働くお母さんが思うこと。北国の街より。

働くお母さんが思うこと。北国の街より。

May 8, 2010
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これを書いている今も、まだ少し動揺している。

一昨日の深夜、我が家のすぐ目と鼻の先のお宅が火事になった。

23:30過ぎ、たまたま仕事が休みで家にいた私は、PCで家計簿をつけようとしていました。
そのとき、なにやら外が騒がしくて、珍しく早く帰宅していたダンナに
「なんかうるさいよね、酔っ払いかなあ?」と言って、ダンナも
「ん~・・・。そうかもね」と言い、PCでゲームなどしていました。

少し気になったので、何を騒いでいるのかよく聞いてみたら、
「火事でーーす!!火事でーーす!!」

なに?!?!何て言った今
慌ててカーテンを開けた。


まさに、目の前の家が燃えて炎と煙が、窓から見えている。
「ちょっと!!ゲームなんかやってる場合じゃないって!!火事!!燃えてる!!」ダンナに言って、それから眠っている3人の子ども達を叩き起こした。

長女ときたら、火事のお宅の、火元と思われるの部屋の真正面の部屋なのに、全く気付かず高いびきだ。
ムチャクチャ叩きまくって起こした。
「何でもいいから服を着なさい!逃げるよ!」
「ええ~?なんで」
「火事だからだ!このバカタレ!こんなに騒々しいのが聞こえないのか!!」

二女はどうにか起きてパジャマの上にジャンバーを着て玄関まで行った。
長男は、全く起きない。靴下を履かせて、ジャンバーを着せて、玄関まで抱えて行った。
「靴履きなさい!早く行くよ!」と言ってふと長男を見ると、立ったまま寝てる(ToT)
長男と靴をフットボールのように小脇に抱えて外に出ると、消防隊員と放水ホースが大量にあった。今まさに放水しようかという場面だった。

「じゃあ、あっちの道路の方に避難してください」
言われたとおり、長男を小脇に抱えて避難した。

深夜12:00、外は雨と強風。
ダンナが車を避難させていたので、家族5人、車の中で消火活動が終わるのを待ちました。
玄関から出てすぐ、火元の部屋にいたと思われる娘さんが担架で救急車に乗せられるのをみてしまいました。


その子は、私たちがここに引っ越してきたばかりの6年前、まだ長女が小学校1年生だったときに、転校してきたばかりで通学路がわからなくて泣いていた長女を、一緒に小学校まで連れて行ってくれた優しいお姉さんでした。

ただ呆然として、言葉もありませんでした。

鎮火を待つ間も、こんな深夜で雨や風もひどいのに、野次馬は減る気配もなく、TVや新聞の取材まできていました。
それほどひどい火災でした。

深夜1:00近く、消防の人から、人だけ家に入ってもいいですが、車はまだだめですと言われました。
消火活動は一段落したということです。

ダンナは車をご近所のお宅の前に停めさせてもらい、やっと子ども達と家にもどりました。

でも家の前には消防署の車とパトカーが待機していて、照明も煌々と点いていてまだ作業は続いています。

こんなに目と鼻の先での火事だったのに、我が家は奇跡的に無事でした。
それでも火災の臭いは我が家の中まで充満していて、どこもかしこも焦げ臭い。

なんとか子ども達を寝かしつけた。
長男は避難していた車中でも爆睡。
二女なんて、「おかあさん、セブンイ●ブンでジュース買って来ようよ!」だって!
状況わかってない!
空気読め!ジュースなんて買いに行けないし飲んでる場合でもないから!

3時間ぐらいしか眠れなかった・・・。
翌朝、この火災はTVのニュース(ローカル)で各局で流れました。
新聞の朝刊にもかなり詳しく載りました。

詳細を知るに連れ、怖くてひざがガクガクいいそうでした。
家の周りには、まだ黄色いテープが貼られていて、幼稚園バス停まで行く時もゴミ出しも、テープをくぐって行かなくてはいけません。
一夜明けても焦げ臭さはそのまま。

午前中、警察と消防が、現場検証に来ていました。
我が家の前に車を停めさせてくれと、警察の人が頼みに来ました。
火事になったお宅のHさんも立ち会っていました。

お昼近くに、現場検証もだいたい終わったようなので、Hさんの奥さんと、家の前に散乱している燃えカスを片付けました。
奥さんはまだかなり動揺していました。
少しずつ、火事の状況などを話してくれました。

最初に、様子がおかしい事に気付いたのは奥さんで、娘さんの部屋のドアを開けた瞬間、熱風と炎に襲われたそうです。顔を火傷していました。
慌てて消火器を取りに行こうとしたら、火事のせいで電気が落ちてしまい、真っ暗でわからなくなってしまったそうです。
急いでご主人を起こし、ご主人が、炎の中、娘さんを助け出しに行ったそうです。
ご主人も娘さんも、気管まで焼けてしまい、二人とも病院で喉に管を通されている状態でかなり深刻な状況らしく、ご主人の方は60%の火傷だと、病院で言われたそうです。
家族ぐるみで親しくお付き合いさせて頂いていたお宅で、ご主人は明るくて親切で良い方だったので、どうしてこんなことになってしまったのか、
本当にショックで、奥さんに、どう励ましの言葉を掛けていいのかもわかりませんでした。
奥さんが、「私が消火器なんか取りに行かないで、娘を助け出していたら、主人はこんなことにならなかったのかなあ・・・」といったので、
「そんなことないよ。後になってから色々考えてしまうけど、その時は、その状況でできることを全部やったんだから。あの火事の中で、よく助け出したし、本当によく助かったよ」と言うのが精一杯でした。

ご主人と娘さんは別々の病院に搬送されたとのことで、二つの病院がちょっと距離的に離れているので病院通いも大変そうです。

私もまだショックだし、動揺しています。
こんなにすぐ近くで、こんなによく知っているご家族がこんなことになるなんて・・・。
火事の恐ろしさを、改めて思い知らされました。

あの日、もし私が仕事休みじゃなかったら・・・ダンナがいつも通り遅い時間の帰宅だったら・・・子ども達は逃げ遅れていたかもしれないと思うと、本当に膝が震える。

Hさんのご主人と娘さん、助かりますように・・・。





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Last updated  May 9, 2010 12:41:29 AM
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