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今年も地元のお寺の雲昌寺で開かれていた菊花展に先日行ってきました。
雲昌寺は建保年間(1213年~1219年頃)に道済(北条義時)により開基。
もとは瑞龍寺と称して現在の今田地区にあった。
慶長元年(1596年)に水害で堂宇が流失したことから第4代の宗順によりこの地に移り、
現山号の「光輝山 雲昌寺」に改めている。
菊花展の開催期間は10月30日(日)~11月8日(火)までの10日間。
境内の仮設展示場の下に苦心の豪華な菊がズラッと展示されていました。
今年も自慢の厚物、管物の黄、白、紫の大菊が。
1年間気の抜けない栽培育成に脱帽。
3本仕立ての厚物、管物。
厚物コーナー。
黄色の花にも濃淡が。
管物コーナー。
養蜂場のある私の農園の隣で農園をやられている農友の作品です。
造園土木賞を受賞されていました
花弁の黄色の濃厚さとボリュームが見事。
文字通り花弁が細長い管状になっています。
見事な7本仕立て。
厚物の7本仕立て。
数百枚の花弁が中心の一点に向けて、重なり合い鱗状に整然と組み上がり
半球状に咲いているのです。
これぞ純白。
特に一番外側の花弁が長く突き出るものを厚物と区別して「厚走り」と
呼んでいるとのこと。
高貴な紫。
先端のクルクルが可愛らしいのです。
そして本堂前には小菊の花が。
3mにも及ぶ幅の懸崖作り。
綺麗な秋の風情がある色。そして鐘楼には朝の陽光が。
菊花展を楽しんだ後は境内の六地蔵に挨拶。
庚申塔、二十三夜塔そして手前にお顔のない仏像が並んでいた。
庚申は、十干の庚(かのえ)と十二支の申(さる)の組み合わせで暦の上では60日に
一度回ってくる庚申の日に、その夜を眠らずに過ごして健康長寿を願う信仰。
この信仰は平安時代には宮中などにおいて宮廷貴族の間で庚申の御遊びがあり、
鎌倉時代には武家たちも守庚申を行って来たと。
青面金剛像塔は、主尊の青面金剛以外に、背面には日月や、台座には猿、鶏、
邪鬼、腕の数は、二臂から八臂まであり、腕が持つ 持物は、
三叉戟、棒、法輪、羂索、弓矢、剣、杖、蛇など様々の姿を。
駒形板碑 六手合掌青面金剛+三猿 年不詳。
三猿は三匹の猿が、それぞれ目、耳、口を両手でふさいでいる彫刻。
いわゆる「見ざる聞かざる言わざる」。
孔子は論語の中で孔子は「礼節にそむくことに注目してはいけない。
礼節にそむくことに耳を傾けてはいけない。礼節にそむくことを言ってはいけない。」と、
三つの戒めを言っているのです。
駒形板碑 六手剣人青面金剛+三猿 年不詳。
笠付角柱塔 六手合掌青面金剛+三猿 年不詳。
そして我が家の玄関にも農友が貸してくれた二鉢が。
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