<「あなたのサイトは・・・」
グーグル社員と名乗る男のその僅かな言葉は私を恐怖させるのに十分であった。
\(◎o◎)/!
えええっ!
・・と、私は心の中で驚いていた。
多分、関西人同士だったら・・・こんなツッコミが入るのだろう。
「アホ! まだ何も言ってないやろ!」
しかし、ここは首都圏・しかも千葉のど田舎・・そんなボケとツッコミは期待できない。だから声には出せなかった。
・・・ この話題は、大きくズレていきそうなので話しを戻そう。
グーグル社員と名乗る男の言葉は続く。
「メールは、このinfo---に送らせて頂けば宜しいでしょうか?」
私は、何気なしに答える。
「あれ、そのメールは今使っていないんですよ。」
グーグル社員と名乗る男:「・・・・・」
・・し、しまった。
アドワーズの広告出しているのに、メールアドレスが実は使われていないなんて・・・本当の事言ってしまった。
「ヤ、ヤバイ」
余計な一言を言ってしまった。
グーグルの社員と名乗る男も黙ってしまった。
\(◎o◎)/!
ど、どうしよう。
私の頭の混乱は、遂に限界を超えてしまいそうだった。
「もう、駄目だ」
そう思わざるを得ない。僕の頭の中では音楽が流れていた。
♪
もう・・
終わりだねーー
君が小さく見えるーー
♪
歌手は思いだせない。かぐや姫だったかオフコースだったか。多分、吉幾三でない事だけは確かだ。
この歌の一番が頭の中で終るころ、グーグルーの社員と名乗る男はこういった。
「そうですか。困りましたね」
私はその声を聞きながら、頭の中でその歌の2番を歌っていた。
♪
私は泣かないからーー
このままーーー
ひとりにしてーーーぇええええええ!
♪
絶叫したい気分であった。
余計な一言で窮地に陥ってしまった。
もう駄目だ。
なんで俺は、連絡も出来ないメールアドレスを使っていたんだ。
石田塾でも、そんな事やったら駄目駄目よーー。
・・・って書いてあったじゃないか。
あれ?
そうだよな。
なんでそんな広告出していたんだ?
(・_・;)
あっ、そうだ。
途中でメールアドレス変更したんだ。
しかも、その指摘されているページはもうPPC出していないじゃないか。
それにきづいた僕は、言い訳をしようと思った。
でも、言い訳は結局出来なかった。
グーグルの社員と名乗る男は、意外な事を言い出したのだ。
「ヤフーさん等で・・・」
・・・ 次回、最終回でございます。
この話しは、先日私の自宅に実際にあったグーグルー社員と名乗る男からの電話をもとに書かせて頂いております。
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