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2006.02.13
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カテゴリ: 邦画
Returner リターナー スタンダード・エディション

 金城武、鈴木杏、岸谷五朗出演のSF大作。


粗筋

凄腕の殺し屋ミヤモトの元に、未来からやってきたという少女ミリが現れる。あることをしないと地球は宇宙人によって侵略されると言うのだ。ミヤモトは、ミリの戯言を最初は信じていなかったが……。

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感想

キャラの過去が「人間を描く為」に取り上げられていたり、お涙頂戴場面やご都合的なハッピーエンドが挿入されていたりなど、良くも悪くも日本的な映画。
 宇宙人による地球侵略は、「実は人間が原因だった! もし人間が正しい行動を取っていれば、侵略されることはなかった!」なんて、どこかのお子様用アニメみたいな展開。「スタートレック」を見てきた自分としては、高度な技術を誇る宇宙人が、仲間が死んだ原因を誤解して知的生命のいる惑星と全面戦争してしまう、なんて展開は馬鹿馬鹿しく思うのだが。
 ミリは二度未来から過去に戻ってきていたことが明らかにされるが、なぜ二度目に戻ってきた時にもっとちゃんと処理しなかったのか。というか、二度目に戻ってきた時なぜ更に過去に戻り、問題をより効率的に解決しなかったのか、と思ってしまう。お陰で死ななくてもいい人がバタバタ死んでいる感が(死ぬべき奴もバタバタ死んでるけど)。
 本作品の最大の問題点は、岸谷五朗が演じていた中華系マフィアに属する溝口という人物。これがメインの悪者なんだけど、どうも説得力がない。
 岸谷五朗は「迫力ある悪役とは、上映中、終始凄んでいなければならない!」と信じているのか、そう演技するよう指導されたのか分からないが、それがいけなかった。終始凄んでいる悪役、というのは結局チンピラになってしまう。「大物ぶっているけど所詮小物」という悪役に。下手すると意図せずにギャグになる(実際最後の場面ではギャグになっていた)。
 説得力ある悪役、てのは、大半の部分はノーマル(というか無害)だが、ここぞという時に近寄りがたい凄みを発するもの。ギャップが深みを出すのである。岸谷が演じていた溝口は、007映画でいうと「メインの悪役に付き添う不死身なボディガード」としては最適だが、メインの悪役としては迫力不足。こんな頭の悪そうな奴が組織を指揮できるか、と思ってしまう。
 制作者が銃器マニアであることも見て取れる。
 それなりに楽しめる作品だが、1800円も払えるかは疑問。
 ちなみに、この日は映画の日で、入場料が1000円だった。「オースチン・パワーズ」も観た。「 バイオハザード 」も観て一日で三本観る予定だったが、「 バイオハザード 」は上映時間が変わっていて、観れなかった。上映スケジュールをころころ変えるなよ……。


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Last updated  2006.02.13 18:14:40
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