使っていた日記のページです。http://diary5.cgiboy.com/2/hip_harp/index.cgi?y=2005&m=1
2005.02.24
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