■■ SF DVD映画レビューの部屋 ■■
ここは私が最近見た、DVD映画のレビュー部屋です。ジャンルは私の特に好きなSFがメインで、埋もれた名品を探すことをテーマにしています。 (有名どころは、皆さん良くご存じだと思うので、埋もれた良い一品を探していこうと思います。)
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DVDランキングはこちらに作りました。 オネストウエイの偏見SF・DVDレビュー
(ここで紹介していない作品も有ります。一度ご覧ください。)
■DVD 未来世紀ブラジル ちょっと屈折風SF?
1985年作で有名なタイトルなので以前見たような記憶でいたのだが、見始めて見ていなかったことが分かった。
さらに後述の説明文にもあるようにカルト色(?)が強くてゴールデンタイム向きではないことが分かる。映像的には、1985年作なのに1960年代的なわざと古くさい作風になっている。ちょうどフラッシュゴードンのようにレトロ調になっている。
ストーリはと言うと、夢想家の主人公が夢の中で出会った女性と街の中で出会ったことから人生を踏み外し反社会的な行為を重ねていってしまうというもの、最後は逃避行でブレードランナー風になりそうな。。。。
未来世紀ブラジル スペシャル・エディション
3,400 円 ヤマギワソフト
◆DVDソフト◆
【発売日】2003年11月21日発売【発売/販売元】ジェネオン・エンタテインメント発売/販売
【原題】BRAZIL SPECIAL EDITION テリー・ギリアムの最高傑作!そして「ブレードランナー」と並び称されるカルトSFの金字塔が143分のディレクターズカット・ニューマスター仕様&貴重なメイキング収録の2枚組スペシャル・エディションで待望の初DVD化!
【Comment】20世紀のどこかの国、情報省記録局の小役人サムは、市民誤認逮捕の処理を担当したことから管理社会に対する反政府テロリストの戦いに巻き込まれ、ついには犯罪者として洗脳されてしまう。
【監督】テリー・ギリアム
【出演】ジョナサン・プライス、キム・グレイスト、ロバート・デ・ニーロ、イアン・ホルム
◆ディスク仕様◆
【収録映像】カラー124分
【収録音声】英語ステレオ
【字幕スーパー】日本語/英語
【オリジナル画面サイズ】=16:9LBビスタ/片面2層×2
ジュブナイルと同じ山崎貴監督によるリターナーの紹介です。
ジュブナイルの予告編にも入っていたのでずっと気になっていたのですが、やっと見ることが出来ました。この監督の作品は、スッキリした感覚のSF映画を作ってくれると言う感じです。やっぱり外国製のSF映画を見るときの距離感が圧倒的に身近に感じられるところがよいですね。それでいて泥臭くなく、スケール感の大きい映像を見せてくれます。
宇宙船と宇宙人の描写やタイムトラベラーの描写も良く描けていて、120分という、そこそこボリュームの有る作品ですが、金城、鈴木、樹木希林、岸谷の好演技も含め、十分に楽しむことが出来ました。 ということで今後の作品も楽しみな監督の一人になっています。
リターナー スタンダード・エディション3,840 円 い?でじ!!シネマ
リターナー スタンダード・エディション
■発売日: 2003/3/7
■監督: 山崎貴
■出演:金城武 鈴木杏 樹木希林 岡元夕紀子 岸谷五朗
■カラー: カラー
■組枚数: ×1
■画面サイズ: ビスタ
■リージョン: リージョン2
■収録時間: 116分
■商品番号: ASBY-2321
■販売元: アミューズソフト
<映像特典>
山崎監督・堀部プロデューサーによる音声コメンタリ-収録劇場特報・予告収録
スタッフ・キャストプロフィール
?リターナー スタンダード・エディション?依頼者からの情報を基に闇取引の現場に潜入し、ブラック・マネーを奪還、その金を依頼者に送り戻す"リターナー"のミヤモト。孤児だった彼は、少年時代に親友を殺されるという過去を持ち、リターナーをしながらその仇を捜し続けていた。ある日、いつものように闇取引の現場に潜入した彼は、そこで親友を殺した男・溝口を発見。怒りに駆られて溝口に襲い掛かったミヤモトだったが、あと一息のところで溝口を取り逃がしてしまう。そしてなぜかその現場に居合わせた不思議な少女・ミリから、"重大な仕事"を手伝って欲しいと頼まれるのだが…。
国際派俳優・金城武主演の本格SFアクション大作。「ジュブナイル」で注目を集めた山崎貴がメガホンを取り、最新VFXとワイヤーアクション満載の超一級エンターテインメント作品に仕上げている。
共演はハリウッド映画出演経験を持つ鈴木杏、個性派・樹木希林、悪役初挑戦の岸谷五朗など多彩な顔触れ。
レニー・クラヴィッツが主題歌「DIG IN」を提供したことでも話題を呼んだ。
■DVD:(SFスリラー)ピッチブラック(リディックの第一作です)
近日公開のリディックの第一作目の作品です。この作品製作時にリディックの続編が計画されていたのかどうかよく分かりませんが、割とアンチヒーロー路線として意識していたのかもと伺えます。
本編は、SFスリラー仕立てで、詳細は、後述の説明文を見て頂きたいのですが、スリラー部分は良く組み立ててありスリル満点の出来です。その中でリディックの存在感が単なるスリラーものの域を超えて描いてあります。
続編のリディックも楽しみなのですが、背景を掴むには、見ておいて損のない作品ですね。 おまけの映像も本編のその後を補完する内容のものが収録されていますが、リディックの存在感を更に際だたせる十分見応えのある内容となっています。
ピッチ・ブラック<dts版>【DZ-6】 =>20%OFF!《発売日:01/05/21》
紹介文
ピッチ・ブラック<dts版>
人類が宇宙を旅し、様々な惑星に住むようになった時代のことである。ある定期旅客宇宙船が事故で未知の惑星に不時着する。そこは3つの太陽に囲まれ、22年に1度の日蝕の時にしか夜の来ない"光の惑星"だった。旅客宇宙船内の生存者はわずか9名。
殺人犯・リディックと彼を護送中の刑事・ジョンズ、副操縦士のフライ、地質学者のジーク夫婦など人種も立場もバラバラの一行は、脱出するために周辺を調べ、そこにかつて人間が住んでいたことを知る。その星には暗闇でしか活動できない恐ろしい生命体が存在しており、住人達は彼らに襲われて全滅したらしいのだ。折りしも、22年に1度の夜が間近に迫っていた。
真の暗闇(ピッチブラック)の中で、謎の生命体とフライ達の壮絶なサバイバル合戦が始まろうとしていた…。 暗闇の中、次々と襲い掛かってくる不気味なエイリアンたち。その恐怖に加え、生存者グループ内の複雑な人間関係がスリリングな展開を盛り上げている。
メイキング映像、プロフィール等の映像特典も収録している。
発売日:01/05/21
発売元:松竹ホームビデオ
販売元:松竹
監督(製作スタッフ):デヴィッド・トゥーヒー
出演者:ヴィン・ディーゼル、ラダ・ミッチェル、コール・ハウザー、キース・デイヴィッド
特典:■映像特典:メイキング映像/プロフィール(合計51分)
スペック:108分 カラー
日本語字幕 16:9/4:3(LB) 英語:dts(5.1chサラウンド)/英語:DD(5.1chサラウンド)/日本語:DD(ステレオ)
■さらにアニメ版も出ています。
リディック アニメーテッド
■監督 ピーター・チョン
■出演 ヴィン・ディーゼル
■ジャンル アニメ(ジャンルなし)
■発売日 20040730
■色彩 カラー
■時間 30分
■字幕 マルチ字幕(日本語/英語)
■音声 英語:DD(5.1chサラウンド)/日本語:DD(ステレオ)
■画面サイズ 4:3(LB)
■発売元 ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
■販売元 ハピネット
■ストーリー他
スペース・アドベンチャー「リディック」の世界を忠実にアニメーション化した、「リディック」本編のサイドストーリーとも言えるSFアクション。
前作「ピッチブラック」の結末から、ヴィン・ディーゼル主演による「リディック」までの2作を、スリリングな脱出劇で繋いでいる。
監督は「アニマトリックス」の最終エピソード「マトリキュレーテッド」を手がけたピーター・チョンが担当し、斬新な映像世界で「リディック」ワールドの新たな一面を活写している。
映像特典として、クリエーターたちのインタビューを集めた製作秘話などが収録されている。
はるか未来、銀河系はロード・マーシャルによる恐怖と圧政におびやかされていた。そんななか、超絶的な頭脳と体力、暗視能力を持ったリディックという男が現れる。捕らえられ、砂漠の惑星に追いやられてしまったリディックは、ジャックやイマムたちとともに脱出をはかるのだが…。
■アメコミの世界が堪能できる一品、スパイダーマン(DVD)
アニメ編も見ていた記憶があるが、良く覚えていなかったりする。 ヒーローは、どこにでもいる普通の少年と言う感じが良かった。
特撮が大変だったと言うことを別の所で聞いていたが、見ていて違和感なくスパイダーマンを表現しているところが、そのすごさなのかもしれない。 逆に最近の特撮もの映画の特撮の出来の良さに、慣れきっているのかもしれない。
今風のヒーローのかっこよさと、その苦悩も良く表現できていると感じた。そしてコミックの世界そのものの悪役グリーンゴブリンとの戦いに、コミックやアニメを見るような、楽しみ方を味わった。 まさしく、アメリカンコミックヒーローの世界を堪能できる一品です。
スパイダーマン 誕生の秘密?スタン・リーの世界?<DVD大バーゲン>
DVD:ファインディング・ニモ
娘に買ってあげた「ファインディング・ニモ」、私は、まだ見れていないけど、娘とママは、私が出掛けているあいだに見ていた。ママの感想は、「結構楽しめたよ」との感想。 今日帰宅したら、娘の方は今日も続けて見ていた。今日で四回目の鑑賞らしい。これくらい見てくれると買った方としても嬉しいし、十分にもとが取れるというものである。
チョット画面を見るとその画像処理のすばらしさに思わず見とれてしまう出来である。まさしくフルCGIの波打つ水面処理や鏡面処理の光の反射や、キャラクターの動きなど計算され尽くしているようである。当然ストーリの良さが有ってこそ子供を引きつけているようである。 残念ながら私は今日も見る時間を取れないが、子供の反応をみてもオススメの一作と言えそうである。
2,220 円 ファインディング・ニモ DVD (2004/6/18発売)
■DVD:(SFアニメ)トレジャー・プラネット
娘と一緒に見れて自分も楽しめるかなと思い購入してみた。
題材は、名作宝島を用いているので、私は原作からのアレンジを感じながら見ていた。ディズニーの作だけあってやはりまとめ方は、さすがの出来映えですね。スピード感やストーリの流れも良く、SF的見せ方も良くできています。
ただ、むすめと一緒に見ましたが、ちょっと高学年向けで、お子さんも多少原作に触れていた方が楽しめるかもしれません。
背表紙から
「惑星モントレッサで、宿屋を営む母親と二人暮らしをしている15歳のジムは、いつもトラブルを巻き起こしては母親を困らせていた。そんなある日、ジムは家の近くに不時着した宇宙船に乗っていた男から、謎の言葉と金色の金属球を託される。男が残していったのは、莫大な財宝が眠るとされる伝説の惑星"トレジャー・プラネット"の地図だった。財宝を手に入れて母親を喜ばせようと思い立ったジムは、宇宙船レガシー号に乗って、広大な宇宙へと旅立つ。レガシー号には身体の半分がサイボーグになっている料理長ジョン・シルバーがいて、ジムを荒くれ者たちから守り、宇宙で生き抜く術を教えてくれるのだが…。」
スティーブンソンの不朽の名作「宝島」を原作に、「アラジン」「リトル・マーメイド」の監督コンビが製作に4年半もの歳月を費やした、胸躍るSF冒険ファンタジー。
伝説の財宝を求めて宇宙を旅する少年の、波乱の日々と成長を描いている。映像特典として、メイキングや未公開シーンなどが収録されている。
■DVD:(SF)メン・イン・ブラック2
MIBの第二作目である。
ともするに二作目では質が落ちやすいところだが、第二作目でも高いクオリティを維持してくれている。舞台設計、エイリアン、小道具や、キビキビしたストーリ展開等々も見ていて飽きさせない作りになっている。
お勧めの一本ですね。
4,200 円 メン・イン・ブラック2 SUPERBIT(TM)
背表紙より、
「5年前、相棒のKと共に地球の危機を救ったJは、今やMIBのエリート捜査官として平穏に日常を業務をこなしていた。しかし、そんな彼の前に新たな敵が出現!? 地球上ではランジェリーのモデルとして活躍している超セクシーエイリアンのサーリーナが、何とMIB本部全体を人質にしてしまったのだ!一人助かったJ が頼れるのは今や引退している元相棒のKのみ。ところが当のKは平和な市民生活にどっぷり。」
■DVD:(SF)タイタンA.E.
実写版だと思い見てみたらアニメーション。。では、無く3D‐CGIだったのでちょっとガッカリしながらも見続けていたら結構透明感のあるCGIに仕上がっており、ちょっと感心して見てしまいました。
まあ最近のSFは、実写以外は全てと言っていいほどCGIにて作成されているわけで、本物っぽく見せるために実写の人物を重ね合わせている訳ですけどね。
でも、私としては、実写版の時の、CGIで出来ないセット作りの部分のアイテム等のちょっとしたこだわりなんかの出来も評価の対象にしていたりするわけです。 ストーリ性や役者の良さを云々するのであれば、別にSFにこだわる必要はなく、SF作品のこだわりの部分は、技術や創造性へのこだわり、まだ見ぬものへのワクワク感だったりするわけです。
1,600 円 タイタンA.E. 特別編 ≪期間限定出荷≫
背表紙より「【原題】Titan A.E. 世界を驚愕させた最先端3D-CGI。エイリアン・ドレッジのデザインはド肝を抜くスケルトン仕様の3D。体内を巡るエネルギー表現など斬新なアイデアも満載。
西暦3028年。地球は破壊され、人類は故郷を失った。それから15年、宇宙孤児のケールは地球再生の鍵を握る伝説の宇宙船「タイタン号」の存在を知る。それは、亡き父が息子に託した、人類最後の希望だった…。」
■DVD:(古典SF)宇宙戦争
今日も(私の中では)超有名な古典SFのレビューをします。1952年・アメリカの作品です。
背表紙から「H・G・ウェルズの同名小説の映画化で、火星人の侵略を描いたSF映画の古典。1953年、火星が地球に大接近した。直後、カリフォルニアの山中に謎めいた隕石か落下。そこから地球人以上の科学力をもった火星人が現われ、侵略を開始する。」
映画化される前、この原作がラジオドラマで放送されたが、宇宙人襲来の放送の様子が、あまりにもリアルだったためラジオを聞いていた人たちがパニックになって大騒ぎになったことがあるそうである。この放送がきっかけで、番組の冒頭でフィクションであることをしっかり伝えることが義務化されたと言うことらしい。 本作品であるが、当時としては、宇宙船のデザインや宇宙人のデザインなどが良く考えられている。この作品も、当初見たときは、アダムスキー型UFOよりも洗練された形に見入っていた覚えがある。 ラストのウィルスのオチなどは、インデペンデンス・ディの宇宙人の攻略方法を見たときに、ついこの作品を思い出してしまった。いろいろ当時としては先進的な作品だったと思っている。
宇宙戦争 (期間限定生産)2,250 円 宇宙戦争 (期間限定生産)
■DVD:(SF)スーパノヴァ
宇宙空間での遭難信号により、救助した人間は、異星人の未知の装置に触れることにより、その装置からのあふれるエネルギーにより強靱化し凶暴化していった。いったい何のための装置か。。。 宇宙空間、宇宙船や謎の物体の描写は良くできている。ラストで謎の物体の正体が分かる場面はショッキングである。付録の未公開シーンもかなり強烈である。
販売価格 3980円 スーパーノヴァ (DVD)
■DVD:(SF)スフィア
名優ダスティ・ホフマン主演の海洋スリラーSFです。海底で発見された、宇宙船の中にあった巨大なスフィアとの遭遇とそれにより引き起こされる恐怖を描いている。SFの描写的な見所としては、初めて宇宙船内に踏み込み、そこの記録を、ホログラフ映写で見る場面は圧巻である。 テーマは異形生命体とのファーストコンタクトであるが、その背景では人類の精神的完成度を問うている。 評価B+(ストーリ展開的には、A。私の評価はSFとしてのワクワク度を前提としています)
スフィア 特別版 (DVD)1,350 円 スフィア 特別版 (DVD)
■DVD:(SF)スクリーマーズ
背表紙より「西暦2078年、現実は崩壊し、そこには混沌と恐怖だけが残った・・・
「トータル・リコール」の最強コンビ、フィリップ・K・ディックとダン・オノパンが作り上げた、究極のSFサイコロジカル・サスペンス!
西暦2078年、惑星シリウス6Bでは、代替エネルギー・ベリニウム鉱石を巡り、地球連合軍と惑星開発企業新経済ブロック(NEB)との10年に及ぶ戦闘が続いていた。そして、連合軍が防御用として開発したスクリーマーズが、突然人間を襲いはじめた。 そんな時、連合軍はNEBからの伝令兵が命がけで届けようとした通信筒をきっかけに、地球本部の裏切りを知る。罠かもしれないと疑いつつ連合軍基地司令官ヘンドリクソンは和平抗しようのためNEBの基地へと向かうが、スクリーマーズは、自己修復機能を持ち生きるもの全てを破壊するようプログラムされており、急速に進化して今や人間の形までたどり着こうとしていたのだ・・・。
誰が人間で誰が人間になりすましているのか、誰が味方で誰が敵なのか? 物語は極限のパラノイア状況で展開していく。
フィリップ・K・ディックが自作解説で「私の最大のテーマが一番色濃くでた作品」とコメントした傑作「変種第二号」(別題「人間狩り」)をSFホラーのカリスマ的脚本家ダン・オノバンが物語の随まで忠実に脚色。
誰も一瞬先の物語すら予測することは出来ない!」
1996年の作品である。自己修復機能、学習機能を持ったロボットが、極度に進化して人間そっくりのアンドロイドとなり、人間の間に紛れ込み人間を襲うSFスリラー仕立てになっている。フィリップ・K・ディックの作品の映画化であり、見てくれよりは、ストリー性に見るべきものがある。
最後の最後まで結構ストーリ展開と変化があり楽しめる作品となっている。
B++と言うところかな。
価格 3,420円 スクリーマーズ (DVD)
■DVD:禁断の惑星
有名な古典SFである。
背表紙より 「西暦2200年、人類は他の惑星へ移住を開始した。折しも惑星アルテア4に接近した宇宙船が危険を告げる回電波を受信した。 警告を無視し着陸したクルーたちを迎えたのは20年前に生息を断ったモービアス博士と娘のアルタ、そしてロボットのロビーであった。博士はこの星には怪物がおり、謎の死を運んでくるという。 だが、クルーたちは博士の言葉を信じず開発にかかる。やがてクルーたちは次々に殺されていった・・・・。
ウォルトディズニープロの協力を得て作られた見事な特撮合成。 スターウォーズのR2D2にも影響を与えたロビーの活躍にも目が離せない。」
ロビーは、スターウォーズというよりも、宇宙家族ロビンソンのフライディにそっくりなんですけどね。(歳がばれますが)
さて、これも最初に見たときは、その特撮のすごさにどきどきしながら見た記憶があります。特に地下の巨大な設備の画面は圧巻です。 未来技術の見せ方のすばらしさや、モンスターの特撮もビックリします。 1956年作ですが、アメリカの技術は群を抜いていますね。 最近、第二作がでたディズニーのファンタジアの第一作が、1940年に作られていることと併せて考えるとアニメ大国日本の影の薄れて見える。
話を戻そう、そんなわけでこの映画は色々な出し物や、表現等で後生のSF映画にいっぱい影響を与えていると思う。
禁断の惑星 DVD
1,380 円 BIGオンラインSHOP
【監督】フレッド・マクラウド・ウイルコックス
【出演】ウォルター・ピジョン/アン・フランシス
98分 片面・1層ディスク COLOR MPEG2
音声:1.英語(ステレオ)
字幕:日本語字幕/英語字幕
シネマスコープサイズ NTSC
発売元:ワーナー・ホーム・ビデオ
■ DVD:ブレードランナー
「2020年、絶えず酸性雨が降り注ぐ薄暗い地球に、植民地惑星から4体のレプリカントが脱走してきた。彼らの捕獲を依頼された「ブレードランナー」デッカードが、潜入したレプリカントたちを追う。
フィリップ・K・ディックの『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』を原作に、近未来を舞台にしたSFサスペンス。その卓越した近未来描写により、多くのファンをもつカルト作品。
ルトガー・ハウアー扮するレプリカントは、主演のハリソン・フォードを喰う存在感を見せつけた。
本作は、制作から10年後にスコット自ら手を入れた「ディレクターズカット」。残酷描写がらみのバージョン違いが存在していたが、リドリー・スコット自身は「これが本当にやりたかったことだ」と語っている。」
多くのファンを持つブレードランナー。私も大好きな一本です。 技術とストーリーの良さは、見ていて観客を飽きさせない展開です。 私が特に好きなせりふは、レプリカントの最後に言う、宇宙を旅してきた回想録の部分だったりします。聞いていてうらやましくなる部分ですね。私の世代ではとうてい実現しないことが、悔しいですね。
■DVD:メトロポリス
古典中の古典SFである。
背表紙より「ドイツの奇才フリッツ・ラングがアメリカ旅行の際の衝撃をもって完成せしめた超大作。
上流階級と労働者階級に二分された未来都市が舞台。支配者の息子は労働者の癒しの元である女性マリアと出会い、重労働解放に目覚める。支配者は労働者を混乱させようとマリアそっくりのロボットを送り込み、未来都市は修羅場と化す。」
DVDが普及するようになって古典のリバイバルが出てきて一面嬉しい。ずいぶん昔に見た懐かしい古典を何度も見れるとは思わなかった。
このメトロポリスや宇宙戦争、禁断の惑星などは、わくわくしながら見ていた。 今の技術を前提とすると稚拙に見えるかもしれないが、1927年作と思うとテレビ電話があったり、ロボットの開発がクローン技術のようであったりして、なかなかに面白く見られる。
労働者が労働の時間になると死人のように行列を組んで行進しエレベータに乗り込む様は、まさに現代の満員電車を想像してしまうのは、自分だけだろうか。
■DVD:スターゲイト SG‐1
ジャンル:SF 背表紙から、「大ヒットSF巨編「スターゲイト」待望の続編!宇宙への扉を手に入れた人類と規制増殖型エイリアンとの戦いが始まる。 エジプトの古代遺跡で発掘された宇宙への扉「スターゲイト」。エイリアンとの死闘から一年が経過していた。米軍の厳重な管理下に有ったはずのゲイトが突然作動し、絶滅したはずのエイリアンが奇襲攻撃をしかけてきた。 エイリアンによる地球侵略に危機感を覚えた大統領は、ただちに特命のスターゲイト部隊を編成。その第1部隊<SG‐1>の隊長には、前回の作戦を指揮したオニール大佐が指名された。 ゲイトの向こうで、地球の存亡をかけた壮絶な戦いが、始まろうとしていた・・・・・。
あのエイリアンは絶滅していなかったのか? ゲイトが作られた目的は何なのか? 次々と明らかになる「スターゲイトの秘密」・・・。」
一作目に続く続編で、シリーズものになるようなストーリ展開になっています。
SF性とストーリ展開も一作目と同様です。あまりストーリを書くと楽しみが無くなるのでこの位にするしかないですね。
参考に第一作目のスペシャル版の紹介です。
セール映画(洋画)スターゲイト デラックス版 3,759 円
■DVD;WEBMASTER
背表紙のうたい文句は
「カンヌ映画祭で映画人の話題をさらい、その後各国の映画祭に出品され数々の賞を受賞した実力作」
近未来テクノポリス卓越した知能と想像力を備えたシステムエンジニア、JB。彼はその腕を買われ、闇の実力者ストイスが運営するコンピュータ・ドメインの管理を任されていた。現実とオンラインの心地よい二重生活。だが、そんな安息は正体不明のハッカーの出現によって、もろくも崩れ去っていく。汚職の嫌疑を晴らすべく、真犯人を暴き出し、心臓停止の時限装置を解除できるのか?刻々とタイムリミットが迫る中、罠に落ちたJBの執念の追跡は、意外な人間関係をあぶり出していくのだった。そして、JBの命をかけた犯人探しがはじまる・・・」
というストーリでした。
結論から言ってしまうと、サイバースペースの描写やコンピュータグラフックスを期待していたのですが、一寸物足りなかったですね。コンピュータ世界の描写よりも現実世界での犯人探しの方に重点が置かれていて、心臓停止のタイムリミットが有るにしては、緊張感も今ひとつの感がありました。
現実世界の描写や広がりももう超し欲しかったですね。
DVDランキングはこちらに作りました。 オネストウエイの偏見SF・DVDレビュー